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帰ってきた、否やって来た超大怪獣

 あれから約3か月。超大怪獣大特撮大全集が京都から大阪シネ・ヌーヴォにお引越し。京都での最終上映、ガイガン誕生祭は運命の悪戯か、とある事情のため欠席。それから何度か足を運んだけど、もうあの超大怪獣はやっていない。そんな悔しい思いをして、ようやく帰ってきた、いや、やってきたのです、大阪に。

 大阪上映第一弾は、『ゴジラの逆襲』『大坂城物語』の大阪がメインの舞台になる特撮作品。シネ・ヌーヴォのある九条周辺はたぶんゴジラとアンギラスに蹂躙されたことでしょう。仕事明けにバイクで小一時間の距離にあるのも、便利。これまで特集上映等々で足を運んでいたシネ・ヌーヴォが超大怪獣の舞台になるとは半年前には想像もしていませんでした。

 


 上映前には恒例のご挨拶。キャスト藤村、中村両氏にヌーヴォの山崎支配人、そして吉田元館長というオールスター。吉田さんの『聖地とは場所ではなく、そこに集まる人のこと』という言葉が深い。『映画とはそこで見ることではなく、そこに行くまでの体験』に続く名言。お話が上手い名言マシーンである。そして上映開始。今回から、いつもの物販はスペースの問題から、上映終了後に設けられた怪獣談話室タイムの際、場内で行われました。物販や休憩時間にトイレに並ぶ列を見て、あぁ超大怪獣が帰ってきたんだと実感しました。


 そして翌日もバイクでヌーヴォへ。

 初日と同じ顔ぶれで上映スタート。上映中は外でダラダラとおしゃべりしたり、昼食をとったりしながら時間をつぶす。これもまた超大怪獣が帰ってきたな、と実感させてくれる。 

 上映終了後の拍手に山崎支配人びっくり。そりゃそうか。これが当たり前になっていましたから逆にそのリアクションが新鮮でした。二日目も無事終了。九条は近隣に美味しいごはん屋さんが多いので、それもまた楽しみになりそう。

 帰宅して、さして特別なことはしなかったものの、いつものメンバーとあの時間を過ごせたことを思い出し、とても楽しい気分になっていた。これが自分にとっての超大怪獣なのだな、場所が変わったけど、その根幹にあるものは変わっていないのだな、と思った。

 

そして怪獣くじでようやく妖星ゴラスがゲットできたのもまた楽しい思い出でした。


 

 次回は8月。そしてまた大坂城がピンチになるウルトラマンダイナイベント!

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