仮想通貨の失敗 これもまた学習です。
2020.12.13です。
ここ数ヶ月の仮想通貨取引の失敗談をお伝えします。参考にしてください。
円で日本株を売買する。ドルで米株を売買する。株式を売買するのは仮想通貨売買に比べて比較的簡単に理解できます。
仮想通貨売買は困難です。仮想通貨売買は法定通貨と仮想通貨の往復があるため、この辺りをお伝えします。
仮想通貨には、ビットコインとアルトコインがあります。前回お伝えした通りです。
ビットコインの購入は日本の取引所で購入する事で問題ないと思います。みんなの仮想通貨で検索すると、最近ではGMOコインが手数料面で人気があるようです。
一方、アルトコインについては、国内においては、販売所で購入になります。取引所と販売所では、手数料の問題があり、販売所で購入するだけでかなりの手数料が取られます。
例えばbitFlyerでネムというコインを購入する場合、価格は1コインあたり27.782円となっています。
しかし、購入ボタンを押すと、
1コインあたり30.596円となっています。およそ3円近い差がありこれが販売所の手数料になります。この手数料は需給やコイン種類によっても変化する為より多くの手数料がかかるタイミングもあります。
私は、バイナンス（Binance)という取引所を利用しています。国内のものとの違いは、取引の通貨が円でなくビットコインだという事です。
バイナンス（Binance)のURLはこちらです。ここから口座開設が出来ます。
バイナンス（Binance)での取引の良さはアルトコインの購入手数料が極めて安いところです。下記に取引所履歴を載せていますが、購入枚数の0.1%です。
例えば、bitFlyerでネムを1000枚購入した場合、2814円かかりますが、バイナンス（Binance)で購入すれば27.782円ですみます。
ここから私の失敗談をお話しします。
bitFlyerで9/19にビットコインを当時の1ビットコイン114.6万円単価で購入して、バイナンス（Binance)に送金し、ネムを購入しています。下記にみんなの仮想通貨画面をつけていますが、1ネム単価が12.033円でした。
なぜネムを選択したかは次回お話しする事にします。
9/2に上昇し、調整局面を迎えた位のタイミングになっています。
下記にネム(XEM)オーダー履歴を載せていますが。
高値になり、売る。安値になり買う。売買を実感していますが、そこまで値動きはない状態が進行しています。
ネムのコイン枚数は25015枚になっています。
11月末ごろから上昇が始まり、
上記、1ネム単価16.930円
ここで全量、売却しています。
16.93-12=4.93
1ネムあたり4.93円の利益ですから25015ネムで12.3万円位の利確になります。調整が入ると予想しましたが、そこから更に急騰しているため一つ目のミスがこの点です。
ここについては、自分のルールで動いているため仕方がないのですが大きなミスは次です。
上記の価格の下を見て頂くと0.000008となっています。これは1ネムあたりのビットコイン単価になります。
ネム購入時の9/19当時ビットコインの価格は
1159261円です。
ネム売却時の11/24のビットコインの価格は
1986689円です。
バイナンス（Binance)の基軸通貨はビットコインです。法定通貨の円やドルではないという事です。つまり、ネム売却時は法定通貨の円になるのではなく、仮想通貨のビットコインに換金されます。
つまり、アルトコイン売却時、ビットコイン価格が高騰していればアルトコイン購入時とアルトコイン価格が同額だとしたら換金されるビットコイン枚数が減るという事です。
まとめますと、私が利確をしたタイミングで利益が出ているのは法定通貨の円ベースの話であり、仮想通貨圏内では、基軸通貨のビットコインベースではマイナスになっているという事です。
売却時、この換金されたビットコインを法定通貨に変えれば利益が出ます。しかし、私は法定通貨の円に変えるつもりはありません。出た利益を何かに使うのが投資の目的ではなく、資産を増やす事が目的です。
この観点からすると、今回のトレードは失敗です。
国内取引所、販売所で取引をしている方からするとこの心配はないですが、そもそも国内でアルトコインを購入している場合、本来の価格での取引ができていないわけですから自身で今一度学習し、海外の取引所での取引を検討してみてください。そして、その際には私と同じ失敗をしない様に取引を行ってください。
現在、ネムの将来性に着目し、改めてネムを購入しています。ビットコイン価格、ネムの価格共に上がっていますから、法定通貨ベースでは利益が出続けていますが、ネムの枚数は減っています。
私は今後、仮想通貨が現実社会の決済方法としてより普及していく、インフレデフレに対応できる通貨として期待をしている観点から仮想通貨に資産の1〜5%は投資していくつもりでいます。
また経過をご報告します。
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