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僕の31年間を詰め込んだ、才能を活かすためのサービスを作りました。

皆さん、いつもPodcast「SAI」や「みんラボ」を聴いてくださりありがとございます。
株式会社TALENT 代表のたかちんこと佐野 貴です。

2023年7月5日(水)に才能溢れる起業家を増やすためのスクール「TALENT PRENEUR(タレントプレナー」をリリースしました。

サービスサイト:https:/talent-preneur.jp/

そこで、「なぜタレントプレナーをつくったのか?」や「なぜそこまで才能にこだわるのか?」など、そこにかけた僕の想いをお伝えしたいと思いこのnoteを書きました。

関わってくださったみなさんに感謝を

事業方針やサービスの壁打ちをしてくださった野村高文さん、サービスコンテンツを一緒に磨き上げてくれた新納史朗さん、デザインしてくれた高野菜々子さん、キービジュアルのイラストを描いてくれたサンレモさん、ロゴを制作してくれた松嶋こよみさん、システムを構築してくれた新徳雅隆さん、キャッチコピーとステートメントを考えてくれた加来幸樹さん、WEBライティングをしてくれた草野陽夏さん、インタビューライティングしてくれた下西伽倻子さん、プロフィール写真の撮影をしてくれた河内彩さん、スタイリストの杉浦優さん、ヘアメイクの亀田雅さん、才能研究を共にしている小川修平さん、江川伊織さん、これまでみんラボで才能発信を共にしてきた深井龍之介さん、中村義之さん、本当にありがとうございます。

このサービスは、何人もの才能溢れる仲間たちによってつくることができました。改めて、心より感謝申し上げます。
少し長くなりますが、このnoteはタレントプレナーに興味のある方に読んでいただけると嬉しいです。

タレントプレナーとは何か?

その名の通り、Talent(才能)+ Entrepreneur(起業家)=才能起業家になるためのスクールです。

起業家といっても、必ずしも会社を起こす訳ではありません。このサービスの目的は、自分の才能を活かしたサービスを作り、自分のやりたいことで生きていける人を増やすことにあります。
なので、副業を始めたい方、フリーランスになりたい方、起業家として生きていきたい方に受けていただきたいと思っています。

もし今、会社員として働いている方、既に起業している方で、こんな壁にぶち当たっていたらこの先も読んでみてください。

会社員の方

・才能を見つけたい、活かしたいが実際にどうすれば良いかわからない
・自分には才能があるはずのに、上手く活かせている感覚がない
・上司や所属部署が変わるたび、才能が活かせたり活かせなかったりする
・副業や起業を考えているが、自分の才能を活かしたやり方がわからない

起業家の方

せっかく起業したのに、やりたいことができていない
やりたいことはできていても、売上がなかなか上がらない
売上は上がっているが、今の事業内容にモヤモヤしている
やりたいこと、できること、売上が上がることが上手く噛み合わない

こういった悩みは僕自身も散々経験してきました。
そこで、僕自身の起業経験、起業家のプロデュースやスタートアップ経営の経験を踏まえ、これらの悩みを解決するコンテンツを詰め込み、タレントプレナーというスクールを立ち上げました。
スクールの詳細は最後に説明しますが、その前にこのサービスを立ち上げた想いについてお話させてください。

なぜ、タレントプレナーを作ったのか

才能を活かした人を一人でも増やしたい。そんな世界をつくりたい。

と言いたいところなのですが、実際は「僕と同じような遠回りをして欲しくない」というエゴから生まれました。
僕自身、数年前までは才能に悩まされる人生を送ってきたからです。

しかし、様々な起業家を支援させていただく中で、「人の才能を見つけて活かすこと」が得意だと気づき、これが自分の才能だと確信を持つようになりました。
といっても確信に至るまでは、ジェットコースターのような人生でした。

自分は何もできないと思っていた小学生時代

小学生時代の僕は、本当にポンコツでした。
勉強もできない、運動もできない。同級生とコミュニケーションを取るのも苦手で、友達もそんなにいませんでした。
新しい物好きで、大抵のことはみんなより先に始めるのですが、すぐに後から始めた友達に追い抜かされてしまいます。

