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#愛媛0514 アンジュルム愛媛公演 弾丸ツアーレポ(はじめてのえんせい)

5月14日に愛媛県県民文化会館で行われたアンジュルム コンサートツアー「BIG LOVE」に参加してきました。
「遠征」と呼ばれるものをほとんど体験したことがなかったので、いろいろ興味深く新鮮な体験でした。(じつは愛知公演には入ったことがあるのですが愛知はあまり異国感がなく新幹線だったこともあり遠征っぽさはあまりなかった)
そこで、記憶の新しいうちに今回の遠征レポートをまとめておこうと思います。ちなみにライブの感想というよりは個人的な旅の感想なので、そこはあらかじめご了承ください。

Twitterにて #愛媛0514 というハッシュタグで遠征の記録を載せている方が多くいらっしゃるので、良かったら検索してみてください。

前提条件:当日中には帰れない

アンジュルム愛媛公演最大の問題点はこれ。終演が19:30頃で、首都圏に帰るためには電車も飛行機もギリギリアウト。日曜日なので一泊も難しい。
ということだったので僕は月曜日の仕事をぶん投げて一泊で愛媛に行くことにしました。
※当日中には帰れないと僕は思い込んでいたんですが、ラスト一曲を残して全力ダッシュすれば最終の飛行機に間に合ったそうです。現地でお会いした方もそうやって帰っていかれました。バイタリティすごい……

ちなみにコンサートチケットはその時点で前売期間終了していたので当日券で入ることにしました。愛媛はそもそも集客が危ぶまれていたので当日券がなくなることはないだろう、との判断です。この当日券で入るという判断がのちの大きな伏線となります。覚えておいてください。

成田空港→松山空港

そもそも松山空港への航空便(LCC)が少なく、15時頃に到着する予定で飛行機に乗りました。ここでまず遠征の洗礼を受けます。近くの席から明らかにアンジュルムの話をしている声が聞こえてくる。これが遠征ってやつか……と感動していました。紫色の服を着ている人は全員アンジュルムファンに見えてソワソワしていました。

1時間50分程度のフライトで松山空港到着。近いですね。僕は仕事で銚子に行くことがあるんですが、千葉駅から銚子駅までの時間とあまり変わらないくらいで四国に着きました。

空港到着後即食事。今回の滞在は24時間もなかったので急いで名物だけ食べました。鯛めしってこんな感じなんですね。お店のお姉さんに「食べ方はご存じですか?」と聞かれてなぜかカッコつけて「はい」と答えてしまったものの、全然わからなかったのでコッソリ検索して食べました。
※後で気づきましたがお膳についてる紙に食べ方書いてありました。
いよかんソフトも大変おいしかったです。

ホテル→大街道

空港でご飯を食べていたらリムジンバスの時間が合わなくなってしまったのでタクシーでJR松山駅まで。運転手さんの言葉が5割くらい聞き取れなくて四国感を味わう。たぶん特になまりの強い方だったんだろうな。

JR松山駅ちかくのホテルを取ってあったのでまずはチェックイン。この時点で時間は15:40くらい。劇場まで路面電車で20分程度なので、途中にある松山城を観ておこうとサッサとホテルを出る。
路面電車はじめてだったんですがシステムがいまいちわからず走り回ることに。なんとか乗車。バスみたいな降車ボタンがついているんですが、各駅かならず止まるし、みんな押さずに降りていくんですよね。押した方がいいの!?押すと恥ずかしい!?とソワソワしていたら降りる駅でほかの観光客の方が押してくれて事なきを得る。

松山市いちばんの(?)繁華街、大街道。すごく良い雰囲気だった。このアーケードを進んでいくと劇場と反対方向に行ってしまうので泣く泣く断念。
ギターを背負ったバンドマン風のお姉さんがチラシを配っていたので興味があってもらってみたかったんですがもらえず。そりゃそうですよね。僕は完全に冷やかしなのでお姉さんが正しい。

松山城下→劇場

大街道から反対方向(松山城方面)に進み、近くのお店でじゃこ天を食べる。その場で焼いて出してくるんですが、結果的に愛媛旅でこれが一番おいしかった。愛媛に行ったらぜひ食べてください。

松山城って山の上にあるんですね。ロープウェーで登っていくようなんですが、大街道あたりをブラブラしてたら時間が微妙な感じに。急げば見てこれそうだったんですが、今回は断念しました。愛媛に行ったのに結局いちばんの観光スポットを回避するというマヌケです。
加藤嘉明公にご挨拶だけさせていただいて、劇場に向かう。

劇場が近づいてくるにつれ、見たことがあるTシャツを着た方が増えてきました。昼のモーニング娘'23公演が終わったようで、娘。グッズやアンジュグッズに身を包む方とすれ違うたび、なんだか懐かしくもあり頼もしくもありちょっと気恥ずかしくもありました。なんにもグッズ身に着けてなくてすみません。

そしていよいよ劇場到着。

当日券事変

ということで劇場に到着し意気揚々と当日券売り場に向かいました。受付のお兄さんに「当日券1枚」と伝えると、なにやら微妙な表情。
え? まさか当日券完売!? うそでしょ!?
と焦っていると「少々お待ちください」とのこと。なんだろう、席が確定できないのかな、とかいろいろ考えているうちに「先にお会計だけ」ということになりお金を支払い待っていました。
すると現場責任者らしき方がいらっしゃって、紙をちぎりながらそこに席番を書き始めました。お、どこの席を出していいのか伝えに来たんだなと思っていたところ、その紙をそのまま手渡されました。
これは?どこかでチケットに引き換えるのかな?と思ったものの何も言ってくれないので「えっと……これで入れるということです?」と尋ねると「はい!これで入れます。すみません! 原券が無くて」

