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年の初めに思うこと(2022→2023)

毎年、新年の抱負ってあまり考えないのだけど(というか、あえて考えないようにしていた。高すぎる理想ばかり掲げて、一年の終わりにぜんぜん達成できていないと落ち込むのがいやだから)今年はめずらしく達成したいこと、というかしなければならないことが明確なので、この気持ちが新鮮なうちに書き残しておこうと思う。


まず、こういう気持ちになった原因?きっかけ?理由?は、2022年末に受けたキャリア版ライザップやらという、キャリアのパーソナルトレーニング

通常4500円のライブに70回以上も行けてしまう、なんとも高額なお値段なのだけど、転職してさらにキャリアが滅茶苦茶になったわたしはもう自分一人ではどうにもできない、と思い、申し込みを決めた。

約1ヶ月の全5回のトレーニングで、今までの25年間の人生を振り返る自己分析から、今後のキャリア、人生プラン設計まで、トレーナーとの面談を通して様々なことを考え、深堀りしていった。

初めて知ったこと、気づいたこと、収穫はもちろんたくさんあったんだけど、受講して数日経って一番印象に残っていたのは【「ありのままの自分を受け入れる」ということばの深さと難しさ】だ。(この文章全体は年明けに書いているけど、受講しての感想はちょこちょこメモとして書き留めていた。)

「なーんだ、そんなの当たり前じゃん」って自分でも思うけど、ここ数年間、いわゆる自己肯定感という言葉に辟易して、自己肯定感を上げる努力すら諦めていたわたしにとって、このトレーニングを通して考えた【ありのままの自分】はなかなか衝撃だった。

うまく言葉にできるか分からないのだけど、今まで「ありのままの自分を受け入れる」って、いわゆるできない自分、がんばれない自分を受け入れるとか、そういう意味合いで理解していた。がんばれなくても、なにかできなくても、そこにいるだけでいいんだよ、みたいな、自己肯定感もそういう風に思っていた。
だけど、かわいそうな自分を受け止めるっていうのもあるんだなというのが、一番の発見だった。

かわいそうっていう表現だと、悲劇のヒロイン症候群みたいになるけど、そうじゃなくて、自分にとって、目を背けたくなるような、認めたくない過去は、個人的にはあれがあったからいまのわたしがあるって考えより先に、そんな人に話せないような過去は、記憶から抹消したいって気持ちが勝つし、できるならそうしたいと思って生きてきた。

わたしのそんな過去は、主に家族のこと、幼少期の家庭環境のことで、不特定多数が見るようなここでは詳しい言及は避けるけど、自分のことをかわいそうだなんて本当は思いたくないじゃん。自分の消したくなるような過去、ふつうじゃないな、劣っているなと感じるような過去は、できれば思い出したくないじゃん。かわいそうって思った瞬間、親も自分も否定するような気がしたから。

でも、そんな過去は、そんな過去だからこそ、実は自分の価値観にとても影響を与えていて。

わたしの場合は、それが「対話」だった。
十分な説明がないまま大人の都合で環境が変わったり、事後報告で知らないうちに家族が増えていたり。
幼少期から、そんな「対話」がないことの積み重ねで、わたしは、相手の気持ちを予測しすぎてしまったり、勝手に察した上で自己解決してしまったり、人とコミュニケーションは取れているはずなのに、なんだか分かり合えない、結果的に自分もうまく「対話」ができないという性格になった。

そうすると、例えば、仕事でなにかいやなことがあったときも、世間一般的にあり得ないことなのか、自分だから気になる、いやなことなのか(ここで言う「対話」がなかった、とか)っていうのは、本来分けて考えるべきことなんだ、ということがわかった。
自分だから気になる、いやなことの場合、その過去がもとになってるわけで。言わばトラウマなわけ。

そのトラウマを自分でかわいそうって認めてあげて、だから今いやなんだね、許せないんだねって自分の味方になってあげること。それができるようになることで、そのせいでイライラしたり、落ち込んだり、悩んだりすることを減らせる気がする。

「ありのままの自分を受け入れる」ということばには、いろいろな角度での受け入れ方があると知ったし、今回気づいたような受け入れ方は、きっと今後も何度も繰り返していかないと定着しないだろうから、難しい。

けど、実際、受講一週間後に起こった仕事のある出来事でこのことを実感したりしたので、忘れないでいたい。

トレーナーの方に最後に言われた「幼少期の家庭環境も、みのりさんしか経験していない特別なことで、だからこそいまのみのりさんがあるんです」みたいなこと、そんな言葉を自分で自分にかけてあげられるようになろうと思った。

・・・

とまあ、なんかだかトレーニングの振り返りもかねて長々と書いたんだけど、この考えを前提に、具体的な今年の抱負は以下。


労働

基本的な方向性はここから変わらない。

とにかくわたしにとって、今の会社で「職務経歴書に書ける実績をつくる」というのは最重要課題で、そのために業務の処理スピードを上げたり、自ら主体的に考え、行動していくことはしなければならない。

これもトレーニングを受けて思ったことなんだけど、転職してもうすぐ2年経つけど、今の会社って、良くも悪くも与えられた仕事を与えられた時間でやるだけ、というスタンスの人が多い気がして。原則残業なしという社風とかいろいろなことが原因なんだと思うんだけど、わたしは、自分だけ何度も体制変更があって、社長から無茶なことを言われ続けて、その中で与えられた仕事以上をやろうとしているし、そのためになら残業も厭わないというスタンスで働いているつもりだったんだけど、知らず知らずのうちに、自分もゆでガエル理論で、安きに流れていたのかなぁとハッとさせられた。

もちろん、実績が出せないことは販売の体制が整っていないとか、成功事例がないとか、外部環境もあるのだけど、自分はそれに対してどれだけ当事者意識を持って働きかけられていたんだろうか、みたいなことを反省した。

ただ、今の給料で、待遇で、なぜわたしがそこまでやらなければならないのか、というのはずっと思っていることで。ただ、視座を高く、自分の役割以上に働いた人しか昇格できないというのは多くの人から言われていることだし、そこの折り合いがむずかしいのだけど、きっと4月には昇格していることでしょう!!!(言霊)今年はオタクごとが忙しいのでお金ほしいし!!!


学習

自分の技術資産を高めるための行動をする。

そのために
・本を読む:最低1か月に1冊は読みたい
・資格を取る:仕事につながるかどうかは置いておいて、自分が興味のあるものにはとりあえず手を出す
・アウトプットをする:上記ふたつの実施後の感想はもちろん、趣味のこととかもちゃんと文章にしたり残していきたい

継続が苦手なので、きっと途中で放り投げてしまいたくなることもあると思うのだけど、そのときは、技術資産を高めるためだぞ、というところに立ち返る。
自分がだれかの役に立てる分野、ことはなんなんだろうか、というのを探すためにやると言うことを忘れない。


余暇

今年も行きたいライブ・舞台には行くけど、ご利用は計画的に、ちゃんと貯金もする。


ほかにも、ダイエットとか、美容に気をつけるとか、オタクばっかりしてないでちゃんと現実にも目を向けるとか、たくさんあるのだけど、総じて、仮説検証の1年にしたいな、というのが2023年の抱負。

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