理想の結婚生活とは

2か月くらいご無沙汰してしまったのですが、久しぶりに書いてみようと思う。
今日書こうと思ったのは、昨日お別れした彼女について書きたかったからだ。2月11日から今の相談所に移籍して1か月と10日ほど経った。
彼女と出会ったのは今の相談所に入った間もなく、2月20日の日曜だったと思う。リモートでのお見合いが希望とのことで、オンラインお見合いだった。22日にもご飯を食べて、その後体調を崩した時もオンラインでご飯を食べたりとして、お付き合いが終わってしまわないように、いつもそれを考えて続けてきたお付き合いだった。

昨日はお見合いを除くと5回目のデートだった。
神楽坂でデートをしたのだけれど、いつも僕のほうからは嫌われるのが怖くて踏み込んだ話をできなくて、昨日まで当たり障りのない話に終始しまっていた。
それが彼女にとっては不満だったようで、爆発したのかもしれない。
「デートプランとか色んな事考えてくれるし、努力してくれているのもわかるけど、ずっと遠慮しているから、壁を感じる」、
「もっと好きなことは好き、嫌いなことは嫌いと言ってほしい」、
「大学を辞めたことばかり気にしてそれを言い訳に、未来を考えないのはもったいない」、
「〇〇さんの成長の為に婚活を利用するのは迷惑だからやめてほしい」、
「〇〇さんは素敵な人なのに何で自信を持たないのか分からない」、
「〇〇さんの理想の結婚生活が分からないと歩み寄りようがない」、
「このまま結婚しても私が言いたいことを言い続けて、〇〇さんは聞き続けるかたちになって、どちらにとっても辛いと思う」、
「私だってこう見えても昔いじめられていたんだ」、
とか、自分のこともさらけ出して、かなり率直にいろんなことをぶつけられた。素の自分で私と接しようという熱意を感じた。びっくりしたと同時に彼女の期待に応えられるようなことを考えていなかった自分に気づかされた。

真剣交際に進みたい、とまでは言われていなかったけど、
もっとあなたの意見を聞きたい、本音をぶつけてほしい、という気持ちなんだと思った。
私も親友みたいに何でも言いたいことを言える関係をどうすれば作れるのか考えてたつもりだったけど、彼女に言われたことを真剣に考えることがそれにつながるのだなと気付いた。
その日は夜は飲み会があったけど、2次会のサウナには行かずほぼ徹夜で考えた。その答えを翌日伝えたけれど、やっぱり未来を描くことはできないとのことだった。
「理想の結婚生活」って、ドラマとかCMとか漫画とか、何でもよいけど妄想するもんじゃないのですか?って言われて、何も考えたことがない自分には彼女の期待に応える返事は出てこなかった。
それと求めるのもそうだけど、与えられるものってありますか?みたいな感じで言われた。「私だと、笑顔。どんなくだらないことでも大笑いしてその場を明るくする自信があります。仕事も公務員だし安定しているし、貯金も結構ある。〇〇さんはそういうものありますか?」と。そんなものないな。結婚なんて無理だよと思った。

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今の相談所に入ったきっかけは、カウンセラーさんが書いているブログに行きついたから。理想の結婚相手とは「自分の足がぐちゃぐちゃになったとしても、笑顔で車椅子をひいてくれる人」とあって、そのブログを書いた方に無料電話相談をしたことがきっかけ。
(その記事がどこにいったか分からなくなってしまったけれど。。。※脚注参照)
それと2回目くらいの電話相談で言ってもらった言葉。
「自分が失業したとしても一生支えてくれる人、お相手の顔がぐちゃぐちゃになっても一生支え続けられる人」
少し言い回しが違っているかもしれないが、そんなニュアンスだったかなと思う。その2つの言葉を自分の中で大事にしてきた。
一昨日、その言葉も伝えた。結婚相手ってそういう存在だと思う、と。その時に少しだけ満足したようだった。でもそれ以上に具体的なイメージが描けなかった。
「与えられるもの」、収入も少ない自分にそんなものあるかな。。。

今の相談所で必ず結婚できるか、それは分からない。
だけど学んだことを絶対に生かさなければならない。それは切に思った。だけど、どうやって?自分と向き合うのはちょっと苦しい。未来を描くのはとっても大変。でもやらなければ前に進めない。そんな風に今は少なくとも思うから、もう一生出会うことがないであろう彼女へたくさん感謝して、毎日を大切にして過ごしたい。

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※ここに見つけました! 理想の結婚相手の探し方について(4月6日追記)
少し言い回しは違いましたが。
「もし自分が車いす生活になってしまったとしても、笑顔で優しく押してくれる人を探すことです。」



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