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WiringPiのインストール方法 - Raspberry PiのGPIOピンを簡単に制御しよう

 今回は、これからRaspberry Piを活用するにあたって、WiringPiというライブラリを使用するため、WiringPiのインストール方法を説明します。WiringPiは、Raspberry PiのGPIO(General Purpose Input Output)ピンを制御するためのライブラリです。WiringPiを使うことで、Raspberry PiのGPIOピンを簡単に制御できるようになります。

WiringPiのインストール方法と設定

1. ターミナルの起動

 まず、WiringPiをインストールするためにターミナルを起動させます。タスクバーのターミナルアイコンをクリックすると、ターミナルが起動します。

起動画面

2. WiringPiのインストール

 以下のコマンドを入力してインストールを行ってください。1行ごとにEnterを押して実行してください。

WiringPiのダウンロード:

git clone https://github.com/WiringPi/WiringPi.git

WiringPiのディレクトリに移動:

cd WiringPi

ソースコードをビルドする:

./build

3. コンパイラの設定

 次に、Geanyを起動してコンパイラの設定を行います。(Geanyを使わない人は設定不要です)もし、Geanyの起動方法が分からない方は、下の記事を参考にしてください。

 Geanyを起動したら、メニューの「ビルド > ビルドコマンドを設定」をクリックします。以下の画面が表示されるので、赤線で囲ってある場所を編集します。スペースは半角スペースを使用するのと、0(ゼロ)とO(オー)を間違えないようにしてください。

  • Compile:   

gcc -Wall -c "%f" -lwiringPi -lpthread -g -O0
  • Build:

gcc -Wall -o "%e" "%f" -lwiringPi -lpthread -g -O0
  • Execute: 

sude "./%e"


これで設定は以上です。

まとめ

 これでWiringPiのインストールと設定が完了しました。次回は、WiringPiを使ってLEDを点滅させる「Lチカ」プロジェクトに挑戦します。お楽しみに!


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