すり減った時は!

神経がすり減ったときに魅力を増すものがある。

人の数だけ存在する。

音楽を聴いたり、友達とおしゃべりしたり、旅に出たり、絵を描いたり、運動したり。

これらはひとつの礼拝であり、信心に近い。あなたにもあると思う。

そしてこの「神経がすり減ったときに魅力増すもの」だけが、人生の救いになるのだと思う。

打ちのめされたときにこそ会いたいひと。踏み潰されたときにこそ聴きたい歌。くたくたになったときにこそ読みたい本。

傷ついたときにしか響かない言葉がある。

これら「気が滅入ったときに、効力を最大限に発揮する何か」はとても綺麗だ。

だからしんどいときは、無理に立ち直らなくてもいいんじゃないかとも思う。

それらを堪能できる最高の状態なわけだから。


心が軋んだときは、それらを拾って生きていけるように人間はできている。僕も作り手ならば、なるべくそういう物を手がけていたい。

「哀しい日も悪くない」という見解は一気に幅を広げる。

やっぱり四六時中ハッピーなやつなんて面白くない。

ほどよく、不幸。というバランスは自分を少し面白いやつにする。

音楽を作って歌っています!文章も毎日書きます! サポートしてくれたら嬉しいです! がんばって生きます!