見出し画像

夢のはなし

ちびっこたちの夢ってころころころころ変わるじゃないですか、主に周りの友達とかの影響で。プリキュアから魔法少女からお花屋さんとかケーキ屋さんまで。

私もずっとそんな感じで一般的な夢を抱いてきました。
小学校くらいまでそんな感じで、5年くらいまでは建築士だったなぁ。親がビフォアフ見てていいねって言ってたから。匠かっこよかったし。

その後くらいからやっと自分で夢ってなんぞや。みたいなことを考えだした気がします。
そんときに考えてたのは、女優って…かっこよくね…?
みたいなことでした。中二病真っ盛りでした。喧嘩上等的なこじらせ方をしてました。はずかしい。

小学校の卒業式の将来の夢発表のときには女優って言ってた気がします。

中学からは中二病も落ち着いて?きたのかその裏側に興味を持ち始めました。裏方ってかっこよくね…?的な。
自分の容姿にも自身が持てなくなってましたし。
まあそんなこんなで映画監督。という夢を中学校時代は追いかけてました。
高校もそれで決めました。いい部活があるってネットで見かけて、だいぶ偏差値も高いし友達にも無理だって言われてたけどそこに行くことに成功しました。

正直高校の部活動は思っていたよりもブラックでその上部員ともあまりうまく行かず。また先輩もいない。頼れる人がほぼいない。思い描いていた夢は儚く砕け散りました。でもそこで私の夢はさらに勢いを増し、意地でも映画を学んでやるという気持ちに突っ走っていっています。

正直に言うとそこまで映画が好きだったわけでもなく、ただただ芸能界に強い憧れと自分自身の冴えなさに嫌気が差していたという極めて邪な夢です。部活動でも楽しかったかと聞かれるとそこまで楽しくはなかったです。いや、楽しくはなかったし、常にしんどくてたまに円形脱毛症なってました。

でも、自分の表現をするってことは個性に注目してもらえて、冴えない自分じゃなくなるんです。演技してるときは地味な自分じゃなくて『登場人物』になれる。好かれるか分からないけど、とりあえず頑張れば良いにしろ悪いにしろ、印象に残るようなキャラクターになれる。作れる。
そこが魅力です。

正直まだ冴えない女だと思ってるしこれから咲き変えることができるのかも分からないけどこれからの人生で自分を冴えない女だと思えないようにするっていうのが今の目標であり、夢です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?