見出し画像

本の紹介38冊目 『ハイパワー・マーケティング』

こんにちは、TAKUです。

今日は37冊目の本を紹介します。

それは、ジェイ・エイブラハムさんの著書『ハイパワー・マーケティング』です。

本書は、全米で「マーケティング・バイブル」と称賛される伝説の名著です。

これまでに1万人の経営者を指導してきた全米トップマーケターのジェイ・エイブラハム。

そんな著者の代表作とされる伝説の名著で、経営の細かな改善点を豊富な具体例で解説しています。

以下で著者についてと、本書で特に勉強になったポイントを紹介しています。

【著者のジェイ・エイブラハムさんについて】

著者は、実践マーケティングの巨匠です。

そして、「フォーブス」誌が2000年に全米トップ5のビジネスコーチに選出しています。

また、ウィリアム・デミング博士(アメリカの経営コンサルタント)から直接学び、隠れた資産の最大化などにより不況知らずの成長戦略を提示すると共に、ビジネス倫理の推進者として認知されています。

【第1章 : あなたの飛行計画】

ここでは、ビジネスを大きくする方法について、簡単な3つのことを説明しています。

・クライアントの数を増やす
・クライアント一人あたりの平均販売数を増やす
・クライアントが購入する頻度を増やす

ビジネスはとてもシンプルに考えて、効果を最大限にするためにどこに力を集中するかが大切だと学びました。

【第4章 : 人と違う強みを探す(USPを構築する)】

まずUSP (ユニーク・セリング・プロポジション)とは、自身のビジネスが競合を引き離すだけの独自のアイデアのことです。

ここでは、そのUSPの構築の仕方を学ぶことができ、そのステップを説明していきます。

1.クライアントに対して、あなたが既に提供している強みやメリットをリストアップする
2.競合がしていて、あなたが配達していない強みやメリットをリストアップする
3.競合のユニークなメリットを、あなたならどう改善できるか、その方法をリストアップする
4.仕事上で一番大切な取引先をリストアップする
5.なぜ競合ではなくて、その人たちと取引するのか、最大の理由に目をつける
6.その最大の理由または恩恵を、一行にまとめる
7.その強みやメリットをあなたの仕事やキャリアに取り入れることができるかを考えてみる

これらであり、自身の強みをまずは明確しながら、競合の強みも明確にしていきます。

またUSPは会社によっても市場によっても適用方法は異なるので、

・新聞やパンフレット
・専門誌
・テレビやラジオ

などの、さまざまな企業や団体をチェックすることが大切だと学びました。

【第15章 : ビジネスの極意、卓越論】

まず「卓越論」についてお話しします。

卓越論とは、

「クラアントのニーズを、あなたのニーズよりも常に優先させること」ができる能力のことです。

これをマスターすれば、成功は自然とついてくると本書で語られています。

また一見、クライアントの利益を自分の利益よりも優先させるなんて逆じゃないか、と思う人がいても無理はありません。

しかし著者はこの点こそが、これほど多くのビジネスな平凡で記憶に残らず、結局は成功していない理由だと語られています。

ここで卓越論をマスターする方法として、

・見込み客やクライアントなど、すべての人の本当のニーズを理解する
・顧客が満足する方法を考え「生涯の友」として付き合う

これらであり、まずは顧客に意識を集中して満足できることを、少しでもやっていくことの大切さを学びました。

【最後に】

本書はアメリカで「マーケターのバイブル」と称賛されている伝説の名著であり、

・これからビジネスをやっていく人
・ビジネスの規模を拡大していきたい人

など、とてもオススメの一冊です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?