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【GGST】下段技を知ろう!

 どーも、noteから失踪しかけたたくさんです。まー色々理由はあったわけなんですが、私なんかの記事を読んでフォローしていただいている方には更新が滞ってしまって申し訳なく思っております。今後も記事の投稿に関しては細々と続けていきたい気持ちはありますので、生暖かく見守っていただければ幸いです。

 さて、今回は下段技についての話です。というのもソルを使って対戦していると、相手の下段技に悩まされることが多いからなんですよね。

調子に乗って遠Sや前Sを出していると、相手の下段に止められることも

 立ち回りでソルが多用しがちな遠S、前Sといった技は下方向への攻撃判定が薄いため低姿勢の下段技に負けることが多く、その代表格であるしゃがみKなんかはほぼ全キャラに共通してソルへの対策として使われる技だと思います。

 ですので、下段技に対してどう対応していくのか?という課題はソルを使っていく上で非常に重要になってくるのではないかと思いました。そこで、まずは下段技に対する知識を得、まとめることから始めてみようとした次第であります。

 自分で下段技を使用する際にも役に立つ情報もあるかと思いますので、ソルを使っている方もそうでない方にも、興味を持って目を通していただければ幸いです。

1.「下段技」って何?

 まず最初に下段技とは何なのか?という格闘ゲームにおいて、初代スト2から当たり前に存在しているこの技について考えてみます。

 定義としては、単純に「しゃがみガードでしかガード出来ない技」と言えます。GGSTでは全キャラ共通してしゃがみKしゃがみDが下段技になっています。

発生やリーチなどは異なりますが下段技なのは共通です

 下段技と対となる「立ちガードでしかガード出来ない技」として、ダストアタックやジャンプ攻撃に代表される中段技が存在しますが、下段技は多くの中段技と比較して見てからガードすることが出来ないほど発生が速いものがほとんどなため、必然的にガードを固める時はしゃがみガードが基本になってきます。

 また、GGSTのしゃがみDは「足払い」と一般に言われるような、低姿勢で相手を転ばせる効果を持った攻撃になっています。ヒットすればコンボや起き攻めに移行出来る点からも、対戦する上で重要な技の一つであると言えます。

余談ですが「差し返し」という概念もスト2の足払い戦から生まれたものなんだそうです

2.下段技を有効に使うには?

 では、そんな下段技を有効に使うことの出来る状況には具体的にどういったものが挙げられるでしょうか。しゃがみガードが基本になっている以上、ただガードしている相手に出しても崩す手段には成り得ません。

 下段技が当たる状況とはどういう時なのか、私はこれには大きく分けて3つあると考えています。

(1)動こうとする相手に当てる

 これは主に相手の攻撃ではなく、ダッシュやジャンプ、後退などを指しています。すごく当たり前のことなのですが、立っている時は下段技のガードは出来ません。つまり、起き攻めなど相手がガードを固めている状況ではなく、立ち回りでいきなり狙っていける下段技はガードしづらい有効な攻め手だと言えます。

メイの↘Kのように遠くから届く下段技は奇襲性が高いです

(2)中段技を意識させて当てる

 ジャンプ攻撃を出すと見せかけて何も出さずに着地してからの下段技を狙う、いわゆるスカし下段や、ダストなどの強力な中段技を意識させて立ちガードを誘い、下段技を狙うのも有効です。

中段技を決められた後はどうしても立ちたくなっちゃうもんです

 また、前述したように中段技は下段技よりも発生が遅いものが多いため、相手のしゃがみ>立ちガードのようなファジーに対して有効な近S>ディレイ足払いやジオヴァーナのしゃがみSのような多段の下段技を使用した連系も強力です。

手癖で立ってしまうと2段目が当たってしまいます

 ダストアタックという全キャラ共通した中段技のあるゲームですので、こうした中段技を意識させてからの下段技での崩しは実戦でも使用する機会は多いと思います。

(3)やられ判定を活かして当てる

 足払いやスライディングといった下段技はしゃがみながら低い姿勢で出すため、上方向へのやられ判定が小さくなるものが多いです。そうしたやられ判定を活用し、相手のジャンプ攻撃のように攻撃判定が高い技を潜って当てることが出来る技もあります。

 他にも、ソルの足払いやアクセルのしゃがみKのように、相手の飛び道具を避けるために使うことが出来る技もあります。立ちガード不可という特性を活かした使い方ではありませんが、多くの格闘ゲームで共通した使い方が可能なテクニックですので覚えておくと良いでしょう。