しかし、当時同居していたおばあちゃんはいつも「たかしは大物になるよ。たかしは天才だから。」と言ってくれました。根拠もないのに適当なこと言って…と思いながらも、僕はその言葉に励まされていました。

思い返すと、家での僕は少し違いました。親から頼まれたことは何でもスピーディーかつ確実にこなし、親の友人とは円滑にコミュニケーションができ、外出先でも物怖じせず大人と話すことができました。
今思えば、おばあちゃんは僕の得意なことをしっかり見てくれていたのかもしれません。

僕が「才能」について考え始めたのは、この頃だったと思います。
「どうして環境が違うとこんなにも活躍できたり、できなかったりするんだろう」と毎日不思議に思っていたからです。

自分にも才能があるのかもしれない

中学生になっても変わらずポンコツでした。学力はクラスで最下位、野球部でもレギュラーになれなかったのは同期の中で僕だけ。

その頃初めて親友ができたのですが、彼は勉強も運動も何でもできる優等生。僕が3ヶ月かけて弾けるようになったギターの曲を1週間でマスターしてきた時には本当にショックでした。何で僕はこんなにもできないんだろう?とずっと思っていました。

しかし、高校生になり親友とバンドを始めたことで、少しずつ自分の才能に気づき始めます。
僕たちのバンドは、大学生になる頃には本気でメジャーデビューを目指していました。オリジナル曲を作り続け、ファンや観客も増え、バンド活動自体はすごく順調だったと思います。

ボーカルは歌が上手く作曲もできる。
ベースはリーダーシップがあってチームをまとめられる。
ドラムは技術力が高い上に場を盛り上げる。
ギターは優しさに溢れチームを平和にできる。
みんな得意なことが明確にあり、それを自然とやっていました。

しかし、僕自身はこれと言って得意なことが見つかりませんでした。
そこで、メジャーデビューのためにできることはなんでもやってみようと思い、ひたすら行動をしていきました。

すると、新しい人に会うたびに、自然と夢を語り、バンドの魅力を伝えていました。新しい場所へいくことも、行動することも自然とやり続けていました。その結果、プロミュージシャンやプロデューサーを紹介してもらうことができ、チームに貢献できるようになりました。

この経験を通して、自分の才能が「ついつい、すぐに行動してしまう」「ついつい、人にビジョンを伝えてしまう」だと気づき始めます。

結果メジャーデビューは果たせませんでしたが、これが初めて自分の才能を知った時でした。

才能を発揮する

その後、自分の才能をもっと活かしたいと思い、学生団体を立ち上げました。学生団体というのは、社会課題を解決するために活動する学生のサークルのようなものです。

団体のスポンサーを見つけるために様々な人を紹介してもらい、会い続けました。一年ほど経った頃に大手企業にスポンサーになっていただき、コラボイベントやアンバサダー制度の設立など、たくさんの企画を実施することができました。

この時、「ついつい、すぐに行動してしまう」「ついつい、人にビジョンを伝えてしまう」ことが自分の才能だと確信に至ります。バンドの時と同じ手法で欲しい成果を得られたからです。
大学3年生の頃には、その才能を活かすことで、難関インターンや逆求人で面接をせずに内定をいただくことができました。

才能が会社で活かせない

就活で無双状態だった僕は、正直調子に乗っていました。(今思えば本当に恥ずかしいです。)
社会人でも活躍してみせるぞと意気込んでいました。

ところが、最初の上司との相性が最悪でした。一から十まで指示するマイクロマネジメントタイプ。対する僕は言われた通りにやることがもの凄く苦手。成果を出すどころか、誰でもできるような作業でもミスばかりするようになっていました。

その後、部署異動した途端、仕事が楽しくなり成果も出せるようになっていきました。上司が放任主義だったからです。才能が発揮できる・できないは環境に大きく左右されるのだと、このとき痛感しました。

この経験から才能には「発動条件」があるということがわかってきました。結果的に仕事は楽しくなったものの、会社員は基本的には自分で上司を選べないし、仕事の進め方も決められない。新卒であれば尚更です。その働き方は僕には合っていないと感じ、会社を辞めてフリーランスになることに決めました。

