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第一章:川崎物語

こんにちは、川崎です。

昨年の12月に会社を退職し、少し時間ができたので、
久しぶりにnoteでも書いていこうかなと思います。

こうやって筆を執るのも一年ぶり、
というか「川崎」としては初のnoteですね。

何について書こうか、かなり迷ったんですが、

「お前、誰だよ!」

って感じだと思うので、
この記事では、自己紹介も兼ねて、
ボクのストーリーをお話ししていこうかなと思います。

ボクが誰で、どんな人間で。
過去にどんな人生を歩み、この先何を思い描くのか。

その辺を包み隠さず、赤裸々に綴っていこうかと思います。

「知らん奴のストーリーなんて興味ねえよ。。。」

って思うかもしれませんが、
5分ほどお付き合いいただければ嬉しいです。

そして、今、過去のボクと同じような「境遇」にある人や、
同じような「悩み」を抱えている人の役に少しでも立てれば、
それほど嬉しい事はありません。

それでは、川崎物語第一章、開演です。

レールに乗っかった人生って、なんて楽なんだ・・・。


ボクはずっと、他人が敷いたレールの上を法定速度で走ってきました。

世の常識や、親の意向、
他人の評価や、友人の言動、はたまた異性の目。

いつだって、ボクの判断基準は、
そんなものに縛られてきました。

そんなボクが突然、

「将来は起業をしたい」
「もっとお金持ちになりたい」

と言おうものなら、

「お前が?宗教でも入ったんww」
「危ないことは辞めときなね。。」

と多くの人からバカにされ、笑われ、
そして心配されました。

他人が敷いたレールの上で、
他人の決めた基準に従って生きていくのは、とても楽なことです。

何も考えず、流れに身を任せていれば、
それなりの場所には行けるのかもしれません。

日本は恵まれた国なので、
変な挑戦をする事なく、現状を維持していれば、
それなりの「安定」を手に入れることもできるのでしょう。

でも、ボクは、

一度きりの人生を、「それなりの人生」で終わらせたくはない。
全力で生きて、全力で楽しんで、最高の人生にしていきたい。

そう思っています。

この物語は、他人の人生を生きてきたボクが、
いかにして価値観を変え、自分の人生を切り開いてきたのか、
そして、成功を掴み取るのか。

その道程を赤裸々に綴った物語です。

(ボクはまだ成功など掴み取っていないので、
この物語は随時更新されていきます。)

