代理寄付

被災地にふるさと納税で寄付。応援をリレーする災害代理寄付って知ってますか?

こども宅食応援団事務局の本間です。

「こども宅食」を全国に広げるため全国各地を応援しているこども宅食応援団の本拠地は、実は佐賀にあります。佐賀県がNPO等の市民活動団体の誘致に力を入れている為です。

こども宅食の全国普及の第一歩として、2019年4月から、佐賀市内で活動する「北川副小学校学校運営協議会 おなか一杯便事業部」と「スマイルキッズ」の2団体とこども宅食応援団とで事業立ち上げを行っています。

佐賀


8月28日、ちょうど新規事業立ち上げ相談の為に私自身も長崎市入りしていると、九州で豪雨のニュースが流れていました。その後、大変な状況にある様子が佐賀の現地スタッフからも連絡ありました。

東京スタッフの自分が「何かできることはないかな」と思っていたとき、こども宅食応援団も活動資金募集に使っている、ふるさとチョイスで災害支援の寄付募集をしているのを見つけました。

茨城県堺町が始めた、災害代理寄付とは?

そこで、ふと目に留まった、「災害代理寄付」の文字・・・

バナー

読んでみると、どうやら、「復旧で忙しい被災自治体(例:A県)の代わりに、代理自治体(B県)がふるさと納税を受け付けて、納税作業もやってしまって、お金だけA県に届ける」という仕組みで、茨城県堺町が始めたとのこと。 復旧の大変さや事務作業の手間が分かる自治体同士だからこその、とても素晴らしい連携です。

災害発生時、被災自治体及び代理寄附自治体が速やかに復興のための寄附支援を募ることができる緊急寄附サイトです。ふるさと納税を利用して寄附支援を募ることで、被災自治体に速やかにかつ、ダイレクトに寄附金が届くことが他との大きな違いになります。・・・代理寄附とは、被災していない自治体が、被災自治体に代わり寄附金を受け付けることで、被災自治体の業務の負担を大幅に減らし、いち早く皆様からの支援を被災地自治体に届ける仕組みです。

受取る側の手間が減らせる良い仕組みなので、せっかくなら、とこの災害代理寄付を利用してふるさと納税で寄付をしてみました。

クレカを手元において、作業時間は5-6分

ざっくりとした流れですが、①会員登録をして、②寄付したい自治体を選んで支払い、となり、クレジットカード(とPCや携帯など)があれば全部で5-6分で終わりました。

以下は、①会員登録(名前・住所を記入し2分)が終わったあとの②の作業です。

1.ふるさとチョイスの、災害支援のページを開き、

代理寄付

2. 画面の下の方に移動すると、左側のバーに「代理寄付自治体のみを表示」があるのでこれを「✓」チェック。

スクロール下

3. 地域と都道府県を選んで、

都道府県選択

4.  表示された地域から寄付先を選びます。わたしは、「佐賀県武雄市」のために、「茨城県境町」が代理で受け付ける寄付を選びました。

武雄市サイト

5. あとは、案内に従って、住所・氏名やクレジットカード情報を入れて、3-4分で寄付完了です。

完了

寄付者が寄付をする、それを元気な自治体が困っている自治体につなぐ、応援のリレーがとても素敵です。(そして、"いろんな人の応援をつないで届ける"ところがこども宅食のコンセプトに似ているなと感じました。)

現在、武雄市では子育て世帯へのサポートとして一時預かりもしているそうです。

全国からの応援が届いて、復興が少しでも進むといいなと思います。


▼ふるさとチョイスの災害支援のサイトはこちら





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