辛いときほど、ことばにはできないのかもしれない

※2020年6月のリライト。最近、同じように辛い人の記事を見たので、つい、秘蔵品を公開しました。つらさは、比べることはできないけど。

これは、「めちゃつらい!」と思ってる段階より、普通の日常を送りながらも「あれ?なんか変?私」くらいのときに書いたお話。

今日は午前に会議があって、午後はそのままだらだら仕事したり漫画を読んで過ごしていたら、いつの間にか夕方になってて、あんなに頑張ろうと思ってた午前中のやる気はどこかに消え去って、

なぜかいきなり、辛くて耐えられない気持ちにおそわれたのでした。メッセージも、いろいろ進みゆく計画も、やらなきゃと思ってるいろんなことも、すべてかすみがかって見えました。でも、考えてもなんでなのかわからない。好きな人とメッセージをして、楽しい計画について話して、自分がやりたいことをやってる。仕事だって、うまく行かないことや失敗も多いけど、ようやく少しずつできることが増えてる。やのに、何が悲しいんだろう?

そうか、最近友達と話してないのかも。そんな軽い気持ちで、友達に連絡して、夜話せることになって。なぜか「ああ、大丈夫じゃん自分」と思いました。

20時から外国語のオンライン授業を入れていたので、それだけは頑張んなきゃと思いながら、身体が起こせなくて、20分ほどぼーっとして横になっていました。好きな曲をかけて、リラックスして、と思ったら、歌詞を聞いていてその内容を考えていて思わず涙がこぼれていました。焦りました。10分後の授業のために、ちゃんとメイクしたのに、ぼろぼろやん!!

慌てて顔を洗って、メイクし直して、30分授業受けました。いつもは読解だけど、今日は準備する間もなく、自由会話にしてもらってよかった。先生がリードしてくれて、思ったより普通に楽しくがっつりしゃべれました。

そのあと、友達が忙しいから電話に出れないことがわかり、まあよいってことよ、と思ってたら大切な人からメッセージが来て。他愛もない会話をしながら、今日一日、いや今まで私はちゃんとこの人を大切にできてたんだろうかなんてぼんやり考えました。いやでも、それはこんな気分で考えてもあれだな、今度元気なときにちゃんと伝えればいいんだって思いました。おやすみ、先に寝るね、と伝えてから、しばらく横になって。誰との繋がりもなく、光景としては手の中にある端末の通知が鳴らなくなっただけで、1日中一人でこの部屋にいたことは変わらないまま、つながりを断ったその後。寂しいというよりああこれで誰にも心配かけずに正直になっていいねと思ったのでした。

泣いていました。

涙がこぼれるどころではなくて、声を上げて、涙はだばだばに流しながら泣きました。

久しぶりというかはじめてというくらい、

泣いて泣いて、でもなんで泣いているのかよくわからない。

だからといって、もう一度友達とか誰かに連絡すればいいんだろうか、と考えて、いやこの泣いてる姿を誰にも知られたくないよな、それを見せても、何も解決しないんだよな、と覚ったのでした。

泣いて泣いて泣いて、あまりに涙が止まらないので調べましたが今日一日のみののこんなことにしっくりくるものもなく(というか、症状名をつける方法って大抵しっくりこない)そんな中次のノートを見つけたときに、どれだけ気持ちが救われたかわかりません。

あきめもさんのかいていることは、就活の話で、ある種私も通ってきたような道だけど私の当時とも少し違って、当たり前ですが今の私とも状況はずいぶん違って

なのに体験から書いてくれる言葉から、全てにもう一度涙しました。でも、今回は、いろいろなわだかまりを洗い落とすための涙を流させてもらっている気分でした。

友達に(声聞きたいだけなんだ、ちょっと喋ろー)みたいに気軽に連絡したつもりだったけど、本当は本当は、それがないとこんなに堰が切れてしまうほど、いろいろなものが溜め込まれていたんだと思いました。恐らく、友人と喋ったらそれをうまく言語化して、泣かずに外に出せたんでしょうか。笑い飛ばせたんでしょうか。

いや、いくらなんでも話せる友人とはいえ、結局何も言えずに終わってしまったのではないかと思うのです。そして、つかの間その子の声が聞けた安堵感で、私は何も考えずに眠れたのだと思うのです。

一人になって、誰にも、自分にも説明する必要がなくなって初めて、言葉にならない何かが一気に溢れ出して来たのでした。

心が風邪をひいてたんだろうか。そうなのかもしれない。もしかしたら、最近幸せなことが多いと思ったけど、変化が大きくて戸惑いがあったのかもしれない。仕事が山のようにあって、失敗が怖くて、そんな中で頑張って自分を奮い立たせていたのが、前向きでいたのが、実は辛かったのかもしれない。

わからないけど。とにかく、少し休んでいいんだよ。と思えた。

だから、今日は私を許して、ゆっくり寝させてあげようと思います。おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?