エリアとポジションと前で守ること Apex机上の卓論

youtubeはじめました

競技ファンの皆様ご機嫌。APACNのRFもひと段落付き、そろそろと心の平穏も取り戻せた頃でしょうか。私というもの、今まで日々スクリムを楽しんでいた日常が急に消え失せてしまい寂しい日々を過ごしております。
今は目下NAリージョン、特に期待を裏切らず早期世界を決めたTeamFalconを中心に追いかけている日々。シアヒューズバンガロールと構成の固まった今、その部分でのまとめにつなげようと日々研究中でございます。
そして友人とこういうことをしているんだとお話を少ししまして、競技で盛り上がる場を作りたいんだと申しましたら。その際にですね。
「ツイッチより先にyoutubeをしろ」と言われまして。
確かにそうかもしれんと。noteを台本にして話せばいいんだというので一本作ってみました。

まあその、そんなにいいものではないかもしれませんが。教習所のVTR風な感じで作ってみましたのでよろしければこれからも何卒。

本日書きなぐるのは、Apexのエリアとポジション。そして前で守るにエリアプッシュ。
当noteでも散々使ってきた用語ではあるが、しっかりと説明したことはなかったように思う。他FPSでも使われたりはするのだが、タイトルによって若干弄られた意味を持っていたりとこちらもややこしい部分だ。
重要性が増しており、恐らくは様々な説明にもなるそれをご紹介できれば。

エリア、ポジションとは

TeamFalcon、NAリージョンプロリーグの一場面より。

基本的にFalcon、Zer0を参考にすれば間違いはないであろうという所からスタートしたnoteであるので、今回もFalconZer0視点。
この画像でいうところ、赤〇や青〇をポジションと呼称している。
有利ポジション、であったり確保済ポジション、という時のポジションというのはこの赤丸部分。困った時に戻れる遮蔽やバス、家屋。一旦身を隠せるポジションであることが多い。ここを起点にして、守ったり、攻めたりを行う。スタート地点だ。

黄色〇がエリア、と呼称しているスペース。
自チームが戦闘で有利に使える部分だ。
赤〇のポジションの優位を押し付けることができるエリアであり、赤〇の有利を使えるエリアというか……。

お馴染みの「強ポジション」

お馴染みランドスライドの強ポジションを別スクリーンショットから。ここはわかりやすく強いポジションであり説明に向いている。
黄色〇がエリアであり、ポジションの優位を押し付けることができるスペースだという説明も伝わるはず。この位置を使いトンネルから抜けて来ようとする相手チームを一方的に撃った経験があるだろう。
それがポジション優位ということだ。この黄色エリアで優位を押し付けられるからこそ、このポジションは強い。

エリアはポジションの生命線

優位を押し付けることができるエリアがあるからこそ、ポジション優位が生まれると書きなぐった。
つまり裏を返せば、エリアがなくなればポジション優位もなくなる。
このポジションを自チームが確保していたのに、上手く守れなかった経験を思い出してほしい。
相手チームが近づくにつれ徐々に体を出さねばピークできなくなっていく。クレーン裏に回られればもう射線が通らない。まだ高所だというアドバンテージは残ってはいる。ただもう高所だというだけだ。先ほどまでは相手を一方的に撃つことができたアドバンテージが、今や高所だけ。
直下グレネード、フォーカスを合わせたピークで削られ、ホライゾンのアビリティ、EVAC、ジップラインで突入され降りざるを得なくなる……。
経験があるはずだ。ないかもしれない。私はたくさんある。

高所と比較すれば一目瞭然だ。仮にこのZer0の視点から、車両へ攻め込むことを考えてみる。
このエリアを真っすぐ走ってバスへ向かうことは難しいだろう。バスから集中砲火を受け、「?」というチャットが送られてきそうだ。
だがバスまで詰めることができれば……?さきほどの高所と違い、攻略は簡単になる。グレネードでもいい、3人での多方向ピークでもいい、アイディアがそれを助けてくれる。
バスを確保している側としては、このエリアがある限り複数のアングルを作ることができるだろう。仮に近くでファイトが起きたとして、このエリアであれば別アングルを取りに行く動きができるのだ。エリアを自由に使えない、相手に支配されている中で車両に押し込められていてはそれもかなわない。

