【2021年】iPhoneとAndroidどっちがゲームに向いているのか解説

最近ネトゲをしているときにギルドメンバーの1人にこんなことを言われました「ゲームするならiPhone一択だよ!」

確かにね・・・。3年~5年くらい前はiPhone一択だったと思います。僕自身その頃にAndroidを使っていて、ゲームする上でめちゃくちゃ不便を感じていました。

直ぐに熱くなっちゃうし、動作はカクカク。タッチにも若干のラグがあるからアクションゲームをやると行動がワンテンポ遅れるし、そもそもフリックに反応しないことがあったり。

対してiPhoneは滑らかでタッチ感度も良好で、ゲームにおいてiPhoneとAndroidには天地の差がありました。ゲーム以外でも当時はAndroidの挙動はちょっと怪しかったかな。iPhoneは安定してたけど。笑

僕自身もそんな経験をしているのでしばらくはAndroidには不信感があり1年くらい前まではAndroidはクソ。iPhoneが何をするのにも一番良いと思っていました。

でもここ最近登場し始めたのがAndroidのゲーミングスマホです。Androidで昔、ゲームする上で歯がゆい思いをしていたので、ゲーミングって言ったって所詮Androidでしょと思っていたのですが・・・これがめちゃくちゃ良かった。

当時使っていたiPhone 8を中学生になる弟にあげて、僕はAndroidの民になりました。今やゲームにおいてはAndroidはiPhoneよりも頭5つ分くらい抜き出ています。

基本的なゲームスペックはiPhoneもAndroidも一緒

ケータイのスペックは現状、限界値くらいまで成長していると言われています。その為、iPhoneとAndroidの120,000円~200,000円くらいの端末であればゲームへの処理能力は大体一緒くらいになります。

そのときの最新機種によってiPhoneの方が少しよかったり、Androidの方が少し良かったり。そんな感じを繰り返しつつ徐々に処理能力が上がっているような感じですね。

対してゲーム側はiPhoneやAndroidのトップランクの端末に合わせて作られているというわけではないので、求められる性能はそれほど高くはなく、iPhoneもAndroidも処理能力を持て余しているような状態です。

「じゃあ、なんでAndroidがiPhoneよりも頭5つ分くらい抜き出ているの?」と疑問に思った方も多いでしょう。それはゲームの動作スペック以外のところがAndroidは凄いからです。

Androidのハイエンドモデルのリフレッシュレートは基本的に120Hzである

リフレッシュレートというのは1秒間に画面が切り替わる回数です。120Hzという数値は1秒間に120回画面が切り替わるということになります。

Androidのハイエンド端末のリフレッシュレートは基本的に120Hzで、iPhoneは13Proから120Hzに対応になりました。つまり120Hzの端末が欲しかったらiPhone 13で言えばProの端末を買うしかないってことですね。

リフレッシュレートが高いと何が良いのかというとゲームの動作画面がとても滑らかになります。第五人格というゲームではオフェンスというキャラが高速でダッシュできるのですが、リフレッシュレートが低いとダッシュ時に画面が追いつかずにカクカクして見えます。

対してリフレッシュレートが高いと画面がダッシュの速度に張り付くようにヌルヌル動き、操作がしやすくなったり周囲の見落としが少なくなったりします。

モンストなど2D系のゲームではリフレッシュレートが高くても恩恵は少ないですが、3D系のアクション要素の強いゲームや音ゲーなどではリフレッシュレートが高いと高速で動くものが滑らかになるので有利になれます。

Androidのハイエンドにはゲーミングモードがある

端末によりますが、Androidのハイエンドモデルにはゲーミングモードというのがあります。このゲーミングモードを起動するとゲーム中は全ての通知がシャットアウトされて、CPUやメモリが起動中のゲームに集中した状態になります。

また端末によっては(Oppoのハイエンドなどは)ネットワークに干渉するアプリの通信を制限してゲームに通信を特化させて、端末の回線的なラグを抑えたりするような機能もあります。

さらにタッチ感度などもゲーム毎に変えることができる場合があります。それだけでガチゲーマーはAndroidを選ぶ理由になるでしょう。

以前使っていたBlackSharkというゲーミングAndroidはゲームの色彩まで変えることができました。30秒遡ってゲームの動画を撮影する機能があるAndroid端末もありますよ。

iPhoneにもしゲーミングモードが実装されたら、ゲーミング端末としてはまたiPhoneが最強なんじゃないかなと思います。

ちなみにカメラの性能もAndroidのハイエンドの方が高い

スマホのカメラと言えばiPhoneが一番良いと思っている方、結構多いのではないでしょうか。実はゲーミングの性能だけじゃなくて、カメラの性能もAndroidの方が今は良いです。

特にズーム性能がよく、AndroidとiPhoneではズームの上限が全く違います。iPhoneでは拡大すると目も当てられないような画質になってしまうものが、Androidでは更に拡大して比較的鮮明な画像が撮れます。

(2021年11月の話ね。)

ただ普通にカメラとして使う分にはiPhoneの方が操作はしやすく初心者には扱いやすいと思いました。

Androidは寿命が短い・・・?

