学校の先生のSNSやブログを見つけた生徒の皆さんへ

この記事は英語教育・学校教育とは関係ありません。
2021年度までの自分の勤務校の生徒さんにのみ向けて書いています。
プロジェクト等で関わった他校の生徒さんや大学生の皆さんに関しては読者として想定していません。
また、2022年4月以降に出会った大学生の皆さんに向けられたものでもありません。

さて,今日は僕のこのnote,各種SNS,すっかり更新の途絶えているYouTubeチャンネルに辿り着いた生徒の皆さんに向けて書きます。
お説教ではないので,この記事を見つけたら是非読んでもらえると嬉しいです。

みんな,僕に限らず多くの先生のSNSを既に見つけているようですね。特にFacebookなんかは僕だけでなく多くの先生方が本名でやっているので,すでに先生と「友達」になっている人もいますね。
この記事で書くことはみんなと僕の関わり方の問題が主ですが,他の先生のSNS等についてもこの記事をもとに考えてみてください。もう一度言いますが,お説教ではないので安心してください。

僕はこの半年ぐらいこのnoteを軸に英語教育のことを色々考え,発信しています。僕のYouTubeやnoteを見たある生徒からは「英語教育を変えたいって思って,そのために色々発信しててすごいなって思いました」みたいなことを言ってもらいました。
日頃授業やホームルームで関わっている教え子に,僕のこういう一面がポジティブに受け入れられたというのはとても嬉しかったです。

その彼の言う通り,僕の人生の究極の目標は「日本の英語教育を良くすること」です。このnoteもYouTubeも,その他SNSも全て公開しているのは,極めて微力な僕が少しでも多くの人に自分の言葉で自分の考えを伝えるためです。そのことはより多くの人からの批判や,同じ思いの人との交流に繋がったりすると信じています。
主にnoteとYouTubeの宣伝用であるfacebook, twitter, instagramも全て,その目的で使っています。(たまに関係ないことを呟くことも無くはないですが)

そのことを踏まえて,僕のことを知る全ての生徒のみんなにお願いです。

そっと見守っていてください。

みんなが僕のSNSをフォローすることを制限することは現実的に不可能ですし,誰をフォローしようとみんなの自由です。
一方,僕はどのSNSであれ,今の時点ではみんなのことをフォローしないと思います。というか,フォローしないことに今日決めました。
僕はみんなのアカウントを自ら見に行くことはありません。ましてやDMや
コメントなど絶対にしません。

その理由も説明しておきます。

僕もみんなの日常に興味はありますし,みんなもやっぱり先生の日常って興味あると思います。
でも,僕はSNS上ではなく学校でのみんなの日常を見て,守って,一緒に学んだり笑ったりするのが仕事です。ここで言う「みんな」にはこのnoteに辿り着いている人もそうでない人も全員を含みます。
個人的なSNSで繋がっているかどうかでその見守りや学びに差を生みたくないという気持ちがあります。ご理解ください。

みんなも,見るのは自由ですが,僕がこのnoteやYouTubeを使っている目的を理解した上で,特にコメントやDMなどのアクションは起こさずにそっと見守っていてください。

同時に,学校で「昨日のかわむら先生の投稿見た?」といった会話も出来ればやめてもらえると助かります。
このことについて何も知らない,何のことか分からない人も沢山います。
「情報格差」ではないですが,何も知らない人からするとあまり心地の良い会話ではないだろうと想像できますし,僕も大人に向けて発信しているものがみんなの間でどうこう言われることに少々違和感を持ってしまいそうです。
どうしても話したい時は,近しい友達と二人とかでこっそり見合う程度にしてください。
また,僕の投稿内容について真剣に対話したいという人はこっそり僕のところに来てください。

みんなもtwitterなど先生に見られていないつもりのSNSで,学校では言わないことを書いているかもしれません。学校で言ったら先生に怒られてしまうことを書いている人もいるかもしれません。
人を傷つけたり,トラブルに巻き込まれるようなSNSの使い方はやめてほしいですが,みんなのSNSを僕が見守るようなことは決してしません。

みんなにも学校で先生や友達と一緒にいる時間と,そうではない時間があると思います。
先生や友達と一緒にいる「世界」と,それ以外の「世界」と言ってもいいかもしれません。

学校でみんなと過ごす僕と,ここで色々な記事を出す僕は,どちらも同じ僕ではありますが,過ごしている「世界」が違います。伝わるでしょうか…。
一人の人間にも,複数の「世界」があって,ある「世界」では心から関わり合いたいと思う人とも,別の「世界」では少し距離を置きたいことがあります。

お互い様と言いますか,大人の対応として,お互いに気を遣い合えると大変嬉しいです。



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