なぜ、クソリプを送る人がいるのか?
「氏ね」
「謝罪しろ」
「詐欺師め」
世の中には、
こんなクソリプを送る人たちが一定数存在する。
彼らは、有名人がやらかすと、
物凄い勢いでリサーチを始め、粗を探し、攻撃を開始する。
「言葉」という武器を使って、
相手の心が折れるまで、遠距離から武器を投げ続けるのだ。
そして、彼らは、
某アイドルが不倫?!
某経営者が嘘をついていた?!
そんな自分には何の被害もないような所にまで、
神経を尖らし、怒りをあらわにする。
なぜだろう?
なぜ彼らは、クソリプをするのだろうか?
この記事では、そんなことを考察してみようと思う。
いくつかの要素は考えられるが、
まずひとつは、「社会的欲求」であろう。
彼らは、クソリプを送ることで、
「自分はここにいるよ」と、
社会に対して、自分の存在をアピールしている。
そして、そこに「いいね」や「コメント」がつくと、
「あ〜自分も社会の一員なんだ」と、
帰属欲求、社会的欲求が満たされるのではないだろうか。
この話に付随して、
やはり「承認欲求」も関係しているはずだ。
クソリプを送ることで、
彼らのもとには多くの「いいね」やコメントが集まる。
「その通りだよね」
「よく言った」
そういう賛同のコメントや多くの「いいね」がつくと、
「認められた」「褒められた」と感じ、承認欲求が満たされるのである。
中には、自分に対するアンチコメントがあったとしても関係はない。
彼らは、「相手にしてもらえること自体」が嬉しいのだから。
他には、「優越感」もひとつの理由であろう。
優秀な経営者に対して、
「俺はこんなこと言えちゃうんだぜ」
と優越感に浸ったり、
相手の揚げ足をとって、
「俺はこんなに詳しいんだぜ」
とマウントを取ったり。
彼らは、相手をこき下ろすことで、
さも自分のレベルが高いかのような錯覚ができ
気持ち良くなるのであろう。
まるでドラッグだな。
あとは当然、嫉妬や劣等感という感情もあるはずだ。
クソリプを送るような人間は、
ほぼ間違いなくリアルが充実していないのだろう。
本音で語れる友人もいなければ、
愛している異性もいない。
家族との関係も良好ではなく、
仕事へのストレスも大きいはずだ。
そんな不満、ストレスを抱えているからこそ、
イケメンでお金持ちの経営者や、
若くてチヤホヤされている女性タレントを見ると、
羨ましてくて、引きずり下ろしたくなるのであろう。
つまり、話を整理すると、
クソリプを送るという行為の裏には、
社会的欲求や、承認欲求、優越感、
嫉妬といった感情が隠れている。
彼らはクソリプを送り、それらの欲求を満たすことで、
自らの快感に変えているのだ。
パチンコ依存症やアルコール依存症と同じ、
彼らもまた、人をこき下ろすことが依存症と化しているのであろう。
以上、クソリプを送る人の心理について考察してきたが、
こうやって考えてみると、彼らの感情には共感できる部分もある。
ボクもまた、クソリプ予備軍なのかもしれない。
それでは、また!
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