見出し画像

動物との触れ合いは、心を穏やかにする。

今日は母を連れて近くの乗馬クラブに行き、馬を無料で眺めてきた。実に愛嬌のある馬ばかりで、心が和まされてきた。

本当は別の用事で出掛けていたが、通り道にその乗馬クラブがあったためついでにと寄ってみたのだ。

特に何も期待しないで寄ってみたのだが、これが最高の癒し時間になったのである。厩舎で飼われている馬は、人間に慣れているから近寄ると顔を近くに寄せてきてくれる。

触ることは、指を餌と勘違いして噛んでしまうため危険で禁止されている。だからずっと触りたい衝動を我慢しながら顔を凝らして見ていた。

じっと見ていると、見られている圧力を感じるのか馬は嫌そうにするも、私は可愛さに吸い込まれているため嫌がられてもしっかり見ていた。

よくよく見ていると、目が涙目で何かを訴えようとしている目なのだが、ヤギのような横に細い瞳をしていた。これは私にとっては新しい発見だった。

その後飼育員さんが干し草を運んで、ご飯の時間になったため馬たちは一生懸命に食べていた。色んなところから草をすり潰す音で、ゴリゴリと音を鳴らしながら美味しそうに食べていた。

30分程度の鑑賞だったが、動物たちが自然な行動をしているのを見ていると何故か落ち着く。たまに見せる気を抜いたような顔や飼育員に手入れをしてもらって満足したような顔を見ていると、とても癒される。

人間を含めた生き物全体が自然に楽しんでいる姿をみると、本人よりも見ている側が癒されて、心が軽くなることを感じた一時だった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?