僕のチケットこれ ※念のため画像はぼかします。

ということで普通の紙に手書きで書かれたものが手渡されそれで入場できるということに。すごい。遠征って本当に面白い。
というか原券がなくなったということは、想定以上に当日券がたくさん出てしまったということだろうか? それならそれでとても嬉しい。Twitterで調べたらほかに当日券を買った方は普通のチケットだったようなので、原券がまったくなかったわけではなさそう。
:おそらくこのような対応をしたのは非常事態だったからで、普段は違うと思います。僕は運営の不備を責めるつもりはまったくありません。むしろ原券がなくなったのに入場させてくれてありがとう。愛媛まできてコンサート観れずに帰るところだった。

その後、劇場入り口でファン仲間たちとご挨拶させていただき手書きチケットを見せびらかしたのち、無事入場しました。
余談ですが隣に座った方に「あの…チケット手書きでしたか?」となぞの話しかけ方をしてしまったんですが「手書きでした!」とのお返事で打ち解けました。普段しらない人に話しかけたりできないんですがどうしても聞きたくて……

素晴らしすぎて感想が言えない愛媛公演

アンジュルム愛媛公演終了しました。素晴らしかった。それだけ。コロナ明けの声出し解禁公演ということで、アンジュルムメンバーとファンが一体ととなって作り上げるコンサートに参加できて幸せだった。あんまり声出しに貢献できなかったのが申し訳ない……

書いておきたいのはひとつだけ。川村文乃さんの感動的なMCの後で泣きマネをして全力でスベりちらかした上國料萌衣さんが本当に素晴らしいと思いました。これぞアンジュルム。マクドナルドのCMに出てもラヴィット!のシーズンレギュラーになっても変わらないすごさよ……

もうひとつ書いておきたいことがあった。新曲「アイノケダモノ」は生で聞くとMVと印象がぜんぜん違った!
MVではサビが少しひっこんでいるような印象があったのですが、生のパフォーマンスではまったくそんなことが無かった。ぜひ生で聴いてみてほしい。

公演後、あまりの感動に気持ちが収まらなかったので友人とビールを飲みつつ感動で消えかけている公演内容を思い出しながら語りあい、21時過ぎに解散。ホテルに戻って幸せな気持ちのなか爆睡しました。

翌朝→帰郷

もう語るべきことはぜんぜん無いのですが、ホテルの朝食がたいへん美味しかったです。

じゃこ天も美味しかったんですが自家製ベーコンの炙り焼き(左端)がめっちゃ美味しかった。朝から満腹になるまで食べてしまった。

松山空港からのLCCがまたまた少なかったので10時台の便で帰ることに。ワンチャン松山城に行けるかと思ったんですが飛行機の時間に遅れるといやなので空港に直行。おみやげを購入して帰郷!

感想

はじめてのえんせい、とても楽しかったです!
ギリギリに決めたので時間の余裕があまりなかったので、次はもうちょっとゆっくりしたスケジュールで楽しみたい。
川村文乃さんの地元である高知県での公演が実現した暁には必ずまた四国に来ることを心に決めました。

あとハッシュタグはとても大事ですね。今回は #愛媛0514 というタグがあったので知らない方とも遠征を共有できているようで嬉しかったです。
これからのコンサートでも文化として根付いたらいいなあ。

反省点としては2つ。ひとつは自分の性格上、時間に余裕をもちたすぎて攻めたスケジュールを立てられないこと。「間に合いそうだけどな…」というときにあきらめてしまうのでもっとアグレッシブにいきたい。
ふたつめはコミュニケーション。もうちょっといろんな人に話しかけたりできる勇気をもちたい。この辺は次回への課題ということで。

こんなただの遠征記録を読んでいただいた方、Twitterを追っていただいていた方、本当にありがとうございました!
ぜひどこかの現場でお会いしましょう!

動機:なぜ愛媛に行ったのか

最後に、読まなくてもいい動機の話です。ぜんぜんここで閉じていただいて構いません!一応書いておこうかな、という程度です!

僕はもともと愛媛公演に行くつもりはありませんでした。公演の数日前まで。それがなぜ急に強行日程で愛媛に行くことになったのか、その経緯を書いておきます。
まあ細かいことを書いてもしかたないので、浅生さんのこのnoteを読んでもらえれば大体のことはわかると思います。

簡単に言えばアンジュルムファンたちの一部がTwitterで少々モメていたということです。モメること自体は何も悪くないと思っているのでどうでもいいんですが、あんまり建設的な方向に議論が進んでいないようにみえ、結果的に愛媛公演にマイナス効果があるといやだなあと思っていました。みんな「Yesから入るアンジュルムの精神」もっておこうよ!
結果的にはアンジュルムメンバーのブログなどで沈静化し解決しまして、僕も少々noteに思ったことを書いたりしたんですが、僕にできる「Yes, and」はごちゃごちゃ文章を書くだけなのか?と考えた結果「お客さんが増える」ことが一番の「Yes, and」なのではないかと結論付け、月曜日の仕事をぶんなげて航空券を取りました。
こう書くとなんだかカッコつけているようですが、今回はスケジュール的に仕事の予定を動かせそうだったので「行けるやつが行った方がいいだろうな」と思っただけです。

なんかTwitter見返したらフカシてましたけど、休めない仕事があることくらい知ってますし(いい大人なので)今回は僕が動けたというだけの話です。

結果的にTwitterのわけわらかんゴチャゴチャが僕の素晴らしい遠征体験を産んだということですよ。いつもありがとうね。ややこしくてめんどくさい、愛すべきべきアンジュルムファンたち!


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