「将来の夢はサッカー選手になること」


「将来の夢は?」と聞かれると、
ボクはずっと、そう答えてきました。

でも、今思えば、
その夢は「他人の夢」だったのかもしれません。

ボクは、知らないうちに、
他人の人生を生きていた気がするのです。

小学生の頃、
友人がサッカーを始めたからと、ボクもサッカーを始め、

友人が、

「俺の将来の夢はプロサッカー選手になることだ!」

そう言っているのを聞いて、
ボクも「サッカー選手になりたい」と言うようになりました。

ボクの判断基準はすべて「他人」にありました。

兄が通っていた高校に進学し、

親に褒められるために、
学校のテストを頑張る日々。

漫然とサッカーを続け、
監督に怒られないように、
卒なく練習をこなしていました。

その後、

特に行きたい大学もなかったボクは、

「それなりに偏差値が高いから」
「世間体も良くて、親や友人に褒められるから」

などという適当な理由から、
東京の私立大学に進学を決めました。

ボクは、ずっとこうでした。

あいつがこうしてるから・・・。
あいつがこう言ってるから・・・。

そうやって、
いつも他人の目を気にして、
他人の評価のために頑張り、
他人の意見に身を委ねてきました。

「夢」でさえも、
さぞ自分の夢であるかのように、
他人の夢を口にしてきたのです。

「就職人気ランキング」と「年収」


大学に入った後も、
ボクの性格は変わりませんでした。

周りがやれって言うからと、
漫然とサッカーを続け、
与えられた練習をこなす日々。

単位を取るためだけに、
最低限の勉強をして、
あっという間に時間が過ぎていきました。

そして、大学3年の11月頃。

周りの学生が動き出したのをきっかけに、
ボクも就職活動をスタートしました。

自己分析や、OB訪問、SPIの勉強、
他の就活生と全く同じようなことをしていました。

ですが・・・。

どれだけ過去を振り返っても、
どれだけエリートサラリーマンに会いに行っても、
一向に入りたい企業が見つかりません。

まぁ、それもそうです。

20年以上ただ流されてきただけの人間が、
ノート1冊や2冊過去を振り返ったくらいで、
やりたい仕事に出会えるはずもありません。

ボクは、自己分析を放棄し、

「就職人気企業ランキング」
「年収が高い会社ランキング」
「合コンでモテる会社ランキング」


そんなネット記事を探しては、
上位に名を連ねる企業に片っ端からエントリーしていきました。

就活の軸?志望理由?
そんなのあったもんじゃありません。

面接を受けるたびに、
思ってもないような志望理由を作り上げ、

「御社が第一志望です!」と
声高らかに主張していたのです。

その結果・・・。

いわゆる「一流企業」と呼ばれる会社から
内定をもらうことができました。

「業界No.1」
「総資産80兆円の大企業」
「就職人気ランキング2位」
「20代後半で年収1000万」
「合コンでもモテる」

そんな条件を見て、ボクは、「ここだ!」と決断。

その他の企業の選考をすぐに辞退しました。

年収1000万確定。よし、これでボクの人生は安泰だ。
親も喜んでくれるだろうし、友達からもチヤホヤされるだろうな・・・。

そんな期待だけを胸に残し、
ボクは就職活動を終えたのでした。

ジワジワと押し寄せる不安


気持ちいい形で就活を終えたはずでしたが、
時が経つにつれて、ジワジワと不安が押し寄せてきました。

本当に、この会社で良かったのだろうか・・・。
ボクは人生で何がしたいんだろうか・・・。

そんな不安に苛まれてきたのです。

そこに追い討ちをかけるように、
友人の内定先の情報が舞い込んできます。

「俺は外資系投資銀行もらったぜ」
「私は総合商社!」
「僕は起業することにしたよ」

さらにさらに、サッカー部の元同期からは、

「川崎フロンターレ内定したよ」
「浦和レッズに入団することになった」
「俺もやっとプロの仲間入りだ」

インスタグラムを通じて、そんな報告が入ってきたのです。

ムリだ・・・
眩しすぎて、直視できない・・・。


彼らが羨ましくて羨ましくて、
仕方がありませんでした。

ボクは、気持ちの篭っていない「いいね」だけ押して、
そっと、インスタグラムのアプリを削除しました。

どうして、もっと本気でサッカーをしてこなかったんだろう・・・。

自分が情けなくて、悔しくて、
この日、久しぶりの涙を流しました。

沸々と湧き上がる向上心


それからというもの、
ボクの中で「何か」が変わりました。

もう二度とあんな後悔はしたくない。
もっと成長して、今度こそ成功を手に入れたい。
そして、馬鹿にしてきたヤツらを見返してやりたい。


そんな計り知れないエネルギーが、
体の奥底から沸々と湧き上がってきたのです。

ボクは、 Youtubeや本、ネットで成功者を見つけては、
その人が語る「自己啓発」や「成功哲学」を読み漁り、
一晩中、成功する方法を考え続けました。

どうすれば楽にお金を稼ぐ事ができるのだろう?