才能発揮以前に、稼ぎ方がわからない

自分の才能も、発動条件もわかってきた。これからは自分のやり方でやりたいようにできる!と意気込んでいましたが、現実は甘くはありませんでした。
何を仕事にするかも決めていない上に、スキルも低い。お金を稼ぐ方法がわからないままフリーランスになってしまったので、しばらくは友達が受注した案件の二次請け、三次請けでなんとか食い繋いでいました。

全く仕事がない月もザラで、お金はなくなる一方。ついに貯金が底を尽き、家賃が払えなくなり家を追い出されました。
友達のシェアハウスに転がり込み、そこにも長くは居れないので友達の家を転々とし、最終的には当時のバンドメンバーが集まるシェアハウスの畳の部屋の1/3を貸してもらい、1万5千円で住まわせてもらいました。

友達にお金を借り、最終的には消費者金融にも手を出しました。借金返済に追われる日々。何もかもがどうでもよくなって精神状態はボロボロでした。信用もないので、最終的には闇金から借りようとすら考えました。毎日闇金を調べ、怖くなってはやめて、の繰り返し。この時の気持ちは今でも鮮明に思い出します。

ついには生活ができなくなったので、即日入金の日雇いバイトをし始めました。
その時いただいた1万円が、もう本当に涙が出るほどありがたく、その瞬間にスイッチが入りました。

僕は何をやっていたんだろう、もう一度学び直してゼロからやり直そう。と。

稼げるようになるものの、自分らしくない日々

スイッチが入ってからは、タダでも、どんな小さな仕事でも引き受け、少しずつ信頼を積み上げていきました。起業のことも先輩たちに相談し、ゼロから学び直しました。

最初は簡単なHP制作や、会社のバックオフィス業務のサポートから始まり、事業の立ち上げ、会社のNo.2ポジションまで、もはやなんでも屋。それでも仕事があることはありがたかったので、すべて引き受けました。
結果としてゼロから年商2億円の事業をつくる経験や、企業の事業支援や経営支援をさせてもらいました。この時期に事業のつくり方やマーケティングなどビジネスに必要な様々なことを経験できたおかげで、数年後には割と金銭的に余裕を持って暮らしていけるようになっていました。

そんな時、友達から「たかちんは色々やってるけど、一番やりたいことって何なの?」と聞かれ、「何のためにフリーランスになったんだっけ?」と考え直します。その言葉をきっかけに、僕は「自分の才能を活かした仕事をしたかったんだ」と思い出しました。

お金をいただく喜びは感じていたものの、あらゆる仕事を引き受けて何でも屋になっていた僕は、自分の才能が活きる仕事がわからなくなってしまいました。
お金は稼げるようになったけど、自分の才能が全く活かせていない。自分のやりたいことをひとつもやっていない。
そんな状況でした。

やりたいことに振り切って、全て失う

そんな毎日に嫌気がさしていた頃、資金調達をしている友達のSNS投稿を目にし、そんな手段があることを知りました。
本当にやりたいことに振り切って挑戦してみたいと思い、事業プランを練ります。日本文化が好きで海外に広めたいと思っていたので、観光名所をガイドできる一般人とインバウンド観光客をマッチングするCtoCプラットフォームサービスを考案し、銀行やエンジェル投資家から1,000万円ほど調達し、会社を起こしました。

自分がやりたいことにがむしゃらで楽しい毎日でしたが、調達した1,000万円は、半年で使い切ってしまいました。
お金を稼ぐのなんて簡単、と思っていた僕でしたが、「やりたいことで稼ぐこと」が全くできませんでした。チームビルディングの経験の浅さから仲間との関係も上手くいかず、取締役もアルバイトも全員いなくなり、最後は無一文で一人になってしまいました。

やりたいこと、才能、ビジネス、全てがうまく噛み合う

そんな時に興味を持ったのが、流行り始めていたYouTube。当時はヒカキンさんが注目され始めた頃でした。
試しに始めてみると、割とすぐに再生数や登録者数を獲得できました。これで、アルゴリズムをハックするのが得意だということに気づきます。そこからYouTube関連の動画制作やディレクション、最終的にはYouTubeに限らず、起業家や専門家のタレントマーケティングを丸っと依頼されるようになりました。

