見出し画像

Get Back‼︎

先日、Superflyのライブに行きました。
Superflyのライブに行ったのは初めてでしたが、
ファンクラブ先行予約分で見事チケットをゲットできたので非常に良い席でしたね…。

Superflyのファンになったのはここ一年くらいで新参者なんですが、一気に好きになれるには十分なほどいくつも理由がありました。

「フレア」

最初は、「あぁ、知ってる曲は愛をこめて花束をくらいかな…」なんて思ってました。いやいや、よく考えたらそんなことない。大学生の頃、NHKの朝ドラ「スカーレット」のオープニングテーマ「フレア」をききながら毎朝起きていたではないか…!みたいな。あれは良い曲だったですね。


「愛をからだに吹き込んで」


とりあえずベストアルバムでも聞いてみるか、ということできいていたら「あれ、これはカープのチャンステーマの曲…そういやこれもSuperflyだったな…!」という「愛をからだに吹き込んで」。なぜかはわからんけど、この曲をきくとエルドレッドを思い出す。


「サンディ」

Superflyファンになる前から知ってたこととして、いきものがかりの吉岡さんとSuperflyの越智さんはデビュー年が近くてプライベートでも仲が良い、ということがありました。そんな中で、この曲は実は当時活動休止中(放牧中)だったいきものがかりの吉岡さんのことを思って作った曲だ、というエピソードをきいて一気に親近感が湧きました。

「おはよう 君が始まるね ありのままで大丈夫」っていう歌詞がこれから新しいことを始めようとするときの自分に自信を与えてくれるような気がして、すごく好きになりました。


「Gifts」

これも不意にYouTubeで聞いたんですが、僕が大学の時アルバイトしてたレンタルコーナー屋さんでむちゃ流れてたなぁ…と。当時アルバム「O」が発売されたばかりで、すごい人気で返却場所も覚えてるし、印象に残る曲だったなあ…。


好きになったきっかけはこのあたりにしておいて…。

やはりライブですよ!
対面のライブの良いところは、全身で音という振動を感じられるところとか、少しもやがかかった会場の空気にライトの光が差し込むと見える一筋の光とか、そういうのがすごく好きです。

聞きたかった曲はほとんど聞くことができました…。なんか感情が昂ると涙が出るのは人類共通でしょうか…(?)

特に印象に残った曲はこちら。

「輝く月のように」

これはもう最強に好きな曲なんですが、生で聞けて震えましたね。


「On Your Side」

これももう忘れられない名曲。なぜなら97年生まれの代は、高3の夏の熱闘甲子園のテーマソングがこの曲だったからですね。

高3当時は肩も怪我してたし、試合も出られなかったし、自分自身がすごくもどかしかったのもあって最後の試合は涙すら出なかったけど、あの経験がここまでつながってくるのかと思うと感情が昂りました。スポーツないし野球やっててよかったなぁと思えた名曲でした。

あとは先日参加させてもらった大学の同級生の結婚式のときにこの曲の流れるタイミングが最高に良くて、あのシーンを思い出しました。笑


日本がドイツに勝利した歴史的な日に「タマシイレボリューション」もきけたし、「愛をこめて花束を」、「Beautiful」といった名曲、初めて生で披露された「Presence」、知ってる曲ばかりで初Superflyライブだったのに大満足でした…。

最後に、中でもやっぱり嬉しかったのは、自分が携わった商品を着けている人たちを生で見ることができたこと。

「一人の人間としては分かりあえない、つながることができないと思っていた人たちにも歌はつながっている。個人が超えられない分断を超えていく。分かりあえない者同士のつなぎ目となる。それが悲しみであれ、憎しみであれ、無理解であれ、無関心であれ、歌はときに軽やかにその壁を飛び越えていく。」(犬は歌わないけれど 水野良樹 p.138より)

僕はこれを仕事の目標にしているのですが、これが少しだけ実現された瞬間を垣間見た気がしました。

忘れられない、そして忘れたくないと思えた1日でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?