そんな考えが頭をよぎり、
仮想通貨やFXに手を出そうとしたこともあります。

積立NISAでお金持ちになれるかも・・・

と思い、投資信託を購入したこともあります。

そんな右往左往した末に、
ボクは、ブログをスタートしました。

大学4年の12月のことです。

あと4ヶ月で社会人生活がスタートするボクは、

どうにかして、それまでにブログで稼いでやる。

そう決意し、
くる日もくる日も記事を更新し続けました。

卒業旅行に行くこともせず、
ゲームやテレビを見ることもなく、
ただひたすらに文章を書いていたのです。

そして、4ヶ月が経った頃。

ブログには、100を超える記事が溜まっていました。
Twitterのフォロワーも、ゆうに1000人を超えています。

しかし・・・。

結果、4ヶ月で稼げた金額は、たったの300円のみ。

必死に書いたアフィリエイト記事は、
結局、一件も成約することはありませんでした。

時給で言えば、おそらく0.3円とかのレベルでしょう。

自分にはビジネスのセンスがないのか・・・
稼げる未来が全然想像できない・・・。

またしても、そんな風に自分を卑下し、
勝手に落ち込んでいきました。

とは言え、時間は待ってくれません。

ついに、社会人生活が始まろうとしていたのです。

退屈極まりない世界


4月1日。

ようやく社会人生活がスタートすると、
ボクは、やる気に満ち溢れていました。

仕事をとにかく頑張って、圧倒的に成長してやる。
そして、結果を出して、出世コースに乗るんだ・・・!


そんな熱い気持ちを持っていたのです。

それからのボクは、とにかく仕事を頑張りました。

会社から課せられた
資格試験はすべて一発合格。

筆記試験をやらせれば、
同期で一番の成績。

新入社員代表のスピーチを頼めば、
堂々としたスピーチを見せてくれる。

日々の勤務態度は真面目で、
仕事スピードも早い。

そんな姿を上司は高く評価してくれていました。

しかし・・・。

そんなボクのやる気は、徐々に削がれていきます。

4ヶ月以上続く座学、
実務に役立たない大量の資格、
仕事中に携帯ゲームをする同期、
会社の愚痴ばかり言う上司。

時が経つにつれて、
そんなリアルな姿が見えてきたのです。

入社から半年を経過した頃には、
ボクは、色々な不満を感じるようになっていました。

「何で仕事中にパチンコ行ってるヤツと同じ給料なんだ…」
「なぜ、仕事が早い人が、一番大量の雑務を押しつけられるんだ…」
「どうして夜遅くまで残ってるヤツが偉いって思われるんだ…」
「なぜ大企業なのに、残業代が一円も出ない?!」
「何で毎朝、部長のつまらない話を1時間も聞く必要がある…」
「会社や上司のグチを言うのがそんなに楽しいのか…」
「そんなに怒鳴っても、椅子を蹴り上げても、何も解決しないのに…」
「酒、タバコ、女、サボること、それしか頭にないのかな…」
「何で、真夏の外回りでジャケット必須なんだよ…」
「この6ヶ月、自分は大して成長していない気がする…」

