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【Shopify×Stripe決済】Stripeコンビニ決済機能がリリース~Shopifyストアフロントに実装は可能か?~

2022年3月3日、Stripeより、コンビニ決済機能の追加が発表されました。

要点をまとめると、

・3月3日より日本全国 34,000 店以上*のコンビニエンスストアでの決済が可能に
・Stripe のコンビニ決済は日本チームにより開発された日本ならではの新機能
・通常よりも約10分の1の期間でコンビニ決済の開始を可能とした、導入手続きの簡略化を実現

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000077879.html より

Stripeの決済手段として新たにコンビニ決済が加わり、Stripeを導入しているEC事業者としては嬉しいですね。


Shopifyにおけるコンビニ払いの実情


ことShopifyについて考えてみましょう。
Shopifyにおけるコンビニ決済として、KOMOJUやPaidy後払いなどが主流ですが、Shopifyサイトへの導入に多少のハードルがあります。
Shopifyからの公式アナウンスなども現時点では見当たらない(3/3 15:00現在)ということで、プログラムによる開発というアプローチから、Shopifyストア画面にstripeコンビニ決済を導入できるのかについて検討したいと思います。

Stripe APIを使ってみよう

Stripe APIをいて、スクラッチでShopify ストアフロントにコンビニ決済のチェックアウト画面からコンビニ払い選択をスクラッチで実装可能かについてまとめました。

コンビニ決済

まずは、Checkout セッションでの互換性から。結論から言うと、通貨とサブスクリプションについて確認をしておきましょう。

- ラインアイテムの価格はすべて、同じ通貨 (JPY) である必要があります。

- 使用できるのは 1 回限りのラインアイテムだけです (継続的なサブスクリプションプランには対応していません)。

続いて実装です。

  1. konbinipayment_method_types のリストに追加します。

payment_method_types: ['card', 'konbini'],


そして、 line_items に jpy 通貨を指定します。

price_data : { curerncy: 'jpy' }

以下、任意項目です。

expires_after_days  : 保留中のコンビニ決済の期限切れまでの日数。有効値は 1 ~ 60 日。デフォルト値は3(日)

顧客がコンビニ決済フローを完了するまでのイベントとして、以下のWebhookを監視する必要があります。

  • checkout.session.completed 
    顧客が Checkout フォームの送信を完了

  • checkout.session.async_payment_succeeded
    顧客がコンビニ決済を完了

  • checkout.session.async_payment_failed
    コンビニ決済の有効期限が切れたか、その他の理由で支払いが失敗しました。



以上、簡単ではありますが、stripe APIでコンビニ決済機能の実装についてまとめてみました。十分に実装できそうですね。

次は、ストアフロントでのチェックアウトページ導入についてまとめてみたいと思います。


参考


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