エリアはポジションの生命線。
まだ高所ポジションは最後まで高所だというアドバンテージが残るが、多くの家屋や遮蔽は近づかれれば何も残らない。
そこからのファイトに勝てたとしても、1ダウンもしてしまえば漁夫介入を返すことは難しくなってしまう。
エリアがあるからこそ、主導権がある。

エリア攻略のスペシャリスト登場

ここで度々に話に上がるカタリストの登場だ。
カタリストがなぜ強いのか?という部分はこのエリアを狩り取ることができるから、ということに尽きる。補強アビリティなんてオマケだ。保守的な移動の保険として壁を使うことも、大きなオマケだ。
ランクマッチで、移動アビリティ持ちのレジェンドを強いプレイヤーが好むのと同じ。相手エリアを狩り取り、ファイトを押し付ければ勝てるという自信。

ここでもう一度同じSSを

パスファインダーのジップライン。仮にこのジップラインがカタリストカーテンであったなら、右側から相手チームは手前まで攻め込むことができる。

エリアに壁を作り攻略、貼り付きポジション差を無くす

Y3以前、初期のApex競技シーンは、エリアを使える時間が限られていた。周囲にチーム数の少ない序盤は活用できる。無理に攻略しようとすれば、大ダメージを負う。しかしチームが増えてくるにあたり、エリアの活用は難しくなっていく。エリア内に敵チームがポジションを取るためである。APACNのRFを思い返してもらえばわかるが、安置中央のポジションに凄まじい数のチームが入っていたのを覚えているだろうか。あの状況だ。家から出られず、遮蔽でしゃがんで収縮の切り替わりに祈るしかないそれである。

カタリストによってエリア意識に変化が生まれた、というのはここへ繋がる。
今までであればエリアを使うことで守れた時間帯であっても、そのエリアを一瞬にして攻略。ファイトを仕掛けられる。ホライゾンが多かったのもそれを助けた、エリアを攻略しても未だ高所が残るポジションに対し、強気に出ることができる。

「壁とホライゾンQにあわせシアUltとホライゾンUltで突撃するゲームになった」

そんな言葉が飛び交うようになり、有効なポジションを確保すること自体に意味がないのでは?という言葉を聞いたこともあるだろう。
決してそういうことではなく、エリアは賞味期限があるかわりに自然供給されるものから、自らが育て維持していかなければいけないものへと変化しただけだ。

前で守る

ピンで抑えるべき方向が指示されていることに注目。
Genが高所に残り、HalとZer0が出ている。
上記のSSは安置から外れており、実際には守り切る状況ではないが
簡単な基本意識はこうだ。

前で守る。有利なポジションを守るのではなく、有利なポジションを有利たらしめているエリアを守る。
相手はカタリストUltやパスファインダーUlt、バンガロールのスモークやUltで仕掛けてくる。ならばその距離まで来させなければいい。
2フラッガーが相手を抑え込み、アンカーがそれをサポートする。そのためにフラッガーが+1された。アンカーのタスクは膨大化した。

このエリアを使った守り方と、エリアを広げる動きによって相手を封じ込めるエリアプッシュが効果的に働いたのがSP1であり、今の流れだ。

おわりに

これからとして、noteに書いたものをもとにyoutubeでまとめなおすという形になる。今まではできるだけまとまりきるように何度か考えて書き直していたが、思いついたままを書きなぐるnoteは今回のように支離滅裂な文章も増えるかもしれない。
今までのnoteへ向けていたカロリーがそれなりに膨大だっただけで、本来の私の能力といえばこの程度ではあるのでご勘弁を願いたい。
なに?今までもそんなにわからなかったって……?
そうだろうね……読み直してもこいつ何が言いたいんだ?みたいなの結構あったよね。書き上げたときはヨシ!って雰囲気あるんだけれどなあ。

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