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泳ぐ抗酸化サプリ?魚介類の王様サケはダイエットの強い味方

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日本人に一番人気のある魚は、何だと思いますか?

マグロやサバをおさえて、消費量で第1位は、鮭。

ダイエッターも、積極的に食べたい魚のひとつです。

ほとんどの魚類は全体の約20%が、タンパク質でできています。

肉類とほぼ同レベルの、高タンパク食品。

鮭の切り身(約100g)には、約18gが含まれます。

糖質はほとんどゼロで、カロリーも130kcalと合格点。

赤っぽい色をしてはいますが、実際は白身の魚です。

身を赤くしているのは、アスタキサンチンという成分の色素。

鮭の卵のイクラ、蟹や海老など、見ために赤みがあるのが特徴です。

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この成分は抗酸化力が、ビタミンEの約1000倍、ビタミンCの約6000倍もあるといわれているので驚異的。

ダイエッターにとって、筋トレや有酸素運動による酸化ストレスは気になるところです。

また夏は日差しが強く、紫外線がふりそそぐ季節でもあります。

肌を守ってくれる抗酸化作用は、ダイエット中でなくても嬉しい要素。

そのアスタキサンチンを、サポートするのがビタミンCなので、レモンをたっぷり絞って食べるとさらに効果的といえます。

皮の部分には、吸収されやすいフィッシュコラーゲンが豊富で、全身に含まれる脂質は安心のフィッシュオイル。

なかでもEPAは、血液中の中性脂肪を減らすほか、食欲を抑えるホルモンの分泌も期待できるダイエットオイルです。

余談ですが、北極圏に住む伝統的なイヌイットたちには、心血管系疾患が少ないという研究結果があります。

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寒冷地のため野菜や肉類は手に入りにくく、魚介類と、魚をエサにするクジラやアザラシなどが、おもな食料だったそうです。

そのためEPAがふんだんに摂れる食生活となり、自然と血液サラサラ成分が摂取できていたと考えられます。

日本ではサバ缶がブームになり、魚のダイエット効果があらためて注目されました。

高タンパク・低糖質なだけでなく、強力な抗酸化成分とハイスペックな油をそなえた鮭は、日本人にもっとも愛される魚介類の王様なのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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