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    今日では、伝統芸能をはじめとする様々な場面で映像などの最新技術の導入が見られるようになりました。 その理由の一つが、若者の芸術離れへの対策なのではないかと私たちは考えます。そこで、このマガジンでは改めて舞台芸術の魅力を知ってもらうために、最新技術を織り交ぜたアートについて様々な分野から若者である私たちなりの視点を通して紹介していこうと思います。

最近の記事

スーパー歌舞伎~後編~

前編ではスーパー歌舞伎の成り立ちと、作り手側の意識についてお話してきました。後編では受け手である私たちに焦点を当てていきたいと思います。 アンケート内容今回、歌舞伎やスーパー歌舞伎について5つアンケートを用意しました。アンケート自体はおよそ40人の同年代の若者に向けてInstagramの機能を用いて行いました。 (1)歌舞伎にどんな印象を持っているか                これは鉄板ですよね!前編の冒頭でも触れた通り、「古典芸能」や「敷居が高い」などが多いのでは、

    • スーパー歌舞伎~前編~

      突然ですが、皆さんは歌舞伎についてどのような印象をお持ちですか? 中学校などの音楽の時間、修学旅行の芸術鑑賞などを踏まえると”歌舞伎=古典芸能”と考えている人も少なくないと思います。しかし、実際のところ歌舞伎には「古典の継承」と「新しいことの創造」の二つの観点から成り立ってきた歴史があるようです。 例えば、舞台が回ることでセットや場面そのものを変える”廻り舞台”、これを世界で初めて用いたのは歌舞伎でした。また”宙乗り”はワイヤーアクションの元祖といわれています。一方で、今

    スーパー歌舞伎~後編~

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