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「ブルーマンデー」のメカニズム&解消法と漢方

「ブルーマンデー症候群」ってご存知ですか?

休日の夜頃から急に気分が落ち込んだり悲しくなったりすることです。「明日仕事か・・いやだなあ」という気持ちが強くなり、休み明けになると腹痛が起きたり場合によっては出社や登校を拒否する、最悪のケースですと自殺などに繋がることまである危険な症候群です。(事実、自殺日は圧倒的に月曜日(それも出勤・通学時間)が多いという統計があり、さらには心筋梗塞や脳卒中の発生率も高いそうです)

こうしたブルーマンデー症候群になる人にはある特徴があります。以下にブルーマンデー症候群度チェックというものを用意しましたのでちょっとやってみて下さい。

【ブルーマンデー症候群チェック】

①休日はダラダラと過ごすことが多い
②スポーツやアウトドアが嫌い
③休日前日には高確率で飲みに行く
④ストレスの発散方法がほとんどない
⑤日曜の夕方になると気分が不安定になり落ち着かなくなる
⑥職場や学校にストレス源がある
⑦嫌なことがあっても我慢するタイプ
⑧休日の食事は不規則で、朝食を食べない、外食ばかりがある
⑨日曜の夕方や月曜の朝に、腹痛などの身体症状があらわれる

いかがだったでしょうか?

9項目のうち4項目以上当てはまった場合はブルーマンデー症候群の素因を持っているとされます。このブルーマンデー症候群の怖いところはあることがきっかけで休み明けになると強い腹痛や頭痛を訴えるようになり、それがまた次の休み明けにも起こるのではないか、という強い不安感が更に症状を増悪させ、精神を疲弊させるという性質を持っているところです。

今回はこのブルーマンデー症候群がなぜ起こるのか?というメカニズムの解説とともにこれを打破する解消法+用いて効果のある漢方薬をお教えしたいと思います。今日という週末の夜にすでに気持ちが落ち込んでいる、という方は是非お読みいただければ、と思います。

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