リスクの低い投資法(基本⑥)投資信託

投資信託の特徴は以下の8つです。

①投資先が複数に分散されている。
②プロのファンドマネージャーが投資先を吟味している
③少額から投資ができる
④積立投資ができる
⑤いつでも容易に売却できる
⑥手数料が明瞭である
⑦様々な国や資産(株式・不動産・債券など)に投資ができる
⑧商品数が多い

以上のことから、投資の初心者から上級者まで多くの人のニーズをカバーできる金融商品です。

とは言っても、初心者には「どの投資信託を選べば良いのか」がわからないため、

インデックス型』の投資信託が良いでしょう。
『インデックス型』は手数料が安く、市場の平均値と連動した動きをするので、当たり外れがありません。

一方で『アクティブ型』の投資信託は比較的に手数料が高く、市場の平均以上を目標にファンドマネージャーが運用を行います。
ただ、当たり外れがあるためファンドによっては市場の平均値を上回ることもあれば下回ることもあります。

アクティブ型』の投資信託でしっかり利益を得ようとすれば、【目論見書】をしっかり読み、政治や経済の流れを読み解く能力が求められます。
これは、なかなか難しいことなので
リスクの低い投資法としては下記になります。

①インデックス型の投資信託で
②時間の分散である積立投資(定額)を
③できるだけ長期(10年以上)で行う

この3つのポイントを実行できれば、ほとんど損をすることはないでしょう。

また、投資先として2つのポイントがあります。

⑴地域(先進国と新興国)
⑵資産クラス(株式・不動産・債券)

リスクを低くするのであれば、下記がオススメです。

⑴先進国の
格付けの高い債券

ここでは「格付けの高い」というのがポイントです。
なぜなら、「格付けの低い債券」は【ハイイールド債】と言われ、金利は高いですが
その分、リスクも高くなります。
本来、債券タイプの投資信託はリスクが低く安定した運用が可能ですが、
ハイイールド債は株式タイプのようなハイリスク・ハイリターンの動きとなるため注意してください。

なぜ、ハイイールド債がリスクが高いかと言うと、
格付けの低い債券、つまり倒産・破綻する確率が高い債券となります。
通常であれば問題ありませんが、リーマンショックやコロナショックなどの際には短期間に20〜30%ほど値下がりすることがあります。
この事を考慮の上、投資する必要があります。くれぐれも、リスクとリターンは比例することをお忘れなく。

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