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社会人1年目でやるべき10個のこと

どうもうらたくです。今日から社会人6年目を迎えます。

新卒からベンチャー企業に就職し、そこからずっとベンチャー畑でハードに働いてきましたが、やっとまる5年が経ちました。

その中で後輩たちと関わることも増え、仕事についてアドバイスをする機会も増えてきました。

今回はそんな僕が思う、社会人1年目でやるべき10個のことについて紹介していこうと思います。

①元気に挨拶をし、覚えてもらう

当たり前に大事ですが、案外みんなできるわけではありません。特に会社が挨拶を特別大切にしているわけでもない場合、オフィスの空気自体が「積極的に挨拶をしよう!」となっていないので、挨拶をしなくてもなんとなく流れていきます。

挨拶をすることは良くない!と思っている人はいません。

「おはようございます!新卒の◯◯です。よろしくお願いします!」と元気に声をかけ、まずは顔と名前を覚えてもらうことが大切です。

②服装にこだわる

仕事ができる人は見た目にも気を遣っています。仕事ができる人は(お金を持っていることもあり)センスの良いモノを使っています。

こういう人たちは案外他人の服装や持っているモノを見ています。

「高級品を買え」というわけではないです。見た目に気を遣い、センスのあるスタイリッシュな服装を心がけるだけで「おお、こいつ筋がいいな」と気にかけてもらうことができます。

僕も新卒時代には営業で使うスーツの着こなしには気をつけていました。

社長から定期的に「お前は仕事はできないけどスーツの着こなしだけは一流だな」と何度も褒めてもらいました。

「イキってると思われるとどうしよう」と変に遠慮して、かっこ悪いくたびれたリクルートスーツを着ていくのはやめましょう。

③絶対に成果の出る小さな仕事に取り組む

やれば確実に成果が出る小さな仕事を探して取り組んで下さい。

これは周りを気にしてオフィスの動きや会話に注意を払う必要があります。

例えばこのようなこと。

とにかくやれば確実にできる仕事を探して「小さな感謝」を増やし、信頼を積み上げましょう。

他にもやれば確実にできる仕事を簡単に羅列しておきます。あなたがやらなくても誰かがどこかでやっている仕事です。

・郵送物や郵便を受け取り宛先の人に渡す
・誰かの買ってきたお土産の封を開けて配り、空き箱やゴミを捨てる
・いっぱいになったゴミ袋を取り替える
・シュレッダーのゴミを捨てる
・ランチの弁当を代わりに買ってくる
・来客へお水を持っていく
・MTGの時間になったら関係者に声をかけて集める
・資料の印刷や営業資料のストックを作る
・ホワイトボードをキレイに消す
・名刺のスキャンを代わりにする
などなど

そしてこれをやっていると、感謝や信頼だけではなく、他の同期が得られないような副産物を手に入れることができます。

例えば「資料の印刷や営業資料のストックを作る」でいうと

・まだ営業に行かないのに営業資料が見れる
・資料の格納先が分かり必要な資料以外もついでに見れる

こういったものが副産物です。

営業で成果が出るのは半年後。早くて3ヶ月後です。

難しい仕事を頑張るよりも、確実に成果の出る仕事を見つけてコツコツ積み上げることで信頼を勝ち取り、3ヶ月後に誰よりも打席に立てる機会を増やしましょう。

④上司・先輩の時間を空ける

③と似てますが、上司・先輩の時間を空けることをとにかく意識して下さい。

周りを見渡して上司・先輩の動きや仕事をよく観察しましょう。絶対に自分でもできる仕事があるはずです。

ある先輩が、毎回汎用資料を印刷して営業に持っていくことがわかれば、その資料の場所を聞いて印刷してストックしておいてあげましょう。

チーム飲み会の集金やお店探しを先輩がやっていたら、代わりにやっておきますよ!と言って奪いましょう。

MTGの日程が決まったら、カレンダーを抑えるのはあなたの仕事です。

まだ新人のあなたにそんなに重大な業務は任せられていません。

与えられた目の前の自分の仕事に黙々と取り組むよりも、周りを見渡して先輩の仕事を奪うことを優先しましょう。

もちろん、任されている自分の仕事は、その後で必ず期限までに必死に終わらせるのが基本です。

同じ10分でも、あなたと上司では生み出す価値が10倍以上違うこともザラにあります。

あなたの10分を使って代わりに飲み会のお店を予約しておくだけで、上司の時間が10分空きます。そして10分もあれば大事な商談電話を1本終わらせることができるし、膨大なメールやチャットに目を通して返信してもらうことができます。

つまり、あなたが10分でやったことは単なるお店の予約でも、結果的にあなたの10分を使って、チームとしては大事な商談電話を終わらせることに間接的に貢献できるのです。

とにかく上司・先輩の時間を10分でも5分でもいいので空けることを意識して一緒に仕事をしてみて下さい。

あなたの時間は貴重ではありません。自分の時間を使って、他人の時間を空けるのです。

⑤質よりも量よりもスピード

依頼された仕事は、とにかくスピードを意識して動きましょう。

取り掛かるスピード、完了させるスピード、両方大切です。

何度も言いますが、あなたが持っている業務はそんなに重要ではありません。

今自分がやっていることを差し置いてでも、依頼された仕事を最速で終わらせましょう。

大切なのはクオリティよりもスピードを優先させることです。

あなたが100%だと思って頑張って業務をしても、それは依頼者からするとどうせ100%ではありません。必ず何らかのフィードバックを受けます。いきなり100点は取れません。

