羽/結 1

途中で終わってるけどいい加減忘れたいので
スルーしてもらって構わないです



卒業とはー不吉なイベント。目に見えない赤い糸切りはさみ。別れー私の頭辞書。
グチグチ言っても仕方がない。だってそれは日付の上で私たちを待ち伏せしていて、関係を壊していく。特に進む方向が違かった私たちは引きちぎられる力が強かった。ねえ、ゆあ、どうして他人に戻っちゃったんだろうね?どう?新しい環境、慣れた?私は……慣れちゃったかな。……ちゃんと忘れてないよ?何日か一回は寂しいなって思うし、たまーに三人の見返したりするし。やっぱりゆあがいいなって思うよ?私たちの糸が切られてなかったら付き合って生きていくべきだったんだよね……?あの時は本当にゆあのこと好きだったし。うん、どうしてだろうね?いつも一緒にいたときはそう思ってたのに、最近は知り合い、とか他人、とか思っちゃって。それなのに記憶の私はまだゆあといた時の思い出ばっかりで、こんな私の思考じゃないって自己否定してばっかりになっちゃって……いまいる友達と一緒にいるのも心地わるくないけどやっぱりゆあがいいよ……ライン、怖いけどしてみようかな……

ゆあは今でも受け入れてくれるのかな。仲良くしてくれるのかな……あるあるだよね。あんまり仲良くない人に話しかけるの、怖いよね。ああ、じゃあ今私とゆあは仲悪いの?……やだな、やだよう、ゆあごめんね、許してね、ゆあお願いします私を嫌っていないでください……
:ゆあ、おはよ~
……既読が付かない。私、ミュートにされてないかな?
邪魔だったから気を使ってライン変えちゃったのかな……
あ、むり。返してくれない。もう寝る。
:ゆうじゃん!びっくりした!
返信来た。それでは起床です。
:話しかけたくなった!


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