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犬鷲の未来 ~01世代の現在地~    支配下選手編

 皆さん、こんにちは!たまだー(@tama7514)です。プロ野球が開幕し、1か月が過ぎました。開幕から1か月が過ぎると、各チームの良い点や課題となる点などがだんだん出てくると思います。そんな中、イーグルスで奮闘する自分と同世代の2001年世代の5選手についてnoteで取り上げます!ぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです!



1. 黒川 史陽 内野手

(2019ドラフト2位  智弁和歌山高)

 
○昨季

 昨年、01世代で唯一1軍の舞台を経験した黒川選手プロ初打席で初打点を記録するなど、素晴らしいデビューを飾りました。なかなか出場機会には恵まれませんでしたが、10試合の出場で2安打2打点を記録しました。2軍でも.300近い打率を記録し、プロ1年目としては素晴らしいスタートとなったと思います。


○今季

 今シーズンはキャンプから1軍に帯同するも、開幕は2軍。2軍ではなかなか苦しい成績でしたが、徐々に成績を上げていき、打率を.290まで上げました(4.14までの成績)。その後、1軍に昇格し即スタメン。3試合連続でタイムリーを放つなど、しっかりと結果を残しています。茂木選手のコンディションがなかなか上がらない中でとてもありがたい存在となっていますし、サードの守備も難なくこなしている点もとても頼もしいです。


○打撃 

 打撃ですが、昨シーズンよりも打撃フォームがよりオープンスタンスとなっています。オープン戦や2軍戦の開幕直後は苦戦しているように感じましたが、徐々に適応しつつあると思います。下半身の粘りがあり、タイミングを外されても低めの変化球にしっかりと対応できているので、今のところは申し分なしです。高めの速球に対応しきれていない点はこれからの課題となってくると思います。
 次に、打撃成績です。昨季のファーム成績を見てみると、打率は見事でしたが長打率が低いのが課題点でした。今季のファームではすでに昨季を超える二塁打を放っていますし、1軍の舞台でも2本の長打を放っているので長打力不足は徐々に解消されつつあると思います。

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○守備

 黒川選手のポジションは昨シーズン、サード・セカンド中心でした。今シーズンもその2ポジションが中心となっています。オープン戦ではセカンドのポジションについたものの、守備範囲が狭く、間を抜かれる場面が多く見られました二遊間は他のポジションよりも守備負担が大きく、そのなかで打撃でも好成績を残すのは簡単なことではありません。浅村選手の後釜として期待されていますが、場合によっては本職をサードにするというのも検討するべきだとは思います。しかし、まだ高卒2年目ですのでどんどん挑戦し、将来の楽天の中心選手になってくれることを祈っています。





2. 武藤 敦貴 外野手

(ドラフト4位 都城東高)


○昨季

 昨シーズンはヘルニアの影響もあったため、2軍では3試合のみの出場となりました。教育リーグでは全試合出場しています。


○今季

 石井監督の評価も高く、キャンプ・オープン戦は1軍に帯同。正直、開幕は2軍スタートかなと思いましたが、怪我人や外国人の入国遅れなどが生じて、開幕は1軍スタートとなりました。主に代走・守備固めでの出場が中心ですが、高卒2年目で良い経験ができていると思います。4月6日の西武戦ではプロ初ヒットも打ちました。今後は1度2軍に落として、たくさん打席を与えてほしいなと思います。




○打撃

 打撃フォームはあまり癖がなく、上体の使い方も上手いなと感じました。まだまだ線が細いので、打球は飛びませんが高いポテンシャルを見せています。正直、打席数が少ないので、どんどん打席を与えてほしいです。打撃成績は1・2軍ともにサンプル数が少ないので割愛します。


○守備・走塁

 なかなかアクロバティックな守備をここまで魅せています。足も速いですし、高校時代は投手も務めていたので肩も強いです。走塁面は、まだまだ経験不足が否めないですが、盗塁も決めているのでこれからたくさんの経験をしてほしいなと思います。




3. 水上 桂 捕手

(2019ドラフト7位 明石商高)


○昨季

 昨季はなかなか2軍での出場機会に恵まれず、23試合のみの出場となりました。打席数も少なく、打撃成績も振るいませんでしたが、高卒1年目では良い経験ができたのではないでしょうか。


○今季

 今季はここまで21試合に出場するなど、出場機会に恵まれています。本職は捕手ですが、ファームの事情もありセカンド等も守ったりしています。打撃成績も、昨季と比べると格段に良くなっており確実にレベルアップしていると言えます。まだまだ今季が始まったばかりではありますが、これからが楽しみな選手です。


○打撃

 先ほども述べた通り、昨シーズンと比べても明らかにレベルアップをしています。長打も出ており、パワーもついてきました。捕手ですが、現代の野球においては捕手にもある程度の打撃を求められています。高卒2年目の選手では、現段階でここまで打てている点でとても評価できると思います。打撃成績を見てみると、昨季よりも打てていることは成績でも一目遼前です。現段階で徐々にステップアップしていますが、四球を選べていない点は少し気になります。長打率も低いですが、まだまだ気にする時期ではないかと思います。慣れていないポジションや負担の大きい捕手を守っているので、高卒2年目でここまで打てているのは御の字だと思います。

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最後に

 今回は、支配下の2001年世代の若鷲選手についてnoteを書きました。同世代の選手の活躍は嬉しいですね!次回は育成選手についても書きたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!


たまだー(@tama7514)


 


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