だったらとにかく早くフィードバックをもらえる状態を作ること。

こだわって頑張って一生懸命取り組んで、1日後に100点だと思ったものを60点と評価されまたそこからやり直す。よくあるパターンです。

30分でまず30点のものを出し、60分で60点に仕上げてフィードバックをもらう。そこまでできればその日中に80点は取れるし、翌日までに100点に近い形に仕上げることも可能です。

⑥ショートカットキーを叩き込む

経験がなくても一瞬で成長して周囲と差をつけられるスキルがあります。それは、PC操作における効率化です。

具体的にはショートカットキー、辞書登録、ブラウザのアドオン(拡張機能)、タイピングなどです。

WindowsであれMacであれ、PCでは様々なアプリやツールを使用します。

基本的なツールで言うと、例えばワード、エクセル、パワポ、メール、ブラウザ、カレンダーなどです。

こういった頻繁に使うツールこそ、使い方をマスターし周囲の人よりも作業スピードを1分1秒でも早くしましょう。

案外先輩でも、毎日使うツールが故に、操作に慣れてしまって効率化を追求していないことがよくあります。ググれば簡単に出てくるものばかりなので、いち早く身につけて周囲に教えてあげられるレベルまで成長しましょう。

これは、プライベートでPCを触るときにも練習ができるので非常に差が付きやすいポイントです。

⑦イケてる先輩を見極める

どこにでもイケてない先輩、活躍していない先輩はいます。そういった人のアドバイスは基本的に無視でOKです。周りからのその人の評価が低いので無視してもあなたの評価は下がりません。そして評価よりも大事なのは、イケてない先輩に従っても成果が出ないことです。

イケてる人はイケてる人と付き合っています。まず1人イケてると思う先輩を見つけたら、とにかくその人の近くで仕事を奪ったり、業務を教えてもらいながら関係を深めましょう。そして一緒に飲みに行ったりコミュニケーションを深めていくうちに、他のイケてる先輩たちからも可愛がられるようになっていきます。

最初の1人と仲良くなるには、朝早く出社することがおすすめです。

朝一番から出社している人たちはイケてる先輩である可能性が高く、また朝は比較的自由な時間を過ごしているため、自分に時間を割いてもらいやすいです。

⑧正しい日本語を学ぶ

日本語がおかしいビジネスパーソンは非常に多く、正しく日本語を使っている人からするとすごく気になります。

メール、チャット、資料といったテキストデータにおいても、口頭でのコミュニケーションや敬語の使い方においても、日本語がおかしい人は基本的に仕事ができないと思われ信頼を落としてしまいます。

日本語がおかしいだけで論理性が無いと思われてしまったり、幼稚な印象を与えてしまいます。

中学校文法レベルの日本語が怪しい人は必ず本などを買って勉強し直しましょう。

⑨職場の人とSNSでつながる

SNSのメリットは3つ。

1つ目は、自分を知ってもらえること。自分の趣味やプライベートを知ってもらえたほうが、周囲からの自分に対する理解が深まり、仕事においてもコミュニケーションが取りやすくなります。

2つ目は、相手のことを知れること。1つ目と同じ理由の他に、会社の情報や業界の知識、仕事に役立つTIPSを知ることができる可能性があることです。現代のビジネスパーソンであればSNSで情報収集をすることは当たり前なので、先輩や上司がSNSでシェアしている情報やフォローしているアカウントをチェックすることで自分にとっても役に立つ情報が得られる可能性が非常に高いです。

3つ目は、辞めてからも関係性が続きやすいことです。あなたが入ってすぐに辞めるわけではないと思いますが、あなたが入ってすぐに辞める先輩はもちろんいます。数年後にあなたが転職をしたとしても、SNSなどで前職の人と繋がっておくことで今後も応援してもらいやすかったり、仕事をもらえたりすることがあります。

⑩お金は全部自己投資に使う

お金は全て自己投資に使いましょう。20代のうち、もしくは結婚するまでは全て自分に注ぎ込むべきです。

具体的には、勉強、人脈、健康、モノ、体験あたりかなと思います。

たくさん本を読んだり、社外の人と交友関係を深めたり、ジムに行って健康的な体をつくったり、一流のモノを身に着けたり、趣味や旅行に時間やお金を使ったりなどです。

お金に余裕がないうちから貯金と金融投資はする必要は無いと思います。

まとめ

正直今の時代は、若い人ほど優秀だと考えています。

数年の間に時代が大きく変わり、仕事の場所がオフィス空間からインターネット空間へ移動しました。コロナの影響で初日からリモート勤務の人も多くいるようですが、まさにそんなことが可能な時代です。

小さな頃からインターネットの世界で生きてきた、デジタルネイティブでITリテラシーの高い世代であるみなさんのほうが、同じ年数働いたときにより大きな成果を出せる確率が高いはずです。

型にはめて正解を出す教育から、主体性を育み自ら考え行動する教育に変わってきており、まさにこれからの時代に求められる人材はみなさんのように若い力です。

僕もまだまだ十分に若いとは感じていますが、それでも自分より下の世代の活躍や勢いにはすごく刺激を受ける機会が多いです。

そんな期待が大きく有利なみなさんだからこそ、ここに書いたようないつの時代も普遍的な仕事の基本をいち早く身につけて実践できるかでスタートダッシュに差がつくと思います。

難しいことは何一つ書いていないと思うので、できそうなことから一つずつ、ぜひやってみて下さい!

人生で一度の新社会人生活、存分に楽しんで下さい!

↓Twitterもやってます。


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