M1 Pro搭載のMacbook Proを希望者のエンジニア全員に支給した話
こんにちは!株式会社COMPASS 取締役の常盤です。COMPASSは「新しい学びの環境を創り出す」をミッションに掲げ、小中学生に対してAI型教材Qubena (キュビナ)を提供している会社です。
皆さん仕事には何のPCを使っていますか?PCはもはや仕事の必需品。PCが業務内容に見合うスペックであることは仕事の生産性に直結しますよね。
・・・というわけで(?)、COMPASSでは、社員・業務委託などの契約形態を問わず、希望者のエンジニア全員に対してM1 Pro搭載のMacbook Proを支給することにしました!このnoteでは導入までの流れと導入後の効果について書きたいと思います。
長い処理時間がボトルネックに
開発をしているとビルドやテストの実行によって待ちが発生してしまうことがあると思います。せっかく集中できている時に待ちが生まれると辛いですよね。経営者としても開発メンバーにはなるべくストレスなく仕事をしてもらいたいものです。
COMPASSにはICT教材の開発ならではの特別に処理時間が長い業務が存在します。例えば、年間にQubenaを通じて解かれる問題数は億単位になり、これらの解答データに対して、統計的アプローチを用いて問題一つひとつの困難度を計算し、その困難度を用いてアダプティブラーニングの精度を高めているのですが、この計算にはなかなかの時間がかかります。
また、搭載している問題についても日々改善を続けています。2022年度に向けて、現在搭載中の43,000問(漢字と英単語の問題は含まない)に対して、国語・英語・社会・理科の4教科にて24,000問の新規追加&アップデートを行うことを先日発表させて頂きました。
COMPASSでは自社でCMS (※ Contents Management System) を開発しており、コンテンツチームが作問したものはそのCMSを通じてアプリへ搭載されていきます。このコンテンツの取り込み作業もなかなか時間がかかるもので、さらに取り込み中はコンテンツチームが作業停止になってしまうことから、強い制約になってしまっていました。以下、実際の社内のコミュニケーションです。
M1チップに対して高まる気運
元々COMPASSでは決して低いスペックのPCを使っていたわけではありません。エンジニアはMacbook Proが標準機で、メモリも32GBは当たり前。重い処理をする人は64GBのメモリにしている人もいます。それでも上述のような処理時間の課題が発生していました。
そこに登場したのがM1チップです。開発環境の兼ね合いもあるため、まずは様子見をしていたのですが、処理速度の評判がどんどん耳に入ってきます。メンバーが購入して試したところ、Macbook Airにも関わらず、IntelのMacbook Proを圧倒してしまうものでした。
そして流れるMacbook ProにM1チップが搭載されるという噂・・・。これはいくしかない。そんな気運が社内で高まってきました。
M1 Pro搭載のMacbook Proがキターーー!
予算としてはM1 Maxでもよかったのですが、検討の結果、以下のいずれかのスペックより選択することにしました。
スペックのパターンを絞っている理由としては、不必要に高いスペックだとコストパフォーマンスが悪くなる、逆に貸与希望者の作業にフィットさせすぎると今後長いこと使い回していくうえで早く陳腐化してしまう、の2点です。ただ、例えば機械学習などでGPUが強いマシンが必要のような理由があれば個別に相談して、別途購入は可能なようにしています。
…というわけで、
M1 Pro搭載のMacbook Proが無事に到着しました!昨年末にかけて世界的に物流が滞っていた為、発注から数ヶ月待つことになってしまったのですが、ついに到着しました。早速メンバーからは喜びの声があがっています。
やはり作業環境の充実は良いプロダクトを作る上では欠かせないものですね。今回はPCに限ったものでしたが、PC以外でも改善できるところは継続的に改善を行っていければと思います!
まとめ
以上、M1 Pro搭載のMacbook Proを希望者のエンジニア全員に支給した話でした。私も今回のタイミングでPCを新しくしたのですが、作業効率の向上を大きく感じます。もしこの記事を読んでCOMPASSで働くことに少しでもご興味を持って頂けましたら、引き続き採用活動を積極的に行っていますのでご連絡を頂けると嬉しいです!
COMPASSのことをもっと知りたいという人は公式noteをぜひご覧ください!!
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