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リターンの高い投資法③(外貨)

外貨は日本円に比べて全般的に金利が高いので、
外貨預金にしておけば普通に円で預貯金をしているよりも利息分は増えますね。

ただ、外貨預金だと
あくまで預金なので、高いリターンを得るのは難しいかもしれません。
なので、外貨は外貨でも、新興国の外貨建て債券などであれば高いリターンを得やすくなります。

例えば、ブラジルレアル・メキシコペソ・インドルピー・インドネシアルピアなどがあります。

2021/9時点での一例
・ブラジルレアル 利回り7.5%
・メキシコペソ 利回り8.3%
・インドルピー 利回り5%
・インドネシアルピア 利回り4.5%

このように4〜8%の高いリターンが得られる外貨建て商品があります。
ただ、注意しておきたいのは日本円ではないので為替リスクが発生します。
このため、金利で増えたにも関わらず、日本円にした際に元本よりも減ってしまうことがあります。
そのような為替リスクを回避するためには
いくつかの方法がありますが、ここでは2つの方法をご紹介します。

①外貨から日本円に両替するタイミングを見定める

②為替リスクが発生しない外貨建て商品を選ぶ

まず①ですが、為替は常に変動しています。先程は為替リスクによって元本が減るかもしれないとお伝えしましたが、逆に金利に加えて為替差益を得られる可能性もあります。
損失ではなく、利益を得るためには為替が商品を購入した時よりも円安になっているタイミングで両替すれば良いですね。
そのためには、投資するお金はあくまで余剰資金で行うことが大切です。
子どもの教育資金や車の買い換え資金など、タイミングの決まっているお金を為替リスクのある金融商品に投入してしまうと、投資資金が必要となるタイミングで円高だと損をしてしまう可能性があります。
投資をする際には、「いくら儲かるか」だけではなく、出口のこともしっかり考えておきましょう。

続いて②ですが、外貨預金や外貨建て債券、外貨建て保険などは為替リスクが発生してしまいます。そこで、為替リスクを回避したい人は投資信託で「為替ヘッジあり」を選べば為替リスクを回避できます。
為替ヘッジについては投資信託の記事で紹介させていただきます。

金融商品には様々な仕組みがありますので、しっかり情報収集をして自分に合った投資に取り組んでいきましょう。

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