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【募集終了】魔法使いの見習い、募集。



1.匠宿の魔法使い

静岡市丸子にある「駿府の工房 匠宿」は、国内最大級の伝統工芸体験施設。各工房には竹、染、木、漆、土をつかさどる魔法使いが、工房長として在籍しています。
匠宿の魔法使い=匠宿で日々ものづくりに励む職人。
その手から作品がつくりだされる様は、まるで魔法のよう。
(そこで出来た映画が『魔法使いの見習い』。後ほど紹介します)

そんな職人たちに一日限りで弟子入りできる貴重な体験を、この夏ご用意しました。
普段はなかなか直接教えてもらうことのできない、昔から伝わる魔法のような技術を習ってみませんか。

※LINE会員先行受付 7/6~7/13(終了)
※一般募集 ~7/23(日)締切 (終了)

2.募集概要

駿河竹千筋細工、お茶染め、木工指物、駿河漆器、陶芸、それぞれの職人が3名ずつ弟子を募集します。

【 対象年齢 】小学4年生~中学3年生
【 募集人数 】各3名
【 時  間 】各日 9:30~15:30
【 料  金 】各6,600円(税込・ランチ代込)

【 体験日程 】
8月5日(土) 駿河漆器 / 藤中知幸
『漆の世界に飛び込んでみよう。』

8月6日(日) 陶芸 / 前田直紀
『土を知ろう、土と遊ぼう。』

8月19日(土) 木工指物 / 戸田勝久
『戸田の頭の中を覗いてみよう。』

8月20日(日) 駿河竹千筋細工 杉山茂靖
『竹が織りなす繊細さと力強さを体感しよう。』

8月26日(土) お茶染め / 鷲巣恭一郎
『お茶染めの魅力に触れよう。』

【応募方法】
応募フォームよりご応募ください。
締切:7/23(日) ※終了
https://forms.office.com/r/nh27mMsKYb
※人数が定員より多い場合は、抽選とさせていただきます。
※結果については、7/26(水)までに当選者にのみご連絡差し上げます。

【その他】
・保護者の方は、9:30~10:00の説明・映画視聴と15:00~15:30の終了書授与の会にぜひご参加ください。(10:00~15:00の見習いはお子様のみの参加となります)
・安全には万全を期して行いますが、道具など使用するため多少のけがの可能性はございます。ご了承ください。

【 お問合せ先 】
054-256-1521(匠宿代表電話)


3.職人紹介

工房 木と漆 工房長
東京都出身。 21歳から駿河漆器の第一人者の鳥羽漆芸で修業した後、職人として独立。伝統的な漆塗りから、デザイン、アートの世界まで幅広く、先の時代を見据えて製作をする。伝統の技術に今の時代の感性、感覚を取り入れつつ、多くの方々に使っていただける、感じていただけるモノを目指して、とらわれることのない活動を続けている。
 
漆器製造販売 藤中 代表
静岡漆器工業協同組合 副理事長
するがクリエイティブ所属

第47回 静岡県美術家連盟展 NHK静岡放送局賞
第49回 静岡県美術家連盟展 静岡県美術家連盟賞
第38回 静岡県工芸美術展 朝日新聞静岡総局賞
第40回 静岡県工芸美術展 中日新聞東海本社賞
第44回 静岡県工芸美術展 静岡県知事賞
第3回 Design Intelligence Award Best100(中国)
第60回 ふじのくに芸術祭2020 静岡県芸術祭賞
令和3年度 静岡市芸術文化奨励賞
第32回 工芸美術日工会展 日工会賞


工房 火と土 工房長
藤枝市出身。大阪産業大学環境デザイン学科卒、京都宇治にて修業。NHK文化センター元講師。 国内だけでなく、フランス、台湾、韓国、フィンランド、イタリア、チェコ、中国、ハンガリーで展示や制作を行う。 静岡ならではのお茶に関わる道具や食器や花器を中心に制作。陶芸作家としてだけでなく、セラミックコミュニケーターとして、ワークショップ企画や公開制作、陶芸の可能性を広げる活動を続けている。
 
