IT導入補助金を活用したECサイト制作について

IT導入補助金2022では、ECサイト制作に補助金が利用できるようになっています。
そのため、これからECサイト制作を検討されている事業者様はぜひ、この機会にIT導入補助金をご検討いただければと思います。

IT導入補助金2022
https://www.it-hojo.jp/

【IT導入補助金2022の補助額・補助率】

ECサイト制作の場合
※デジタル化基盤導入類型の利用になります。
補助額:5万円~350万円
補助率:3/4(補助額50万円以下)、2/3(補助額50万円超~350万円)

となっていますので、申請経費によって補助率が変わりますが、基本的には約2/3の補助率として理解していただいて良いかと思います。

【IT導入補助金を利用する場合はIT導入支援事業者が登録しているITツールを利用する事が必要】

IT導入補助金を活用しようとした場合、知り合いなど、どの制作会社でも利用できるものではありません。
IT導入補助金の事務局に事前に登録されいているEC制作事業者の、事前に事務局に登録されているITツールのECサイト制作サービスを利用する必要があります。そのため、利用を検討する場合、制作会社がIT導入支援事業者登録をしているかどうかを確認いただく事をおすすめします。

【IT導入補助金2022は審査制(採択制)である】

IT導入補助金2022では、申請すれば必ず利用できるものではなく、優秀な事業から採択される「審査制」となっています。
そのため、採択されるように申請内容を工夫する必要があります。
ですが、IT導入補助金2022(デジタル化基盤導入類型)では平均採択率が約82%と高い水準となっていますので、しっかりと事前準備を行い、IT導入支援事業者と連携して申請を進める事が出来れば、採択が見込めるかと思います。

【IT導入補助金2022はIT導入支援事業者の伴奏支援を受けながら申請が可能】

IT導入補助金2022では、審査制ではあるものの、他の補助金とは違って、IT導入支援事業者の申請サポート(伴奏支援)を受けながら申請を進めていただく事が可能です。
通常の補助金では、申請者自身が、
・申請要件
・補助額、補助率
・導入スケジュール
・採択時期
・採択されるための工夫
・採択後の取り組み
・事業実施後の申請など
を全て把握して申請を行う必要がありますが、そのほとんどをIT導入支援事業者が音頭を取ってくれるため、申請者は補助金申請にかけるほとんどの時間を短縮して申請する事が可能です。
そのため、他の補助金と比較しても非常に申請者にとっては非常に使い勝手の良い補助金メニューとなっています。

【IT導入補助金の採択のポイントはIT導入支援事業者が採択率向上に向けた体制があるかどうかと言える】

勘が良い人であれば、ピンとくると思いますが、IT導入補助金は審査制であり、IT導入支援事業者が伴奏支援してくれるという事は、IT導入支援事業者がしっかりしていないと採択される申請者でも採択されないという事と同義であると考える事が出来ると思います。

事実、IT導入支援事業者全てがその体制構築が出来ている訳ではなく、様々です。
まだIT導入支援事業者になってからの経験や申請数によっても知見・ノウハウに差があります。
また、外部の専門家やコンサルティング会社と連携しているかによっても違いは出ます。

IT導入補助金2022では、申請者自身が採択されるポイントやコツを理解する事も重要ではあるものの、申請手続きの大部分をフォローするIT導入支援事業者が採択されるポイント・コツをどれだけ抑えているかによっても利用出来る・出来ないの分かれ道になると言っても過言ではありません。
申請を検討される際は、ぜひこの観点も検討いただけると良いかと思います。

当法人では、IT導入補助金の申請サポートを行っています。
基本的にはIT導入支援事業者をサポートしていますので、申請者様からの直接のご依頼にご対応は出来ませんが、IT導入支援事業者に登録されているEC制作業者様のご紹介は可能です!
ご興味・ご関心のある方はこちらよりお問い合わせいただければと思います。

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https://g1info.jp/itdonyushienjigyoshasyokai/


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