中途採用
中途採用の求人で、
・経験者のみ
・実務経験○年以上
みたいなのに対し、「一念発起して〇〇の技術を習得して転職しようとしても、経験がないから全然採用してもらえない!」みたいな話がある。
実務経験がないから入れない → 実務経験を積もう → 実務経験がないから入れない → ・・・
結局、未経験の自分はどうやって実務経験を積んだらいいのさ!会社は未経験を採用しないなんて、身勝手だ!
そりゃ身勝手だよ、即戦力が欲しいんだもん(笑)
本質的な話としては、未経験かどうかではなく、即戦力かどうかが焦点だということ。未経験だろうとなんだろうと、即戦力になって、かつコストに見合う(それ以上の)価値を提供できるのであれば、会社としては欲しいはず。
わかりやすく、それを経験年数とかで縛っているだけで、ね。
とはいえ、実務の中でないと身に着けにくい技術や知恵もある。そうなってくると、中途で未経験というのはすごくハードルが高いということになる。
もちろん、実力さえあれば採用されるだろうし、どこかで価値は発揮できるはず。それに、一念発起して何事かを身につけていく、キャリアチェンジしてくことが必ずしも悪手だということではない。
だた、どれくらいのハードルの高さか、というのは考えたほうがいい。(できればチャレンジする前に)
ひとつポイントとしては、「〇〇の資格取りました」「〇〇の技術を身に着けました」という自分主体のアピールではなく、「御社にとってどれくらいの売上に貢献できます」「御社のこの事業に役立ちます」という相手の目線に立ったアピールであれば、振り向いてもらいやすくなるだろう。
結局のところ、会社にとっては、大きなコストを払って採用するので(責任もあるので)、会社にとってどれだけの価値があるのか、ということが採用の基準になる。それなら、自分の価値がそれを上回っていくようにすればいいんじゃないのかな?
というわけで、キビシイ世の中だけど、しっかり踏ん張って、自分の価値を高めていきましょ!
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