NHK 文化センター元講師
静岡県工芸家協会 理事
するがクリエイティブ所属

令和2年度 静岡市芸術文化奨励賞 受賞
令和5年度 静岡県文化奨励賞 受賞


工房 木と漆 工房長
焼津市出身。地元静岡の住宅工務店に勤務後、手仕事の木工職人を志し伝統的な京指物の世界で経験を積む。静岡に帰郷し、家具指物の職人に師事。手仕事の精度、機械仕事の生産性、その両立を目指し独立。

2017年 静岡の工芸産地・丸子にて工房を構える。
2018年 更なる仕事の質を求め、職人街・田町に拠点を移す。
2021年 匠宿内に工房移転。

こぞう匣スタイル 代表
するがクリエイティブ所属

第43回静岡伝統工芸展 静岡県知事賞
[欅 二十角留継 茶筒 Tutu]


工房 竹と染 工房長
静岡市出身。 経済産業大臣指定、静岡を代表する伝統的工芸品・ 駿河竹千筋細工。 残ってこその伝統工芸と、お客さまからの依頼にはできるだけ応え、デパートなどの催事では実演作業にトークを交え、唯一無二の魅力を披露。また、照明作家とのコラボレーションや、旅館やホテルの空間作り、竹林管理や道具作りなど、工房を支える様々な職人の後継者問題とともに、次世代へと繋ぐ発信や新しい試みに挑む。

伝統工芸士
 
駿河竹千筋細工新作展 静岡市長賞
静岡伝統産業工芸展 静岡県知事賞
静岡伝統産業工芸展 静岡特産工芸協会会長賞


工房 竹と染 工房長
鷲巣染物店5代目。静岡市出身。静岡市指定の伝統工芸技術と、静岡の最大の資源であるお茶産業を掛け合わせて、新しい産業を創出することを目指し、製造工程で出る製品にならない茶葉を染料として使用した「駿河和染」の型染め技術による、本山茶染めを得意とする。その他にも、様々な素材への染色を試みて可能性を広げようと模索中。

お茶染めWashizu. 代表
静岡市染色業組合 理事
するがクリエイティブ所属

2019年 HoD共同プログラムにてミラノサローネ出展
2021年 O-CHAパイオニア賞【CHAllenge賞】
2022年 第48回静岡県工芸美術展 県知事賞受賞
2023年 第97回 国展入選


4.ショートフィルム『魔法使いの見習い』

映画『魔法使いの見習い』

2023年5月に静岡カンヌウィークにて初公開した、匠宿が舞台のショートフィルム『魔法使いの見習い』。今回の体験のきっかけとなった作品です。

伝統工芸をきっかけに動きだす、親と子、孫と祖父、家族の心の繋がりと絆を描いた物語。キャストは、静岡市出身の佐津川愛美さん、宮地美然さん、六平直政さん、庄野崎謙さん。

現在、下記日程にて匠宿で上映中です。
撮影時のメイキングもYouTubeにて公開中ですので、本編とあわせてお楽しみください。

【メイキング映像】

【上映日】
7/22(土)~30(日)
8/1(火)~31(木) ※休場日を除く

【上映時間】
10:30 / 12:30 / 14:30

【上映場所】
匠宿伝統工芸館

【入場料】
無料

【あらすじ】
祖父の泰助に静岡へ招待された大西華(7)たち娘家族、何故か不機嫌な母の琴美(32)と祖父との板挟みの父の涼太(35)。
家族がたどり着いたのは「駿府の工房 匠宿」と言う伝統工芸を体験し学ぶ施設だった。
前掛けをして、職人になる為の修業をしている泰助。
この日、華と泰助は「魔法の様な匠たちの技」「美しさと暖かさが宿る工芸」に触れながら家族の時間を過ごしていく。
仕事ばかりで家庭を顧みない父親だった泰助の様変わりに怪訝な琴美。
義理の父にあたる泰助と華のやり取りを見つめる涼太。
そんな時、琴美の目に留まる駿河竹千筋細工の花器・・・
なぜ泰助は、駿河竹千筋細工を学ぶのか?親と子、孫と祖父、家族の心の繋がりの物語が語られる。


素敵な夏になりますように。
ご応募お待ちしております。

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