カカシ
今日は久しぶりに物語の話をしたい。
どうせこんな駄文誰も読んじゃいない。現時点では、ここはただのマスターベーションで、吐き出す場所でしかなく、友達のうちのあいつとあいつとあいつの3人くらいに届けばいいやというスタンスだ。
さて、ここ半年くらい充実すぎる日々を送っている。が、確実に涙が増えてしまった。充実と引き換えに辛さというものをあまりに多くの人に渡されすぎた。
金を貸していた信頼のおける友人と連絡が途絶えたり、いい友達になれそうだと思っていた人からビジネスの勧誘をされたり、「お前はこういうところがダメなんだ!」と説教してくるやつがいたり、本当にいろんな輩がいるから困ったものだ。
「泣いてますよ、いまも。ただ、涙を流さなくなっただけです」というセリフは「神様のカルテ」に出てきたもの。
僕もずっと泣いているのかもしれない。涙は訳の分からない状況下でたまに出る(仕事中布団を運んでいる時や2時間くらい集中して勉強を終えた直後など)。
「フィクションにはどうしたって勝てないから、自分の人生を最大限に面白くするしかない」と言ったのは行定勲であり、北川悦吏子だ。
そしてこの言葉を教えてくれたのは、映画監督をやっている例の友人である。楽しい顔で、嬉々として語るその姿に、怖いものなどないのだろうなと思わずにはいられなかった。
その言葉を彼に教えてもらい、少しは元気が出てきた近頃である。
「たまには電話してね」と離れ離れになる父に向けて言ったのは「クレイマー、クレイマー」のビリー・クレイマー少年だ。
ずっとじゃなくていい。たまにでいいから、たまに電話できる関係。僕もまた、緩く長く繋がれる友人にこれからもずっと助けられるだろう。
逃げていく人、離れていく人は勝手にすればいい。
ただ、僕はずっとここにいる。SNSは断固として「松本拓郎」という実名にこだわる。鍵は掛けないし、ブロックもしない。ネット上でくらい堂々とさせてくれ。
サポートしていただいたお金を使って何かしら体験し、ここに書きたいと思います。