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お礼と振り返りとか

 どーも、前回の記事とウメハラ信者の記事が想像の域を遥かに超えて読んでいただいたことに困惑しているたくさんです。柄にもなく次の記事を書くことへのプレッシャーを感じてしまったあたり、自分はやっぱり小市民だなあと痛感しておる次第であります。

 特に『ウメハラ信者をやめた話』はここ一週間くらいで2万人以上の方に読んでいただいたそうで、ありがたいことですね。

いやほんとにありがとうございました

 まあ、だからといってこれまでのギルティギアの攻略記事を主体としたスタイルを変えたり、急に意識高い感じの記事を連発したりなんかはしたくないなあと思っています。そんなキャラではないですし。

 しかし、せっかくバズったからには次に活かせるような学びを得たいと思ったのもまた事実なわけで。それに、これまで過っ疎過疎だった私の記事の中で異常に伸びた2つの記事に全く触れないで次に行くのもなんか不自然かなあと。

 なので、今回は2つの記事の振り返りと読まれる記事に必要な要素なんかを自分なりに考えてみたいと思います。

 どうかお付き合いいただければ幸いです。

1.2つの記事に施した仕掛け

 こういうことを自ら喋ってしまうのはあんまり良くない気がしますが、実は前述したソルの遠Sの記事とウメハラ信者の記事には、少しでも多くの方に読んでいただくために私なりのこざかしい仕掛けを施していました。

 そんな大したことではないんですが、それは記事のタイトルです。

『ソルの遠Sって何が強いの?』
『ウメハラ信者をやめた話』

 元々上記の事柄についてある程度知っている方なら分かっていただけるかと思うのですが、2つ共わざとタイトルからはネガティブな内容も想起できるようにしています。

 曰く、

 『ソルの遠Sって何が強いの?』 ⇒ ソルの遠Sは強くない!!

 『ウメハラ信者をやめた話』⇒  ウメハラなんて応援する価値無い!!

 みたいな感じでしょうか。実際にはタイトルからは真逆の内容になっているわけですが、あえて一般的に認知されていることとは逆の内容を予想させることで、多くの人の目を引けるんじゃないかと考えました。

 例えば、これが『ソルの遠Sを徹底解説します!』とか『理想的なファンの在り方について』みたいなタイトルの記事だったとすると途端に面白くなさそうに感じてしまいますよね。こうした記事タイトルの装飾も意外と重要な要素なのかなと思います。

 そして、その予想を裏切ることで記事の内容を面白く思ってもらえるんではないかと考えたわけですが、ある程度効果はあったような気がしています。

 まあ、これにはリスクもあって本当に伝えたいことが伝わらず誤解されてしまう危険性もあると感じていましたが。だからこそ、二つの記事の最初にそれらを否定することから書くようにしています。

必死になって危険回避を図ろうとしている図

 ただ、こういう仕掛けも透けて見えると不快に思われかねない要素なので、学びとしては「記事のタイトルは重要だよ」くらいに思っておいた方が良さそうです。

2.記事へいただいた感想とか

(1)「ソルの遠Sって何が強いの?」への感想

 元々「私自身が遠Sの強さを構成している要素がよく分かっていないので考えてみたよ」というところから始まった内容でしたが、思っていたよりも同じような方は多かったみたいです。

 よく分かっていない技なのにも関わらず、強いという共通認識だけはあるというのは何だか間違っているように感じてしまうかもしれませんが、実はこれかなり理想的な強さを持っているからなんだと思います。

 というのも、以前ウメハラさんも仰っていた「よく分からないけど強いのが最強」理論に当てはまるからですね。強い、けど何をされているか分からない。つまりそれにどんな対策を立てていいかも分からないわけです。

 もちろん、分かっていても無理といういわゆるハメみたいなテクニックや技もありますが、理解が難しい技や連係への対策は立てるのも難しいんですよね。

相手のミスを祈るだけの永久コンボとかはどうしようもないですが

※余談

 あとこれは本当に予想もしなかったことなんですが、わざわざ翻訳して私の記事を読んでくれた海外の方もいたみたいです。それだけなら心温まるいい話だったんですが、これが残念なことに「こいつソルのネガキャンをしてやがるぜ」と捉えられてしまったっぽいのは大きな誤算でした。

