入れ歯型乳歯

リトルトゥースミュージアム

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回数券マジック

久しぶりに近所の温泉へ サウナも露天風呂もついてる これぞ田舎って感じの普通の温泉 駐車場に到着後 暗闇の中でダッシュボードに手をかける 小銭入れを開け 細長い回数券を取った 僕は回数券派である もう近いとこしか行かないし 何よりお得だ 10枚の券を買うと +2回分も入れるのだ あとは最初に大きく払っておけば 後から小銭を消費せずに 無料で入れている錯覚すら引き起こす 払ってるのに無料に感じる あれだな 野菜と食べたら0カロリーみたいな これが温泉回数券マ

    • 大人になった

      自分の老いを感じる瞬間が増えた まだギリ20代前半 仕事でお相手をする方は高齢者 野球か相撲を見ていることが多い 野球は難しい単語ばかりだ パリーグ?セリーグ? 盗塁すらこの前まで怪しかった 今説明しろと言われても多分できない 漢字から連想できないやつが結構ある 僕が野球について知っているのは なんの武器を使うのかと 大谷翔平選手がヤバいことくらい 中身は詳しく知らないが とにかくヤバいらしい 一方で相撲は簡単だ 素人が適当に見ても 勝ち負けがすぐわかるのがいい

      • フードコートの鳴るやつ

        いつも行くカフェスペースで ソフトクリームを注文した 会計が済んだ後に 「番号でお呼びします」 と言われながらあれを渡された フードコートでよく貰う鳴るやつだ 僕の中にちょっと緊張感が走る だってソフトクリームですよ 巻いてすぐ出せるやつ ここでこれを渡してくることは 機械にソフトクリームを入れたばかり 僕も喫茶店でバイトしてたからわかる 入れたての状態ではなかなか出てこないのだ しかし 特に混んでないし 前の客もソフトクリームを頼んではいなかった これは

        • マックでトシに勝った話

          マックでは17時からのメニューと同時に 録音されたラジオが放送される 2週間くらいでパーソナリティが変わるやつだ 普段は洋楽が薄めに聴こえるくらいだが 人が喋ってる音声のためか 気持ち程度だが大きく聴こえはじめる 僕はよく、というかほぼ毎日 マックで勉強していた時期があった 確かクリスマスごろ 国家試験にむけて勉強していると どうも、X JAPANのトシです お、今シーズンはトシか これまでのパーソナリティと同様に マックでのトシの思い出などを聞かされた たしか

        回数券マジック

          太陽とお友達

          マックとかスタバとかで 日が当たる席がけっこう好き 時間帯にもよるかもだけど よほどの真夏とかじゃない限り ちょうどよく温かくなれる 太陽から貰えるパワーみたいな そういう何かがあるのかもしれない 眩しいとかはそんなに無くて 本とか読んでても 僕はそこまで気にならない しかし、 断言しよう 誰がなんと言おうとここはJAPANだ 多くの店員さんは結構な確率で 何も言わずに はいはいわかってますよ 眩しいんでしょ そこの坊っちゃん と言わんばかりの顔して 勝手に日

          おいしいパスタ作ったお前

          本屋の帰りに 普段と違うスーパーに行った いつも行くとこより少し広い 天井が高く感じるタイプのスーパー これだけ買おうって決めてて 500gのパスタとたらこ この2つをカゴに入れてた 店内を歩いていると 僕だけ明らかに中身が少なすぎる いや、 あからさますぎるでしょ こいつ家でたらこパスタ作るんだって すぐバレるやん たらこパスタなんて 料理してる風で全然してない 自炊するの?何作るの? って聞かれて答える時に1番弱いやつじゃん “おいしいパスタ作ったお前

          おいしいパスタ作ったお前

          プリズンブレイク

          先日風呂場の掃除をした まだ残ってる除毛クリームを発見 量はだいたい半分くらい 特に何かあるわけでもない なんとなく自分の四肢へ使ってみた 腕や足に塗りたくった 揉み込んで5分ほどで擦る 毛は綺麗に流れ落ちた 2、3日してすぐ 新たな毛たちが頭を出し始めた 服を着た時に少し引っかかるこの感じ 手で擦るとチクチク感が伝わる 足が武器になったのかと思うくらい チクチク感がすごい この時期が1番気になり始める なんとなく ほんとになんとなく 頭を出し始めた毛の一本を

          プリズンブレイク

          こんなにぎっしり

          仕事で施設や病院に行く いつも血圧を測るタイミングで 相手より目線が高くならないように 膝をつけてしゃがむ よく行く施設のおばあさん 腕にカフを巻いていると “あら、こんなにぎっしり こんな毛根見たことない” 23歳男性 90を超えたおばあさんに 毛根を褒められた 複雑な気持ちだ いつもはそこまで頭を使わず 秒で、何なら反射で出す返事が 今回ばかりは出てこない なんて返すのが正解なんだこれ! おばあさんの髪は年齢相応といったところ この“ぎっしり”には羨望