3.GGSTの下段技

 ではGGSTではどの技が下段技に該当するのでしょうか。対戦していれば自ずと覚えていくことのような気がしますが、改めてまとめてみました。

各キャラの下段技と発生フレームの一覧です
こうしてみると意外と少ないように感じます

(1)最速の下段は5フレーム 

 最速の下段技は5フレーム発生で、アクセル、チップ、ブリジットのしゃがみKとカイのスタンディッパー、レオの構え中Kが該当します。

アクセルの小足はやられ判定も小さく非常に優秀

 少し特殊なのがファウストのしゃがみKで、合計3ヒットする技で一段目の発生は5フレームですが、一段目は両ガード可、下段なのは2、3段目となっています。

ファウストはしゃがみPの方が小足っぽい性能です

 そして、一段目が下段技でないファウストを除いた全てのしゃがみKは基底補正値70%と与えるダメージに大きな補正がかかるのが特徴です。当てやすい代わりにそれだけでは減らしにくいように調整されています。

 あと、5フレーム発生の下段技として例外なのがカイのスタンディッパーでしょう。この技はコンボの始動技とするにはロマンキャンセルが必須となりますが、スタンディッパーの基底補正値のみ90%となっています。これはカイの大きな強みと言えるでしょう。

50%ゲージを持っているカイには常に警戒が必要です

(2)しゃがみKと足払いの発生差

 次に、しゃがみKと足払いの攻撃判定が発生するまでのフレームをキャラ毎にまとめてみます。

 まずはしゃがみKから。

■しゃがみKの発生一覧
【5フレーム】
 アクセル、チップ、ブリジット、※ファウスト
【6フレーム】
 ソル、カイ、メイ、ザトー、イノ、ミリア、ラムレザル
 ジオヴァーナ、ジャックオー、梅喧、テスタ
【7フレーム】
 レオ、アンジ、名残雪、ケイオス
【8フレーム】
 ディキンソン
【10フレーム】
 ポチョ

 しゃがみKの発生に関しては、該当するキャラの多い6フレームを標準として考えると整理しやすそうです。対戦しているキャラとの発生差を把握しておけば、接近戦においての選択肢で正しい行動を取るためのヒントになるのではないでしょうか。

 続いて足払いの発生一覧です。

■足払いの発生一覧
【10フレーム】

 ソル、カイ、メイ、ザトー、アクセル、アンジ
 チップ、ラムレザル、ジャックオー、梅喧、ケイオス
【12フレーム】
 イノ、ファウスト、レオ、ミリア、名残雪
【13フレーム】
 ポチョ、ブリジット
【14フレーム】
 ディキンソン、テスタ
【17フレーム】
 ジオヴァーナ

 こちらは最速発生が10フレームかつ一番多くのキャラが該当しています。2Kで相殺が発生した場合、続けて足払いを入力していると発生差で勝ち負けが決定することになります。こちらも覚えておいた方がよさそうですね。

(3)リーチとやられ判定

 その他数値では分かりづらい要素として、リーチとやられ判定が挙げられます。前述したアクセルの2Kもそうですが、低姿勢かつ足払いとしては最速の発生であり、前進してキャンセルもかかるジャックオーの足払い等も非常に強い技です。

夫婦のよしみでソルにもこの技を教えてあげてくれません?

 リーチや技相性に関しては、実際にトレーニングモードで試してみるのが一番だと思いますので、自分の使用しているキャラとの相性を調べてみるのが一番なんじゃないでしょうか。

ジオヴァーナの足払いも数字だけでは分からない強さを持った技ですね

4.まとめ

 さて、具体的な対策に繋がらずただ下段技の紹介で終わってしまったような気がしますがいかがだったでしょうか(笑)

 まー個人的には、思った以上に下段技は少ないんだと分かっただけで収穫かなと思います。ソルとジャックオーなんかはしゃがみKと足払い以外の下段技が無かったですし。逆にカイのように下段技を多く持つ相手に対してはそれを意識するだけでも活きて来る場面はあるのではないでしょうか。

 キャラ対策だけではなく、こうした共通のシステムなんかの記事を考えてみるのも面白いですね。そろそろ新キャラやクロスプレイの本格的な実装も来る頃でしょうし、まだまだGGSTは盛り上がってくれるのではないかと思います。それではまた。

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