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【RX 奥田】 2024.06.16 ニセコクラシック150km 35−39 6位

目標

35-39年代別優勝、総合上位
今年のNiseko Classicはコース変更で自分の脚質では厳しい戦いになることは分かっていたが、本気で狙いに行った。

結果

35-39年代別6位、総合18位(Top+1min05s)
望んでいた結果は出せず。頭悪い走りと弱い自分を反省して次への布石とし、来年こそ勝つ!

準備・機材・補給

①準備

ニセコには前日の土曜日に入った。SNSのタイムラインが海鮮で埋め尽くされて、羨ましくて狂いそうになるが、前日の生もので当たったらそれこそ悔いになるので、泣く泣く白米だけ食べ続けた。ゆめぴりかの質が上がってるので、オールオッケー(血涙)
コース変更に伴う試走はチームメイトの木村君に相談して後半の登りを試走。やはりアップダウンでどれだけインターバル耐性があるかの勝負だと感じた。その練習はチームメイトと散々やってきたので、信じて走るしかない。

②機材

本当はARise Performanceのホイールを使いたかったが、重量制限とタイヤの問題で使い慣れたALPINIST CLX2にした。ニセコは脚止める箇所も少ないので、アップダウンありなら手持ちでは一番使い易いホイールではある。タイヤはGP5000以外勝たん!

今回泊まったロッジ・コロポックルは室内で作業出来て最高でした

③補給




Activike Speedgel×4本(444kcal)
アミノザウルスExtra×1本(150kcal)
パラチノース20g×2本(160kcal)
SIS×1袋(320kcal)
焼きおにぎり(200kcal)
前日の炭水化物のみ摂取と当日の朝食(おにぎり×2個)で+1000kcal、レースは3,500kcalを消費するが、体内蓄積カロリーを考慮すると手持ち1200kcalあれば十分と判断し準備。
不慮の事故(凡ミスによるぶちまけ)により、直前にパラチノースを失ったが、チームメイトの遠藤さん/日暮さんからSISとパラチノースを分けてもらい無事に準備出来た。感謝。

レース本番


①スタート~ニセコパノラマライン下り(70kmまで)

スタートは年代別で35-39は第2グループ。今年はゆっくり行った割に先頭だったので先導車にべた付けして、アクチュアルスタートを待つ。例年より速く3.5km地点で解除されて、以降はのんびり。しかし今日は風が強い。
今年は特に落車等を見ることなく、カオスな下り区間を超える。
パノラマラインも向かい風がかなり強い。集団もゆっくり。途中、加藤選手(COW GUNMA)と隣同士で走っていたので、「加藤くんKOM行かないの?」とあおるが、「興味ないっす笑」とスルーされる。こりゃ本気だな、と悟る。
本当になにもなく、大集団のままパノラマラインKOMを通過。あとで振り返ると4倍出てない。ただ下りが長いので、KOM通過後には踏んで前に行き、前方で高岡さん、木村くんと下る。

2年前より3分以上遅い・・・

②平坦~新見逆側登り入口迄(70km~115km)

平坦川沿いでトイレタイムを終えて、散発的なアタックが起こるが有力勢以外は全無視。RXは高岡さんが積極的に仕掛ける。そうした逃げを追走しているときに、なぜかRXを積極的に間に入れる人達が目立つが、何考えてるのか理解不能だった。まあ優勝狙っている有力勢をイライラされるのには丁度良いのか?
それ以外でもニセコは道路が広いため、下りで速度が出せる。にもかかわらず、先頭で脚止めてる人が多くて、速度が上がらない。すぐ変われば良いのに。とか色々と考えると、逃げも効率的に走れば、集団にいるのと大して変わらないのだろう。
高岡さんが追い付かれた後の集団が元気無かった、というのはまさに残ってるメンツでそれなりに脚を使っていたから、ということなんだと思う。
海岸線にタッチした後の橋が横風で鬼門という話を聞いていたので、前目でクリアしたが後方では落車が起きていたらしく、木村くんが巻き込まれたようだ。(レース後に聞いた。)
出たり入ったりが激しい中盤で、かなり速い展開だった。
新コースの登り迄、高岡さん達の逃げが続く。

③新見逆登り~ゴール(115km~148㎞)


例年通り、此処から本当の勝負区間となる。加藤くんが登りに入った瞬間飛んで行くのが見えた。自分が若干後ろにおり、かつゴールまで距離があるため、集団で追う判断をしたので、スルー。そこに1名がつき、あっという間に高岡さんに追いつく。3人で行くかと思ったが、やはり加藤くんのペースが速く、単独走へ。
(レース後の反省会にて、高岡さんからこの加藤くんの逃げにはRXから乗るべきだろ、と言われた。人数いれば、逃げ切りもあり得たと。その通り過ぎてぐうの音も出ない。最後の長い登りなんだから、自分が行くべきでしかなかった。レースIQ低すぎて、自分に腹立つ。)
新見登り切りで最大1分強のタイムギャップが開くが、個人的には焦っておらず、この後はアップダウン区間なので集団の方が速いと思っていた。チームメイトの木村くんや北海道勢、佐藤選手(Trycle.ing)や佐々木選手(Gochi)たちの見知ったメンツを中心にペースを上げて加藤くんを追う。モトから45秒、30秒と告げられて、捕まえるのは時間の問題だと思った。(振り返るとここ、RX二人とも回す必要あったか?という気がする・・・反
省しかないな)
と同時にこのままではマズイとも思っていた。集団が大きい。しかも同集団内には優勝した小林選手(solei de lest)や足立選手(ダチ會)、加藤選手(ドスコイ巡業)等、最後まで行っても勝てない人しか居ない。
加藤くんを捕まえて「かっこよかった!」と声かけたあと、積極的に前で踏んだりしていたが、じわじわ削られていく。
ジリジリと辛くなり、牧野選手、島野選手等のアタックで厳しくなっていく自分。あと少しあと少しと念仏を唱えるが、残り140㎞地点の登りで両脚が攣ってしまう。去年よりちょっと長く集団にいただけで、自分のニセコクラシックが終わった。ここを超えればあと少しだったのに・・・。

ここで途中で力尽きて30秒失う・・・。


木村選手(GINRIN熊本)や古谷選手(内房レーシング)らとグルペットを形成して、最後ゴールを目指す。古谷選手には勝つ!と思って最後踏んだが、刺されて終了。最後まで情けない。

反省とか


・終盤の勝負所でRXは高岡さん、木村くん、自分と3人いて最大戦力(イナーメも同じくらい?)だったが、コミュニケーションを怠っていたのは反省。
・レースIQが低すぎる点は改善必須。せっかくの練習も結果を出せないのも意味がない。練習番長にならないように。

終わった後、チームメイトの高岡さん、木村君夫妻、遠藤さん、三好さん達と反省会兼打ち上げ。穏やかに話が出来て本当に良い時間だった。RX、最高です!
終わった翌日に妻が来てくれて、北海道を満喫した。普段のお礼が出来て良かった。

まだまだ頑張ります!

トップ画像にしようとしたが真ん中がセンシティブなので・・・


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