RF落ち?世界ボーダー以下?俺はこのチームすごいと思ったぜ!

たましいのさけび

残念だが全チームを追うことはできていないので、漏れてしまっているチームもある。
ここはどうなんだ?!というあれがあれば、是非にこのチームはこういう取り組みでどうだったんだ!と教えてほしい。

22th PAPIKO

ポジションファイトが素晴らしく、前で当たり相手にエリアを与えない。タイミングと見れば息の合ったスイングを見せる素晴らしいチーム。
中チームとしてのポジションセンスにも優れており、チャンピオンポジションを抑えに来る喧嘩自慢と真正面から勝負を繰り広げていた。
思うようにキルポイントが伸びなかったが、あと一歩にまでたどり着いていたチーム。その一歩で世界まで飛び越えることができただろうし、世界でも活躍できるベースを作り上げようとしていたように感じた。

21th RED RAMS

RRがこの順位で終わった理由は単純明快。FNATICを抑制し当たり続けたからである。
彼らはただFNATICへ敗れただけであり、他のチームに敗れたわけではない。
世界にFNATICのような動きをするチームは多いが、FNATICより強いチームは少ない。グループが違えば大きく話は変わっていた。当然世界でも。

20th FUNNY LOCO

彼らもRRと同じくFNATICだろうがNOEZだろうが関係なしにぶつかり続けたチームだ。チャンピオンポジションを狙うという一貫性、それを実現する優れたチームマクロを持ち、挑み続けるチャレンジャー。ポジションファイトを上手く成し遂げた際に高順位を獲得する率も高く、このポイントで終わりはしたが……同じく、FNATIC、NOEZに勝てなかった場面があっただけで他に敗れたわけではない。
そんな彼らが強大な敵を打ち倒し、世界を手にしたならば……FNATICに並ぶ可能性すらを秘めている。お手本のようなチームであった。

18th SBI E-SPORTS

狙いは単純明快、邪魔をする奴は全て弾き飛ばす。
当然当たるチームは強大だが、彼らもまた挑むことをやめなかったチームである。
ポイント比は4:6でキルポイントが多く、平均順位11位でありながらもこの順位であることはある種異常存在。何かが加わるだけで大きくハネる可能性がある。

15th KINOTROPE GAMING

絶妙なオフメタ構成、ファイトのタイミングを伺う能力が非常に高く狙いがハマった場面では特に活躍。チームにぜひ話を聞いてみたい。驚くことしかできなかったチームだ。しかしそのベースがややピーキーであり、APACNに適していなかったか……。このVerUPで変わった環境をいかに定義し、是非に世界でどのような戦術を組み立てるのかを見てみたいチームの一つだ。

14th STRIDERZ

早期にクリプトを仕込むなどその先見さに目を見張るものがありながら、平均順位は10位というキルポイントでポイントを稼いだチーム。RF出場チームの中で一番キルポイント比が高いのだ。116killという数字は全体6位の数字であり、生半可なものではない。
他チームの順位次第となってはしまうが、世界進出を決めても不思議はない。そして世界でも活躍できるはずだ。

10th RIDDLE ORDER

世界はどうであれ、恐らくほとんどの中入りチームがベンチマークにしたであろう不幸を背負った。
彼らがスクリムと同じようにならない、と感じたのならそれはスクリムで手厳しい一撃を加えたことによって相手が学習しただけである。移動に関しては特にその雰囲気を感じた。

7th ENTER FORCE.36

序盤ではやや中目を見たりする試合もあったが、後半は一貫して外へ。
ついに後半ではそれが完成したように見え、現段階では一切の隙も無いように見える。恐らくプロリーグ期間中一番の成長を見せたチームだろう。
狙うポジション、移動ルートにブレも迷いもなく、RFでコケるとはとても思えない。何位で上がれるか?ということだけだろう。当然世界での活躍にも期待。

おわりに

こんな記事を書きなぐり、私が言ったところで何の評価が上積みされるものではない。
しかしこれを読んだ貴方は違う。
SNS等をフォローしたり、応援をするキッカケとなるかもしれない。
その行動は彼らの評価を上げ、将来の力となるはずだ。

当然世界を勝ちとり、その対策は後からだ!というアプローチが否定されるものではない。
世界進出を決める結果を残すことは大切。そこで更なる結果を掴むことは理想的だ。
しかし言いたい。勝利を掴むための試みを貫いた結果、悲しくもプロリーグで苦戦した勇敢なるチームが「弱かった」の一言で片づけられてはならないと……。
それが対世界を見越したものであれば、猶更そうだと。
そのために尽力したコーチ、選手は評価されるべきだ。


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