しかし、人によっては上手くいかないこともありました。人それぞれ才能が違い、活かし方が異なるからです。ここから「人の才能」を意識し始め、段々とその活かし方がわかるようになっていきます。結果として、タレントそれぞれの才能の輝き方を見つけ、その人に合ったマーケティング、サービスづくり、チームや組織の作り方まで支援できるようになっていきました。
そして、業界一のタレントを何人も生み出すことができるようになりました。自分の才能・やりたいこと・ビジネス全てが噛み合い、本当に楽しく充実した日々を過ごしていました。

人の才能を見つけ出す

事業が軌道に乗り、組織も整って会社が回るようになった頃、「才能診断」というサービスを始めました。

きっかけは、僕自身がコーチングを受ける中で感じる違和感。コーチの人に質問されたときに「うーん、僕ならこう聞くけどな…」と思う場面が何度もありました。そこで、試しに知人にコーチングしてみたところ、その人の才能をたくさん引き出すことができました。

これは面白いと思い、そこから才能に関する書籍や論文を読み漁りました。学んだことを実践し、改良し、そうして「才能診断」が出来上がりました。
今では、数百名の方に才能診断を実施してきたお陰で、人の才能発揮モデルの見つけ方・活かし方についての言語化・体系化が進み、Podcastで発信をはじめました。これが、みんラボです。

多くの才能を発揮させたい

ある時、先輩経営者からの紹介でCOTENの深井龍之介さんに出会います。最初はマーケティング支援をしていましたが、龍之介(今では友人なのでこう呼ばせていただきます)の才能に惹かれ、彼の才能支援をするようになりました。半年程経った頃、一人目の社員として入社します。自分の会社で代表を務めながら、COTENで社員になるという何とも不思議な働き方をしていました。笑

そこから、龍之介の才能支援と同時に、才能組織をつくる仕事に没頭していきます。
もっと「才能」について知る必要があると思い、心理学の専門家に協力いただき、本格的に才能研究を始めました。結果として、才能そのものの原理原則、才能の活かし方を理論的に理解できるようになりました。

ただCOTENの組織拡大に伴い、才能以外の仕事が増え始めていきました。スタートアップなので当たり前なのですが、それが僕にはどんどん苦しくなっていきます。
その時に改めて、僕は才能支援だけに集中したい、そして可能な限り多くの才能を発揮させることに欲求があるんだ、と確信したんです。そうしてCOTENを退職し、再び自分の会社一本でやっていくことに決めました。

あふれる才能の輝きで、世界を幸せで満たす

そして今、社名を「TALENT」に改め、
会社の事業を才能関連のものだけに絞り、
「あふれる才能の輝きで、世界を幸せに満たす」という理念を掲げました。

僕の人生は順風満帆なサクセスストーリーではないけれど、才能が活かせること・活かせないこと、やりたいこと・やりたくないこと、稼げること・稼げないことなど、様々な経験があったおかげでここに辿り着くことができました。

このように、タレントプレナーでは僕が人生を通して学んできた「才能」にまつわる全てを詰め込んでいます
自分の才能や可能性に何となく気付いているけど明確にはわからない、才能を活かした仕事をしたい、才能を活かしたサービスや事業をつくりたい、そんな方々にぜひ受けて欲しいと思っています。

タレントプレナーは、自分の才能発揮モデルを言語化するところからスタートします。そのモデルを羅針盤に、コアバリュー、パーパス、ミッションを明確にするビジョン策定を行い、自分の才能に合ったビジネスモデルを組み立てます。さらには実際にサービスを作り、マーケティングをし、マネタイズまでしていきます。

才能を十分に活かしていただくために、これらを体系化した講義に加え、1on1コーチングや24時間チャット相談などのサポート体制も充実させました。

全て僕が全力でサポートします。

才能を活かして生きるというのは、キラキラしているように聞こえるかもしれませんが、才能を活かして突き抜けるまではとても大変です。
自分の才能発揮に本気で向き合うと、「やりたいこと才能を活かして生きることなんて夢見すぎじゃない?」なんて言ってくる人がいるかもしれません。
だからこそ、本気で自分の才能を発揮させたいという覚悟がある人だけ来てください。その分僕も、本気で向き合います。

「あなたの」才能の輝きで、世界を幸せで満たしましょう!

才能起業家を目指したい方、こちらからタレントプレナーにご応募ください👉

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