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世界一周 day46【首都ブカレストへ 1dayブカレスト観光🇷🇴】

5/23、7時起床。

今日はブラショフからブカレストへ戻る日です。
準備と3泊したので宿の片付けも。

8:00、出発。

朝のブラショフはやや閑散としています。


このバスターミナルの景色も今日で最後。
なんだかんだ4日間全てお世話になってます。

バスチケットを買って、8:25頃に駅の近くまで行くバスに乗る。

ブラショフの市バスはどうやらクレジットカードが使えるのかもしれません。説明がルーマニア語のみだったのでよく分かりませんが、使っている人も見たのでいけそう。観光客も行けるかどうかは不明です。

今はネットで「ブラショフ バス 乗り方」と調べても、切符を買って乗りましょうとしか出てこないので、新しく導入されたんですかね。ブラショフに来る次の旅人よ、「ブラショフ バス 乗り方 クレジットカード 」で検索したらヒットするように開拓してください。

さて、ブラショフ駅に到着。

無事に切符も買って、相方はパン屋さんでまたパンを買ってました。しかも今日は電車の長旅があるので2つも!


とりあえずホームへ。

特に案内があるわけでもなくどれに乗ればいいのかわからないですが、駅員ぽい人に聞けば親切に教えてくれます。

とりあえず入線してきた鉄道があったので、聞いてみたらコレだよとのこと。30分前でも来ることあるんですね。聞いてよかった、飛び乗る。

2×2のボックスシートでした。

1人64.5レウ(2,200円ほど)

9:15、定刻通りに出発です。

鶏がホームの近くを歩いてました。田舎だなぁ〜。

少し経った頃、相方が携帯を片手に顔を段々と傾けてきて頭がコクコク。

横を見たら寝てました。

それを見て、目の前に座っていた男の子(たぶん20歳くらい)がややニヤニヤ笑っている。
向かいの席にいた叔母様方も笑っていました。

そして相方がふと目を覚ました時に、前に座っていた男の子が話しかけてきました。

ハイチ出身アメリカ育ち、ルーマニアに来て3年、ブラショフで会計学を勉強している学生だそう。ルーマニアという国や、ルーマニア料理の事、世界一周の事、あとは日本のアニメなどの話をしました。

凄く良い子でした。またどこかで!

結局、10分ほどの遅れ。
12時前にブカレスト北駅に到着。

ブカレスト北駅で大きいバックパックを預けます。

場所はココ。電車の降りて、ホームからそのまままっすぐの通路右側にあります。荷物マークがあるので、すぐにわかりました。

1人12レウ。ヨーロッパの割には安いです。

このままメトロでブカレスト北駅から、ブカレストの国会議事堂(通称: 国民の館)に向かいます。

メトロで5-6駅、15分ほどで到着。

案内はよく分かりませんが、路線図はあるので行きたいところまで何駅か確認しながら乗ります。

そして、駅からも少し歩いて見えてきました。

アメリカにあるものに続いて、世界で3番目に大きい国会議事堂らしいです。(建設当時はペンタゴンに続いて世界2番目)

しかしこの国民の館、かなり負の歴史がある建物。

ルーマニアという国は元々かなり貧しかった中、当時の大統領であったチャウシェスクが、1,500億円と投じて豪華絢爛な国会議事堂を建設。かなりの悪政で独裁政権でもあったチャウシェスク政権は、完成途中で崩壊したものの10年以上もかけて建設し、完成。完成からまだ20年と少ししか経っていません。

上記の経緯なども踏まえて要約すると、少し前のルーマニアは国民が飢餓で苦しんでいるのに、国のトップはお金を使ってこんなに良い建物を作っていたということです。

なんだか、やっていることは今の日本の政治と変わってませんね、、、?

おい、岸田!聞いてるか!
お前がやっていることは昔々のルーマニアとほぼ同じだぞ!日本国民の為に何かしろよ!

さて、話を戻す。

ただこの国民の館、中は確かに豪華絢爛なので一見の価値はあるそう。事前予約が推奨されておりますが、ルーマニアの電話番号で電話予約しないとダメらしいです。ただ番号はないので、ダメ元で当日行ってみることに。

その結果、ダメでした。

自分たちが行ったのは木曜日でしたが、英語の見学ツアーは来週月曜日まで一杯と言われました。

がーん。

様子を見ていると、同じような観光客はちらほら。

確かに1回のツアーで20人ほど。しかもブカレストは見所がそこまで多くないので、みんな国民の館には来るはずです。そりゃ観光客の数を単純計算しても、見れずに溢れる人は大勢いますよね。

あんまりココで儲けるつもりはないのでしょう。

さて、ダメならダメで仕方がない。

外で写真を撮って国民の館をあとにします。

建物出てすぐは斜めに撮ってギリ全部入る

13:00、ブカレストの旧市街方面へ。

めちゃくちゃ綺麗。

因みにこの首都ブカレストは「東欧のパリ」とも言われてます。

確かに凄く似ているような気がしますね。治安がやや悪そうな感じも含めてですが。

14:00、お昼は近くの人気チェーン?なケバブ屋さんで。


2人で67レウ(2,100円ほど)
首都だからかやっぱりすこし物価は高いかもしれません。



その後はブカレスト旧市街とその周辺をぶらぶら。

結構、街並みは綺麗です。

教会などもいくつかあります。あまり詳しくは調べてないですが、ブカレスト最古の協会など、ちゃんと有名なやつらしいですね。

ルーマニアの革命広場もあります。

どうやらココ、ルーマニアの歴史を語る上では絶対に外せない場所のよう。

1989年12月21日、奥の建物の2階バルコニーでチャウシェスクは演説をしていました。

ただココの演説で初めてチャウシェスクに対するブーイングが聞こえて、演説の場が抗議の場に変貌したそう。(国民の館でも述べた通り、チャウシェスク政権は独裁政権で国民は苦しんでました。)

国民達の抗議は一向に収まることなく、遂には一部暴徒化まで発展。チャウシェスク夫妻はヘリで逃亡するくらいに国民は大激怒したそう。

その結果、チャウシェスク政権の崩壊、そしてルーマニア社会主義国の崩壊に至るそうです。凄くザックリですが、この一連がルーマニア革命と呼ばれるみたい。

尚、チャウシェスク夫妻は死刑執行されたそうですが、この2人を最後にルーマニアでは死刑廃止になったそう。

へぇ〜。



チャウシェスク、最後の演説の場。

その後はカフェで1時間半ほど休憩。

17:30、ブカレスト北駅に戻ります。

帰宅ラッシュ時間でやや混雑。

ブカレストはスリなど多いみたいなので、気を付けましょう。

18:30発の電車でブカレスト北駅から空港へ。

19:00、空港到着。

深夜2:15、夜のフライトでドバイへ向かいます。

チェックイン出来るまで、4時間ほど時間がある。
携帯で写真の整理をしたり、日記を書いたり。

途中でスーパーにも行って、現金を使い切りました。

また、空港警察みたいな人にパスポート見せてと声をかけられる。実はブカレスト着いた時の空港泊でも同じように声掛けられてパスポートを見せてと言われてました。

空港に長期滞在しているアジア人、滅多にいないから珍しいのでしょうか。それとも怪しい?

小さいですが、簡素な空港。

何故か3時間前になっても出発便一覧の中に自分たちのフライトが乗らなかったものの、自力でカウンターを見て探す。こんな経験は初めてです。

23:30、チェックイン完了。

とりあえず、キリもいいのでday47は出発前からで👋

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