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序章:やる!といえる人が最強。

0. 序章を書いた理由

無人島120人キャンプが終わってから、たくさんの人が質問をしてくれました。

その中で最も多かった質問はこれでした。

「イベントを作ろうと思ったきっかけはなんだったんですか?」

一旦俯瞰して考えると、僕はこの質問をしてくれる人は、大きく二通りに分けられると思っています。

それは、自分から何かを作ったことがある人とない人です。

前者は、自分以外の人がどんな理由で作っているのかを知って、共感や差異を楽しむ、あるいは議論をして考えを深めることが目的なのだと思います。(無意識的かもしれませんが笑)

つまり、僕の話を聞きながら自らの経験と照らし合わせて、主体的に思考しているという感じですね。

ですが後者の方、つまり何かを自分から作ったことがない人がこの質問をしたいと思う思考の奥底には、きっとこんな考え方があるのではないかなと思います。

「自分も何か動いてみたいけど、動き出せない。」

だから、行動している人の行動原理を知って、自分もそこに当てはめようとしているのではないでしょうか?


ちなみにそれはめちゃめちゃめちゃくちゃわかります。僕もそうでした。だからこそ伝えられることがあるのではと思い、このnoteを書いてみました。

この序章は、そんな「なんかしたい」って思っている人たちが「○○をしたい」と思えるように書こうと思います。


1. やりたいことがない

まず、”なんかしたい人”の中には、そもそもやりたいことがないから、自分から何かを作ろうとしたことがないという人が多いと思います。

こう思っている人は、何も悪くないです。これはアメリカによって作られた「学校」という場所によって、やりたいことよりもやらないといけないことをするように育てられているのですから、当然かもしれません。

そういう人には、行動に繋げるための2つの方法があると思います。

1つは、必ずみんな持っているやりたいこと、つまりワクワクのタネを探すことです。自分の好きなこと、テンションの上がること、楽しいと感じること、興味のあることを感じてみてください。

思いつかないという人は、例えば、カメラロールを見てみてください。きっとそこにあるのは、自分の好きなことだったり、ワクワクすることだったり、興味があることだと思います!そしてもし、笑顔の写真があったら最高ですね。絶対に楽しいことをしていた証拠です。

どんなしょうもないことでもいいです。ワクワクすることなんて、大体はしょうもないことかもしれません。そうやって出てきた、自分がどんなことにワクワクするのかという、ワクワクのタネをまず見つけましょう。

そしてそこから、妄想しましょう。そのワクワクのタネをもっと面白くできないか、ワクワクする妄想をしてみましょう。

規模なんて大きくなくていいし、最初からかっこいい目的がなくてもいいです。これやろうかな?って思える何かにつながれば最高です。

例えば僕の場合は、キャンプを作ろうと思ったそもそものきっかけは失恋でしたし、無人島でキャンプをすることを選んだ理由は、YouTuberの無人島企画を見てワクワクしていたからでした。(笑)

もう1つの簡単な方法は、流されてみる。ということです。やりたいことがないなら、やりたいことがある人の誘いに乗っかってみるというのが手っ取り早いです。そしてそれをやっていく中で、自分のやりたいことが見つかるかもしれません。


自分のワクワクからでも、他人のやりたいことからでも、これやろうかな?という選択肢が生まれたら最高です。

2. できるかどうかわからない

次に、これやろうかな?までたどり着けても、ここから実際に実行するまでに、2つ壁があります。その1つができるかどうかわからない壁です。

この気持ちもとてもよくわかります。僕もこれで跳ね返されたことはよくあります。ですが、できるとわかっていることだけをやっていても、感動や成長はありません。井の中の蛙で終わってしまって、できる事は増えていきません。

僕だって、無人島120人キャンプができるのか、最初からわかっていた訳なんてありません。できるかわからないからやったんです。結果として、たくさん成長させてもらえましたし、想像を超える感動を味わうことができました。

そしてもう1つ面白い話をすると、これをやりたい!と言っている人には、それをやっている人が集まって来ます。その人たちに助けてもらえば、できないことなんて、すぐにできるようになれます。


つまり、最初からできるイメージなんてなくていいです。やるって決めてから、あとは必死に、できないことをできるようにしていくだけです。そうやって挑戦する人に、経験も、人も集まって来ます。

3. やって何が得られるかわからない

行動を邪魔するもう1つの壁がこれです。
やって何が得られるかわからない壁。

僕も散々この壁には苦しめられました。ですが、これに関して今思う事は1つだけです。

やらないと見えない世界があります。

これは、本気で何かを作ろうとした事のある人だけが言える言葉なので、もう信じてやるしか道はありません。僕の好きなスティーブ・ジョブズの言葉にこんな言葉があります。

“you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. ”
“先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。だから将来何らかの形で点がつながると信じることだ。何かを信じ続けることだ。”

つまり何が言いたいかと言うと、この経験が自分の将来にこんな風に活きるとかって、最初からわかるわけがないんですね。色々やってみて、振り返った時にそれらが繋がるんです。


僕の知っている素敵な人たちは、みんな僕にそう言ってくれました。だから、何を得られるかなんてわからないけど、信じて飛び込むだけです。そこには、リスクをとってやった人だけが見える世界が必ずあります。


4. やる!と言える人が最強

まとめると、この言葉です。(笑)

誰もやる前からできるかどうかなんてわからないし、それをして何が得られるかなんてわかりません。それでも、やろうかな?と思うことがあるならぜひ挑戦してください。

これからすごいスピードで激変していく世界のなかで、受動的に行動する人は、淘汰されていくと僕は考えています。なので結局、やる!と言える人が最強だと思っています。リスクをとって、何かを作ろうとした人にしか見えない世界を、1人でも多くの人が見ることができれば、僕は嬉しいです。


このnoteを読んで下さって、何かをやる!って思えた人は、是非このマガジンの1章(何かを成し遂げる上で一番大切なスタンス)から読んでいって下さい。イベント企画初心者の僕が「無人島120人キャンプ」を、大成功させたノウハウの全てを書きまとめています。

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