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【661/1096】よるのかなしみ

みながねしずまったころ
かなしみがやってくる
うれしかったこと
かなしかったこと
こうかい ざんげ
こころにささることば
きずのいたみ
それらがまざりあって
ずーんとかたまりになって
おくのほうから かなしみがやってくる
かなしくて たくさんないた
ないてもないても
かわることのないじじつ
なくことしかできない
そんなてんまつ

ちゃんとかなしもうときめた
かなしんでいいよ と
じぶんにゆるしをえた
きみはよくやったとおもう
そういうこえもきこえた

でも とひていするじぶん
ひていしてもだれも
しあわせにはならないのだが
やめられない
まんぞくするまで
やればいい ともおもう

めげないこころはもっている
いきたいきもちもこんていにある
だから
あんしんして
かなしんだらいいよね
つらくて かなしくても
あちらがわへいかないなら
なにをしても だいじょうぶ
だいじょうぶだよ
じぶんにこえかけする

どうすすんでいきたいのか
これからどういきてゆくのか
それらをずっと
さきのほうへとばしていたけれど
てもとでわかるくらいの
ささやかなみちしるべ
それでいいきもしている

ささやかなみちしるべ
っていいひびきだな

きょうもありがとう
のこされたもののひび