ゲームするならAndroidハイエンドの方が良いと言いましたが、iPhoneの方が寿命が長いような気がします。体感的にですが、Androidは寿命が短い・・・?

なぜそう思うのかというと、iPhoneの公式バージョンアップは8年前の端末にも配られているそうです。つまり8年前の端末もまだまだ現役で使うことができるってこと。

今はもう弟はiPhone 8は使っていませんが、そのiPhone 8は、別の弟が仕事用のスマホとして使っています。今でも何も不具合なく普通に使えちゃうんですよね。

周りにもかなり古い機種のiPhoneを使い続けている人がいますし、iPhoneはとても寿命が長いように感じます。

対してAndroidはどうでしょう。僕の周りにAndroid端末を使っている人があまり居ないので、そう感じるだけかも知れないですが、Androidで何年も昔の端末を使っている人はあまり見かけない気がします。

僕が昔使っていたBlackSharkというゲーミングAndroidは1年くらいで不具合が出まくってしまってダメになってしまいましたし、Oppo Find X2 Proも今は故障してしまって修理に出しているところです。これもまだ1年くらい。

ゲーミング性能は確かに高くて、一度Androidハイエンドのゲーミング性能を体感してしまうとiPhoneには戻れないと感じるのですが、iPhoneの方が無難に長く使えるような感じはしますね。

iPhoneはその辺で修理できるけど、ゲーム向けのAndroidハイエンドは修理が難しい

Androidのハイエンドは・・・基本街中のスマホ修理業者が対応してくれません。ギャラクシーとかメジャーな機種なら対応してくれるかも知れないですが、基本的にはメーカー修理になると思った方が良いです。

それに対してiPhoneは画面割れたとかくらいのレベルであれば街中の修理業者がそこそこ安い値段で対応してくれるんですよねぇ。

ちなみに僕が愛用しているOppo Find X2 Proは画面が割れて修理に出しているのですが、見積もりだけで2週間くらいかかると言われていて、そこから修理するのにも2週間~3週間かかるそうです。

めっちゃ不便。iPhoneだったら街中の修理業者が1時間とか2時間で直してくれるらしいのに・・・。そういった点で日本でスマホを使うならiPhoneが無難なのかなって思いました。

あとiPhone比べてケースやフィルムが少ないので、スマホを守る手段もiPhone比べると少なくなってしまうんですよね。これも地味に痛い問題だと思いました。

ゲーム以外の操作性はどうなの?

スマホなので普段の使用感も大切ですよね。ゲーム以外の操作性は基本的にはどっちも同じくらいかなって思います。iPhoneからAndroidになって普段使いで不便を感じたところはないですし、逆も然り。

以前のAndroidは基本的な操作もカクカクしていて、不安定なところがありましたが、今はシンプルな操作性で安定して動くので気持ちの良い操作感になっていると思います。

基本的にはAndroidの方が機能は豊富で、僕が使っているOPPO Find X2 Proにはパスワードの入力によってログイン環境をAとBで切り替えるものがありました。

これで何ができるのかというと、例えばパスワード0000のA環境にゲームAを入れて、パスワード1111のB環境にも同じゲームを入れると・・・。

パスワード0000のA環境と、パスワード1111のB環境で別々のアカウントで遊ぶことができるようになるのです。これはゲーマー的には凄く便利でした。(グレーな使い方かもしれないので注意ですけどね。)

【まとめ】ゲームするためにスマホを買うならiPhoneよりもAndroidの方が嬉しい機能が多い

まとめるとこんな感じですね。ゲーム動作のスペックはiPhoneもAndroidのハイエンドも同じくらい。でもAndroidにはゲーミングモードがあって、ゲームによって環境を最適化したりできる点で頭5つ分くらい抜けてます。

タッチ感度変えられたり、色彩変えられたり、通信するアプリを制限してラグを抑えたりできるのは便利を通り越して、チートにも近い機能でしょう。

ガチのゲーマーであるほどAndroidのハイエンドモデルを使ったらiPhoneには戻れなくなると思います。特にゲームに強いゲーミングAndroidなどを使ってしまった場合には。

ゲーム以外の性能もAndroidのハイエンドモデルはiPhone並かそれ以上に良い場合も多いですが、ケースや対応してくれる修理業者の少なさ、寿命があまり長くないのかも・・・?ということを考えると、iPhoneもとても魅力的です。

普段使いも重視するのか、それともゲーム性能を重視するのか天秤にかけてゲーム性能に特化したスマホが欲しいと思うならAndroidハイエンドのゲーミングモデルはとてもおすすめです。

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