本を読む習慣を作る前に本を買う習慣をつけないとダメ

はじめに

　読書を継続してやろうとする人にありがちなのが、本を一気に買ってしまうということです。もちろんその気概は素晴らしいですが、まとめて本を買うよりも、継続して本を買いに行くことのほうが大事なんです。

なぜまとめて買うとダメなのか

まとめて買うと、もう読む気が失せる

　あなたが本を買う理由は何ですか？多くの場合、タイトルや表紙に魅かれたからでしょう。この、魅かれたということが、読書のスピードを上げてくれます。中身が気になるので、どんどん読めるわけです。
　ところが、本をまとめて何冊も買うと、その魅かれたという気持ちが薄れてしまいます。そうなるともう読む気がなくなります。
（ただし、こうした一度読む気が失せた本は定期的に読みたくなる時が来ます。それを見越して、今は興味薄いがいずれ興味が出そうだなという本をまとめて買って積んでおくという方法があります）

本の入れ替わりを生かせない

　本屋というものはすごくて、一か月に一回は必ず並んでいる本が変わります。私の行きつけの書泉グランデは特にその傾向があり、しょっちゅう本が入れ替わります。そのため、本屋に行けば新しい本との出会いがあります。　
　しかし、本をまとめて買ってしまうと、本屋に行く機会が減ってしまい、新しい本と出合う機会が減ってしまいます。

本を買うことのハードルが上がる

　本は決して安いものではありません。それをまとめて買うと相当の出費になってしまいます。そうすると本を買うことのハードルが上がります。これはよくないですね。

自分の知識の増加に対応できない

　本を読むと知識が身に付きます。そうすると、もっと詳しいことが知りたくなります。ところが、まとめて買うとその時点での知識でしか本を選べません。知識が増えてから本屋に行くと、前とは違った本が気になったりします。そういう気付きを活かすには本屋に行く回数を増やすしかありません。

それでも、本をまとめ買いしておきたい人はどうすればよいか

　まとめ買いするくらいならサブスクリプションしましょう。そのためにはkindleUnlimitedに加入するのがおすすめです。これの魅力は何といってもジャンルの幅広さです。様々な種類の本を格安で読めるのは奇跡といってもいいでしょう。

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終わりに

　本をまとめて買うことはもったいないです。本屋に頻繁に通うことのメリットを活かして楽しい読書ライフを送りましょう。

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