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【RX 奥田】2024.06.02 第20回Mt.富士ヒルクライム 主催者選抜25位 59:03

目標

昨年の失敗を反省しプラチナタイム60分切りを優先

結果

59:03でプラチナリング獲得し目標達成!
順位も昨年(26位)より1つ上げた

機材・補給



装備は全て前レース(おんたけヒルクライム)でも使用したものと同じ。重量は6.24kg。特にGD4CS(ARise Performanceさん製)は大きかった。ヒルクライムにおいてはこれ以上ないと思うホイール。マクハル施工も面倒なのに、本当にありがとうございました!


ジャージ選択は気温が低かったので、半袖にするか長袖にするかウォーミングアップ中まで悩んだが、レース開始するまで降らないという予報を信じて、BioracerさんのEpic Full Breezeロードレースエアロスーツ(めちゃくちゃスケスケw)を選んだ。

イナーメオイルのWinterを塗りたくれば我慢が効いたので、大正解。
Breezeの重量が手持ちジャージで一番軽いというのは重要。個体差はあると思うが、持っているジャージの重量は以下の通り(参考値);
- Epic 半袖ワンピース (S) 306g
- Icon半袖ワンピース(S) 275g
- Epic Full Breeze 半袖エアロワンピース(S) 253g
- Epic 長袖ワンピース(S) 310g

全体チェックは馴染みの中塚さんに突然お願いして、引き受けてもらった。本当にありがたかったです。
食事戦略は、レースに消費するカロリーが基礎代謝と運動消費合算で約1200kcal。前日に+600kcal多く摂取し(一日通して炭水化物のみ摂取)、当日朝にActivike Speedgel*2(220kcal)+ヴェスパ18kcal+Boostshot+補給にパラチノースとレッドブルとポカリを入れて固形物無し。結果、これで問題なかった。

レース本番

20分のウォーミングアップを終えて、06:00に会場ゆっくり並びに行くと、流石過去最多・・・主催者選抜の最後尾に並ぶ羽目に・・・前年度チャンピオンの金子選手や上位の成田選手たちも最後尾にいたので、せめてゼッケン1桁は前方に並ぶルールはあってもよいかと思う。
チームメイトのキクさん、ヤマケンさんとお喋りした後、レース前に大島山岳大隊長と会話し、今日のレース展開を確認。
①加藤選手が優勝候補の一人でマイペースに全体を引きちぎると思われる。
②それについて行けるのは一握りになると思う。逆に千切れた後、全体をまとめることが出来れば、ペースは維持できる。
といういつもながらの的確なアドバイスを貰い、千切れた後に声をかけてペースを維持することを考えて走ることを心掛けた。
スタートしてすぐは兼松選手と駄弁りながら前々に隙間から上がっていくが、先が長い・・・庵野前選手と上がれんな~、ちとヤバいね。という会話をしながら前に行く。(おんたけヒルクライムで仲良くなったけど、今日はほとんど一緒にいた気がする・・・)
しょうがないので、計測開始地点前のストレートで開けた瞬間右から脚使って前に行き、狙っていた20番前後のポジション辺りに滑り込む。
でスタートを超えると、いきなり金子選手、河田選手(きょうしろう君)ともう一人(辰巳選手?)が飛んで行った。
どうなるかな~とみていると、加藤君が先頭に居てマイペースに牽いている。正直、単独の峠TT最強の加藤くんがいると皆彼任せになってしまうため、一列棒状になって進む。
レース後に加藤くんと会話すると、

・先頭の3人(特に金子くん、きょうしろうくん)はペースが速かった。そのまま平坦に入ると2人で行く可能性がある。
・一方で2人には脚を使わせたいので10秒強を維持して、平坦に入る15kmまでに捕まえたい。

という考えだった様子。ただ、真鍋選手とか一部しかローテせず、余りに後ろが出ないから途中で回して欲しそうな気配。(そりゃあそうだけど、厳しいっすw)
昨年は1合目までで、脚がなくなったが今年は試走でコースをわかっていたのと、集中していて一瞬で1合目を超えた。
だけど、今日は風が弱く集団もペースで追うためにかなりの人数が2合目も残っているように感じたが、3合目のヘアピン付近で後ろを見ると気づけば集団は30人程度になっていた。
この段階で、60分切りは確信に変わり、公私で仲良しのナオシ君(天照CST)が的確にアドバイスをくれるので、上手く走れている。行けるやろ!と思っていたが、14km地点で加藤くんの牽きが強烈になった瞬間、間を埋めきれなかった。
クソ!と悪態つきつつ、大島山岳大隊長の言葉、「落ちてきた選手をまとめて走れ」を思いだし、声をかけていく。
落ちた選手たちの中で一番元気があったのが自分だったので、「短くても良いから、自分がキツイ時回って!」と声をかけて集団を大きくする。
Bioracerドリームチームの選手(こんどるさん、にんにんさん)を中心に、集団を形成しプラチナを目指す。
途中、庵野前君が「戻りました!」と言って後ろから現れた。「どしたん?」と聞いたところ、機材トラブルだったようで、合流してちょっとしたら必死に先頭を追走していたが、単騎なので厳しくずっと見えてる範囲に。協調出来たら良かったけど・・・ごめん!と心で念じる。次、同じレース走るときは一緒に行くように鍛えときます。
4合目以降は緩斜面が多いため、スピードが乗り、集団の利が大きい。けど正直、ペースは遅い気もする・・・と思ったが山岳スプリット付近でナオシ君が落ちてきた。(脚攣った模様。今週も忙しくしていたし、調整難しいだろうに。本当に尊敬するわ)
で、集団を見て鼓舞!「プラチナ取るんだから、協調せーい!」と言って前を牽いてくれる。これは60分切らんといかん。そしてナオシくんは消えた・・・公私で仕事のできるイケメンめ!
最後の下り区間に入り、ローテーションしながらスピードを上げ、最後の登りに!
みんな飛んで行くので、自分も併せて腰を上げるがヘコヘコダンシング。
弱いけど、無事にプラチナタイム確信してゴール。

皆さん、ありがとうございました!
ゴールした後、集団の皆様、大隊長、きょうしろう君、ナオシ君、仲良しの荻野選手(往来)、皆さん一緒に喜んでくれた。頑張って本当に良かった!

お礼

まずはレース運営の皆様、TTGミトロング所属の原田選手に対してのスタート前の黙禱、ありがとうございました。一時、仮とは言え同じジャージを着て走ってくれた仲間への哀悼の意、感謝の念に堪えません。また皆様も一緒に黙禱頂き誠にありがとうございました。
今回、プラチナタイムを獲れたのは、ハムスタースピン福田さんのアドバイスが大きかったです。忙しいのに、練習にコメント頂きありがとうございました。(データ、好きなだけ活用してください。)
また、Roppongi Expressのチームメイトの皆様、特に今年は大前くんが自分の成長には大きかったです。色々と本当にありがとうございます。来週以降も一緒に楽し苦練習しよう!
大隊長、ナオシ君も本当にありがとうございました!ヒルクライムではまだまだ2人の背中をまた追わせて頂きます!
サポートしてくださるRX BIKE様/三井製糖様/Bioracer様/U2 Bikes様/ARise Performance様、そして普段から支えてくれて自転車に乗る許可をくれて食事制限や普段の私生活、遠征の付き添いに来てくれる非常に出来た素晴らしい妻、皆様に感謝しつつ。
次はニセコクラシック150km!またよろしくお願いいたします!

表紙写真;クランノート様


(たなか、正直、居なくて寂しかったぞ)


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