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68歳の誕生祭は50回目の誕生日

 大阪に引っ越して、四回目の超大怪獣……。今月は二年ぶりの『ゴジラ誕生祭』でした。東京で始まって12年、公式なカウントで10回目(この二年間はゴジラ祭りと称して上映会を開催)ということで、東京、大阪ともに大いに盛り上がっていこうと様々な趣向が凝らされておりました。

 自分は、いつものように来場者に配る新聞記事と、ゲストトークの聞き役でした。いつもより早い開催時間だったので、早朝大阪シネ・ヌーヴォに着くとすでに長蛇の列! 両日ともにチケット完売、補助席が出るという盛況ぶりでした。

 大阪会場は『ゴジラ』『ゴジラVSデストロイア』という、オキシジェン・デストロイヤーが繋ぐ40年をまたぐ正続編のような組み合わせ、そしてゲストに『デストロイア』山根建吉役の林泰文さん。ゴジラ誕生祭ブレーンの一人、丸山剛士氏と一緒にあれこれと当時のことをお伺いしました。

 

 故小林清志氏ナレーションによるゴジラ誕生祭予告編、そしてオープニングフィルム? からいつもの前説で始まるという10回目ならでは残った演出でイベントはスタート。

 今更ながら、映画館で怪獣映画を観ると、その臨場感、迫力が全然違うな、と思いました。とはいえ、どちらも冒頭をちらっと見ただけですが。

 

 二日目は、午後からあいにくの雨だったものの、こちらも満員御礼。映画上映に、前日のゲストトークの録画を上映。大画面に映る自分の姿は、何かに追われてるように慌ただしく、落ち着きがなくカミカミでしゃべってるので、なんとかしないと。

 上映終了後、未来からやってきたシークレットゲスト、アンドロイドM11ことロバート・スコットフィールド氏も登壇。プログラムは同じだけど、両日ともどこかが違う、というのもゴジラ誕生祭ならではではないかと思います。

 で、二日目は、途中からすっかり忘れていましたが自分の50回目の誕生日でした。ゴジラの誕生日イベントに誕生日を迎えれたことが一番のプレゼント。一応帰りにケーキを買いました。あぁ、50年か。ガイガン、デビルマン、マジンガーZとタメ年で、ゴジラとガメラの誕生日に挟まれた自分は、こう生きるしかない宿命だったのかな、と思うことにします。

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