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中医学や漢方で起業したい人へ

僕は「漢方専門店専門のコンサルタント」っていう不思議な仕事をしています。

興味のある方はこちら、HPです 

なんでこんな仕事を始めたかって言うと、イスクラ産業っていうパンダマークでお馴染みの中医学メーカーを取り扱う専門店で作られている「日本中医薬研究会」っていう会組織の神奈川の会長を長くやってるのがそもそものきっかけ。

会長になってから独自に取り組んだのが神奈川の会員店さんの中で売上が伸び悩んでいる店舗さんを回って「こうやれば売上伸びると思う」とアドバイスして回っていたんですね。この話すると「商売敵の売上を上げる手伝いしてたんですか?!」ってよく言われるんですが僕にとっては会員店さんは商売敵ではなく仲間ですから無問題です。

それに僕がやったのは「僕はこう考えるんですけどどうですか、やってみませんか?」っていう提案を置いて帰るだけ。それをきちんとやってくれたお店は凄いところでは売上が3倍増したらしいですし、「なんであんな若造に意見されなきゃいけないんだ」とか「そんなの無理」ってなったお店は全然伸びてない(むしろ下降線)。考えてみれば当然の結果になるわけで。アドバイスなんてそれを活かすも殺すも自分次第なんですよね。

僕の経営術や考え方は日々ブラッシュアップを続けています。それは世間では他ならぬ「商売敵」と言われるけれど僕は「仲間」と認識しているお店さんたちの良いところや悪いところを常に情報として取り込んだり意識したりしているため。

話を戻しますが、会のそんな企画として、会長になってからいくつもの店舗さんをアドバイスして回っているうちに「あ、これ面白いな。ほんとの仕事にしてみたらニーズあるんじゃないかな」って思ったので、行動力だけは無駄にあるので翌月に会社作って日本で誰もやっていない「漢方店舗専門コンサルタント」をぶち上げたところあっという間にオファーが全国から来る状況になり、「ついでにセミナーも死ぬほどやってるんだからこれも会社の仕事にしちゃおう、本も書けたらいいなあ」なんて思っていたら気がついたら本10冊出ておまけにオンラインサロンまで始めて成城学園に漢方の専門店と中医学のオンラインスクールも経営しています。

こう書くとなんだかとっても手広くやってるように見せますけど基本的にはすべての実務は僕一人でこなしてます。理由?一人でやるのが楽しいからです。

今はイスクラ産業さんの運営する中医学専門家を育成する「中野塾」で経営学の講師を請け負ったり母校の星薬科大学で漢方の実習や講義させてもらったりもしているのですがこういう仕事していると「実は漢方で起業したい」というお話をたくさん相談されます。

コンサル会社始めてから僕の元で独立してくださった店舗さんは年に3〜4件。おかげさまで今後もまだまだ依頼が来てるので増えます。すでに店舗構えておられる店舗さんを回って「経営コンサル」も結構こなしてます。身一つなもので年間4〜5件が限度なんですがおかげさまで予約は常に満席状態です。でもなかなか相談のハードルって高いんだろうなあってお客様の立場からすると思います。

そこで今回は「相談したいけど具体的に中医学や漢方を活かして起業するというのがどういうものかわからない」と思っておられる人が山程おられると思いますので「中医学や漢方で起業するというのはどういうことか」ということをコンサルタントの立場からお話したいと思います。

もちろん一般の方にはニーズがまったくないと思うのですが、知りたい人には多分すごく有益な情報になると思いますのでいつもより専門性を高めてる分、金額も高めです。ですが1000円で得られる内容では絶対にないと思うので興味のある方は読んでみて下さい。起業や経営に興味ある方には間違いなく必要な内容だと思います。記事を活かしてぜひ夢を実現させてほしいな、と思いつつ書きました。目次はこんな感じにしています。

【目次】

①現在の漢方業界はどうなっているのか

②今後の業界はどうなっていくのか

③業界に何が求められているのか

④どうすれば起業できるのか 

⑥どうすれば人気店になれるのか

どこにも売っていない本を読む気持ちで読んでみてほしいと思います。

それでは早速お話を始めていきたいと思います。

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