自分のこと、選ぶ！

「自分のことは自分で選べるんだ」と気付くか気付かないかがデカイ。すぐには手に入らなくても、気付いたらそれに近付きはする。遠のきはしない。

僕はなんとか「自分のことを自分で選べる世界」に住もうとしてきた。そこに行く方法を探しまくってきた。
だから「手がかりっぽいもの」に出会ったら「見つけた！」とばかりに飛びついてきた。

もうずっとそうして生きてきた。

しかし「自分のことは自分で選べるんだ」という事実に気付いていないと、探そうともしない。だから見つからない。
チャンスやキッカケの真横を、スッと通り過ぎたりしてしまう。

先日も歌舞伎町で「こんな蕎麦屋があったのか」という体験をした。蕎麦を探し回っていたから気が付いたのだ。
その近辺を十年近く、ウロついてきたのに、初めて気が付いた。

まずは「自分で選べる」と重々心に刻むことだ。そして「選ぶということは逆方向を選ばないこと」と認識する。

それには勇気がいるから、さらに突っ込んで、「自分で選べるけど、勇気がないと選べないんだ」とシステムを認識する必要がある。

勇気はもちろん鍛えられる。

だけど、こればかりはクラウド上にも無いし、外注もできないし、Amazonも取り扱っていない。

日々コツコツとした積み重ねでしか手に入らない。

後は勇気りんりんな人間に触れていくのがいい。目的に向かってリスクを取れるクールなやつと過ごすのだ。

間近にいないのであれば、本だのロックだので勇気を注入していくぐらいしかない。

僕がロックを聴き続けて、何かを読み続けてきた根源はそこにあったのだと、近頃感じまくっている。

もう寒い。あんなに暑かったのに。人生こんなものだ。「あんなに」ばっかりだ。