ファッ○ンジャップ!こんなことされたらソルが弱くされちまうじゃねーか!」
みたいな感じでしょうか

 このことに気付いた時の私の心情を例えるならば、『チラシの裏に書いた落書きがいつの間にか瓶詰めされて海を渡っていたどころかその先で翻訳されて拡散されているのを知ったときの気持ち』とでも言えばいいのでしょうか。非常にイヤな汗をかきました。

 そもそも、自分の使っているキャラの弱体化を願うプレイヤーなんているわけがないんですよ。私はただ、自キャラの強みについて客観的に理解した上で攻略に活かそう、そう考えただけなんです。ちゃうねん。

 いつか、そんな私の気持ちが海外ニキにも届くことを願っています。。

(2)「ウメハラ信者をやめた話」への感想

 こちらの記事は、読んでいただいた方から共感の気持ちをいただくことが多く、正直ちょっと意外でした。もっとボロクソに罵倒されるかと思ってた。

 そんな感想の声を勝手ながらご紹介させてもらいます。

・ファン、信者になった物全てのことに刺さるお話だなぁと読んで良かった
・すげぇ分かる 自分にとって“なんか違う”って思った時から気持ちが離れちゃうのよくある。
・格ゲー界に限らず、誰かのファンであるなら肝に銘じておきたい話。
・自分も誰かを応援する時、自分の理想を押し付けちゃいないか?応援する対象も自分と同じ人であると意識できてるか?を正しく意識できる人間でありたい。
・すごい共感してしまった
・凄く分かる。ウメハラに限らず「憧れ」というものが何なのか、改めて考えさせられるいい文章。
・自分の中の偶像に熱狂し、偶像が壊れそうになったら発狂する。 相手を自分と同じ地続きの人間と思えて初めてまともな距離で考えられるんだろうな。

引用リツイート等から一部抜粋

 心の拠り所を求めて何かの熱狂的なファンになる、そんなことは決して珍しくはないんでしょうね。そして、その対象に自分の理想を押し付けて、その理想から外れることに耐えられなくなるという心理に陥ってしまうことも。

 特に今の時代ですと、YouTubeでの配信など以前よりも発信者とそのファンの距離は縮まっています。そういったのめり込みやすい何かに触れる機会が昔よりも増えているため、身近に感じていただけた方が多かったのかもしれません。

(3)共通の感想

 嬉しいことに2つの記事共に「分かりやすい!」というお言葉をたくさんかけていただきました。とても嬉しいです。

 私は横文字が横行する顧客との打合せなんかでは、

「ファルシのルシがパージでコクーンかよ」

ライトニングさんは好きです

と言いたくなる衝動を抑えるのに必死になるくらい、そうした教養とか語彙力みたいな能力に欠けている自覚があります。

 それ故に、難しい言葉を出来るだけ使わないようにしたり、イメージで伝わるよう例えを多く使用したりしています。あと一応文章の校正は出来る限りするようにしていますので、その辺りのところに評価いただけたのであれば、頑張った甲斐があったと思っています。

 本来であれば語彙力を高めるためのインプット作業も並行して行っていくべきなんでしょうが、ゲームしてると中々時間が取れないんですよねぇ…。

3.おわりに

 読まれる記事の条件を今回の学びからまとめるならば、

 ・目を引くタイトルにする
 ・多くの人が興味を持つ話題にする
 ・分かりやすい文章にする

 ってとこでしょうか。そして一番重要なのがその内容について熱量を持って語ることなんじゃないかと思います。多くの人が興味を持っていても自分が興味無ければ面白い話は出来ませんし、逆もまた然りですよね。

私が最も熱量を注いだ闘神伝とアケコンの記事はめっちゃ不評でした泣

 今後も出来る限りみなさんの興味のある話題を提供していきたいとこですね。それではここまでお付き合いいただきありがとうございました。ではまた。


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