そんな不満や焦りが止まらなくなったのです。

もっと成長したい。
成功したい。


そう思って仕事をしている人は、
圧倒的に少数派だということに気付かされました。

このままここにいたら、悪い影響を受けてしまうのではないか・・・
あんな上司みたいな30代になってしまうのではないか・・・。

ボクは、この環境にいる事が恐ろしくなってきたのです。

ビビりながら払った30万円


フラストレーションを抱えていたボクは、
現状をどうにか変えようと、行動を起こしました。

ひとつは、副業の再開です。

Twitterとnoteを使った、
コンテンツの販売に挑戦をしました。

ボクは、少しでも早く突破口を見つけるため、
勇気を振り絞って、30万円のコンサルを購入します。

3ヶ月で30万円ですよ・・・。

詐欺じゃないかな・・・
30万円も払うって勿体なくないか・・・。

振込完了のボタンをクリックする時、
ボクは、緊張で胸が張り裂けそうでした。

その後、

ボクは、その方の教えのもとで、
本業以外の時間をすべて副業に費やすようになります。

毎朝5時に起きて作業をし、
通勤時間や昼休みの時間も作業。

なるべく定時で仕事を終わらし、
帰ってまた作業。

休日は、朝から晩まで図書館に篭って、
作業をしていました。

そんな生活を2ヶ月間、休みなく続けました。

その結果、

月24万円の売上を作ることに成功。

少しではありますが、
自分の力でお金を生み出すことができたのです。

その成功体験をきっかけに、
ボクの関心は本業よりも、副業に向いていきました。

マーケティングやコピーライティング、
やっと自分がやりたいことに出会えた、と思えたのです。

この時、成功者が散々、
「行動しろ」「自己投資しろ」
と言っていた本当の理由がよく分かりました。

人間関係の断捨離


それともうひとつ、
ボクが行動を起こしたことがあります。

それは、人間関係の断捨離です。

ボクは、
卑屈で依存体質の人や
会社や上司のグチばかり言う人、
お金や時間の使い方が汚い人、

そんな同期と仕事以外で関わることをやめました。

彼らの口癖や性格、思考、行動が、
少しずつ自分の中に蓄積され、侵食されていくのが怖かったのです。

当時、ボクは同期全員で社員寮に住んでいたため、
その中で、同期たちと距離を置くというのは、
かなり勇気がいることでした。

同期がみんなで飯を食っているときに、横で一人で食べたり、
同期がみんなで飲み会に行く中、一人で勉強をしていたりと、
「ぼっち」を極めていたと思います。

それでも、この行動を後悔はしませんでした。

むしろ、「孤独」を恐れない強さを手に入れ、
また一歩、成功へと近づくことができたと思いました。

プツンと糸が切れたように会社を退職


「ぼっち」に慣れてきたくらいの頃、
ボクはいつも通り満員電車に揺られ、出社していました。

ゴソゴソと文句を言う中年のおじさん、
無気力な目で携帯ゲームをする若いサラリーマン。

それは、毎日目にするいつもの光景でした。

入社当初は、この光景を目にして、

「みんな目が死んでるな…」
「ボクは絶対こうならねえ」

と意気込んでいたものです。

ですが、8ヶ月も経つと、この光景に慣れ、
何も思わなくなっていました。

それどころか、窓に映る自分の姿は、
周りにいるサラリーマンと何一つ変わらない、
暗くて、惨めで、負のオーラに包まれているようでした。

副業に時間も気力も注いでいたボクは、
本業が退屈で仕方なくなっていたのです。

また上司の愚痴を聞きに行くのか・・・
いつまで生産性のない雑務が続くんだろうか・・・

そんな憂鬱な気分のまま、
ゆっくりと会社に向かいました。

ボクは、その日一日、
仕事をしながら、真剣に将来のことを考えていました。

このまま今の会社で働きつつ副業をやるのか、
それともどこかに転職をするのか、
はたまた副業でやっている事を軸に独立するのか・・・。

ボクの答えはすでに決まっていました。

そして、次の日、
ボクは会社を退職する意思を上司に告げたのです。

入社からわずか9ヶ月。

まさかこんなにも早く退職するとは、
思ってもみませんでした。

当然、親や上司からは猛反対を喰らいました。

それでもボクの意思は固かったです。

「転職」に決めた理由とは。


給料をもらいながら、独立するための修行をしたい。

そんな極めて自己中心的な理由から、
ボクは転職をすることに決めました。

就職活動をしていた時とは違って、
行きたい会社も、やりたいことも、
すでに決まっていました。

今度は、心の底から
「御社が第一志望です!」
そう言えたのです。

そして、内定をいただき、
ボクはその会社に転職をすることになりました。

もちろん、転職をしたからといって、
何もかも良くなるとは思っていません。

完璧な会社などありませんし、
そもそも会社に「完璧」を求める人が
成功などできるはずもありません。

グチばかり言う人は、どこに行ってもグチを吐くし、
他責思考の人は、どこに行っても、不満を抱えることになるでしょう。

でも、それを分かった上で、
ボクは、環境を変える必要があると判断したのです。

未完成のnote


ここまで過去の話をしてきましたが、
ここからは現在の話です。

ボクは今、2月の入社に向けて、
仕事の引き継ぎや新生活の準備を進めています。

月並みな表現ですが、
ワクワクと不安が入り混じっている、
そんな心境です。

今ここで、
将来のビジョンを語る予定だったのですが、
やっぱり辞めておきます。

口でならいくらでも夢は語れるし、
大きなビジョンを掲げることだってできます。

でも、多くの人は結局行動せず、
「口だけ野郎」で終わってしまうのです。

これまでのボクもまさにそうでした。

だからこそ、このnoteは、
あえて未完成のまま公表しようと思います。

ボクはこれから、
自分が行動して得た結果や知見、成功法則、
その事実のみをこの記事に書き足していきます。

楽しみにしていてください。

それでは最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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