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コンサル受講者にランチをおごってもらっちゃって恐縮した話


こんにちは、たまちゃんです。


昨日は東京でセミナーを受けて帰る前に、そういえば僕のコンサルを受講してくださっている、ある方とゆっくりお話をするつもりでいたのに、アポを取るのをすっかり忘れていました。



ダメ元で早朝にメールを入れておいたら、昼前になんと快諾のお返事をいただけたため、急遽おち会うことにしました。



ビジネス街だったので、割と日曜定休のお店が多く、見つけたのはイタリアンのお店。



2人でパスタとサラダのセットを食べていたのですが、食べながらメモを取る熱心さに、僕は頭が下がりました。


せっかく上京していて、オンラインではなく直接会ってお話できる少ない機会なので、何か役に立つ話でもできたらな、とは思っていました。


しかし、がっつりコンサルをしようとまでは思っていませんでした。


あまりビジネスの話ばかりしても、食事が楽しめないですから。



しかし、コンサル受講者の方の、ひとつも聞き漏らさないぞという強い意思を感じて、こちらが恐縮するくらいの勢いでした。


(ちなみにどうでもいいんですが、コンサル生って言い方が好きでないんですよね。なんか学生みたいで 笑)



僕なんか大した実力もないんだけど、こんなに真剣に聞いていただいて嬉しいなあ。偉いなあと感心しまくりです。



いろいろ話したのですが、ここに記すほどのお話はしていない、というか覚えてません。


でも、短い時間にも関わらず、たくさんのお話ができた上、喜んでいただけたので、本当にありがたい機会でした。



普段はコンサルフィーをいただく立場ですし、急遽お呼びだてした手前、ここは会計は自分がと言おうとしたら、


コンサル受講者「今日は私に払わせてください!」


僕「いやいやいや、僕が払いますよ!」


コンサル受講者「いえ、私が払います!」


と、どっちも引かないので、結局譲ってしまいました(笑)



いや~、これは申し訳なかった。


でも、喜んで払ってたみたいなので、ま、いっか(笑)



思い返すと、この方は副業でビジネスを始めようとしていて、以前、私の無料お試しコンサルを受けてくださったのですが、まさか有料版のお申し込みをいただくとは思っていませんでした。


というのも、この方はあるセッションを無料でやっていて、どちらかというと、ライフワークというかビジネスに寄ってないような内容だったので、

無料でやって、あわよくばお金がいただければ・・・くらいのスタンスだろうと勝手に思っていました。


だからといって、無料お試しコンサルの手を抜いた、というわけではありません。



割りとポンポン質問してくる方なので、丁寧に答えていたのですが、どうも回答が腑に落ちないらしく(笑)、何度も同じ質問をしてくるのです。


しかし、こちらもビジネスのセオリーとして答えないといけないので、何度も何度も同じ回答を、言葉を変えながら説明する、というのに大半の時間を費やしてしまいました(笑)


もちろん、コンサルというのは、成果報酬でなければ、「解決案の提示」でしかないので、それを受け入れる、受け入れないは、ご本人の自由です。


なので、ちょっと相手にとってはいいものではなかったんじゃないかなと、終わってから思ったのです。



しかし、後日連絡があって、

「あれだけ、厳しいことをちゃんと言ってくれるのは、たまちゃんしかいないです!もっと教えてください!」


と、まさかの逆オファーをいただいたのです。




いや、ちょっと待って。



別に厳しいことを言ったつもりは毛頭ないんだけど(笑)



聞かれたことに誠実に答えてただけなんですけど(笑)



でも、この方にとっては、自分の考えとは全く異なるコンサルとしての意見を、きちんと言ってくれる僕の姿に心を打たれたようでした。


そう言われても、正直、実感が全くなかったのですが(笑)




そういえば、この時、完全に無心でコンサルしていたなと思ったのです。


ただただ淡々と、ビジネスのセオリー的にはこういう考えですというのを、10回聞かれたら10回返していただけです。


そこに何の見返りも求めないし、自分の思うように操作したいとも思いませでした。


ましてや、有料コンサルのオファーすら、しようと思いませんでした。


多分、副業を始めるという話にはならないと思っていたからです。


(だからといって、決して手を抜いてコンサルしてたわけではないです。2回目 笑)



こういう無心になれる時って、いい具合に肩の力が抜けるというか、素直な気持ちで臨めるんですよね。


有料コンサルが存在することすら伝えてないのに、まさか向こうの方から言ってこられるとは夢にも思いませんでした。



普通、ビジネスをやるときに無料サービスを提供する場合、その後の有料サービスにつなげるという打算的な考えが少なからずあります。

(もちろん、それが悪いわけではありません。)


そういう結果論という意味では、Give&Take というより、むしろ Take & Give の方に近いのです。


見かけ上、Give&Take っぽく感じるだけで。



しかし、本当に見返りを求めない場合、思いもよらない幸運が舞い込んだりします。



これは、「Give&Take」 というより、

むしろ「Give & Get」の方が語感が近いと思います。



日本語で言うなら、利益を引っ張ってくるというより、利益がもたらされる、といった感じでしょうか。



何の打算も考えず、ただひたすら「Give」し続けるというのは難しいです。


それって、ボランティアじゃん!と言われても仕方ないです。



しかし、自分ひとりだけで考えると、このGiveしたエネルギーは単に失われた感じがしますが、2人や、2人を取り巻く環境全体で考えると、2人でやり取りした量以上のエネルギーが生まれているのです。



だから Give が先に来ていい。


というか来るべきなのです。



もちろん、自分の時間をすべて人に捧げろとは言いません。

(それは自己犠牲です。)



でも、祈るような気持ちで、ただただ相手に尽くしていれば、思わぬ展開が待っているかもしれません。


仕事関係、夫婦関係、パートナーシップ。それぞれにおいて、何をGiveできるか、考えてみてはいかがでしょうか?



それでは、また!



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