          こんなにぎっしり

          都会のゴキブリ

          旅行が終わってから ああ旅行したんだな ってなるような 旅行を感じれる瞬間がたまにある 着てった服を洗濯機に入れる時 レシート達を整理する時 旅先で聞いた曲を聞く時 次の日に現実を食らいながら出勤する時 お土産の最後の一個を食べる時 1番好きなのは ちょうど一週間経ってから 先週のこの日のこの時間に どこに行ってたなと思い出す これを1ヶ月くらいやる そうすると自分の中で 『旅行の余韻』という賞味期限が消えていく感覚 ちょっとずつ「旅行したな」 の感じ方

          都会のゴキブリ

          その場限りの関係

          伊丹に上陸 到着口を出てから とりあえず流れに習った 割と広めの一本道で 僕の目の前をおばさん御一行が歩いていた あ、 きっと飛行機で 2席くらい後ろに座っていた御一行だ 御一行は静かな飛行機の中で 一呼吸も置かずに テレビでしか聞いたことのない あの方言で鳴り続けていた 失礼かもしれないが もう大阪って感じがした だから余計印象が強かった 御一行は1人を先頭に配置し 後方に両翼を陣取る形で トライアングルを保ちながら 彼女らのペースでゆったりと歩いた 僕が前

          その場限りの関係

          旅に出る時聞く曲

          こういう時はこれって曲がみんなあると思う 僕は今年の春にフェリーで函館旅行に行った フェリーでの滞在時間約4時間 これをどう過ごすか 前日から計画を練っていた しかも朝1番のフェリーだ 前日から車中泊もしなければいけない その前の車での移動もある 半日ほど時間があるのだ 移動中に何か暇を潰せるものはないか… そういえば、 先日職場の先輩からNetflixを勧められて入ったばかりだった ちょうど良い 記念すべき第1号視聴作品を選んだ キミに決めた! 『梨泰院

          旅に出る時聞く曲

          こんなムスカ大佐は嫌だ

          こんなムスカ大佐は嫌だ

          カニと向き合う

          自分の好きなものを紹介してみたい 僕は甲殻類が好きだ 中でもカニは本当に好きだ かに、カニ、蟹、どの書き方でもしっくり来る 何より美味い 100均で売ってるカニ風味の味噌汁ですら、カニを感じさせてくれる あれは本当に美味い 最後の日に食べたい物って聞かれたらカニって答えてしまうのかもしれない、 流石に嘘すぎる 剥いてくれるなら、、、 そして何よりあのフォルムだ あれはそうとうイカつい 本気でカッコいい 腕のパーツが一つひとつ、あんな硬くて頑丈そうな生

          カニと向き合う

          手を止めるな

          昨日で茶屋しながら書いてたノートを一冊使い切りました ノートに書くようになったのは茶屋を紹介してくれた方が勧めてくれたことがきっかけでした 最初はメモしながらやってましたが、何となく見比べれる方がいい気がして あとは、何となく職人みたいでいいなって 何より勧めてくれた方がカッコよく見えたました ネットでしか交流がないので、実際に書いてる姿を見たことはないですが 今でもその方の回答はやっぱり特別なオーラを感じます ノートの日付を見ると書くようになってから4ヶ月くら

          ボケ泥棒

          これはYouTubeにある佐久間さんのNOBROCKTVの企画で生まれた言葉だ 企画の中身はインパルスの板倉さんが女優さんに裏で指示を出して、芸人さんにツッコませるというもの その中で、女優さんが言ったボケを拾わずに、そのボケを喰らう更に強いワードでボケてくる手法があった さすが芸人さんのボケだ 普通にみていても面白い しかし、そこに敢えて「今のボケ泥棒」という説明を入れるようなツッコミを女優さんにさせる !!!!!! これだ!!! こんなカウンターがあるのか

          本と向き合う

          僕は本屋の脇にあるカフェスペースで本を読むのにハマっている。 本を読む俺、なんかいい とかではなくて、自分にない考え方に出会う機会を本は与えてくれる。 自分を見つめ直す時間の良さに気づいた。 やっぱり要約すると、本を読む俺、なんかカッコいい。って思われるかもしれない。 ちょっと悔しい、でも事実だ。 シンプルに本から学べることが多すぎる。 先週もいつもと同じように本を読みに行った。 高校生くらいの男の子が僕の席の隣に座ってきた。 むかえの席にかけたリュックが気に