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サッカーは全身でやるもの

こんにちは。サッカー・フットサルトレーナーの梅田です。
主に小中学生のサッカー・フットサルの選手の体作りをしています。

今日は改めてサッカーは全身でやるものという内容をお伝えしたいと思います。

全身というのは、上半身を含めておこなうということです。
腕や、背中、胸、腹部などです。

サッカーがもっとうまくなりたい、と思っている選手は、
もっと自分の体の様々な部位が使えるようになることでレベルが上がります。

なぜならそもそも動きが少ない部位があるということは、
その時点で、周囲の選手に比べマイナスポイントを抱えてしまっているからです。

今回は上半身が大切な理由を様々な角度から解説していきたいと思います。


1.「飛ぶ」「蹴る」「コンタクトする」はその時点で上半身を使っている

「飛ぶ」「蹴る」「ボディーコンタクトする」というのはサッカーにおいて頻繁におこなわれるアクションです。
この動きを見ればわかりますが、すべてのアクションで上半身の動きが伴っています。

このとき
「何か動きがおかしい」、
「何かうまく力が出せない」、
という場合は、
上半身と下半身の連動や
力の伝達がうまくいっていない可能性が
考えられます。

※もちろん下半身のコーディネーション(=調整力)不足でそのようになっている場合もあります

全身を使わないとできない課題を
いろいろとやっていくことで徐々に上半身と下半身の連動は備わっていきます。

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2.水泳選手で、上半身・下半身どちらかのトレーニングしかしない選手はいない

こちらはわかりやすい例で解説です。
水泳選手で「私は上半身だけしかトレーニングしません」という選手はいないと思います。

そのような選手は、記録を十分に伸ばすことができなくなるでしょう。
水泳はとてもわかりやすですが、上半身と下半身の両方を使い、体を動かします。

では、陸上の短距離はいかがでしょうか?
こちらも同様に上半身もトレーニングをします。
そのほうが格段にタイムを伸ばすことができます。

最後にサッカーはいかがでしょうか?
サッカーで上半身を気にしているケースはまだまだ少ないと思います。

気にしていても、大人の選手がウエイトトレーニングをするというというものが多いのではないでしょうか?

上半身をうまく使えるようになることで、「ジャンプ力は上がる」「走りが速くなる」
さらには「シュートが強くなる」「ボディーコンタクトが強くなる」
そして「下半身の怪我がしにくくなる」という部分の効果が得られますので、
ぜひとも取り組んでいきたい部分であります。

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3.フェイントは上半身をどれだけ速くたくみに動かせるか?

フェイントで相手を揺さぶるときは、上半身を速くたくみに動かせるかどうかというのはキーポイントになります。

もちろん足でのボールをタッチにてフェイントをすることもありますが、
足でボールをタッチするフェイントは、
ボールを触っている時間は、自分は移動できないというデメリットがあります。

上半身をうまく使ったフェイントのほうが自分の移動を阻害せず、相手を騙すことができます。

こういった意味でぜひとも身につけたいフェイントの一つであります。

上半身を速く滑らかに動かすには、必ず、腕と体が連動していることが必要です。

腕を動かすと自然に体が動き、また体を動かそうとすると自然に腕が動くようになると、滑らかにかつ速く動けるようになっていきます。

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4.より効率的に動くことを考えると

人の体は、構造上、動きの法則のようなものがあります。

腕と体はつながっており、体と足はつながっています。
そして、速く走りたいとき、遠くに飛びたいとき、
一定の良い動き方というものがあります。

うまく体を動かすことができる人は
必ず、頭から腕から手から、全てをつかって動かしています。

そういった意味で、全身を使って動けるようになると
動きは効率的になっていきます。

5.まとめ

今回は、サッカーは全身でやるものというテーマでまとめてみました。

ここで、上半身についてこれまで意識が低かった選手は、
今後の伸びしろになると思います。

これはどの年代でも同じであります。

今まで意識を向けてこなかった部分に意識を向け、
一定期間の反復と継続をしていくことで、
これまでできていなかったことができるようになっていきます。

そしてプレーの幅がひろがっていくでしょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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