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皆さんこんにちは。能力再生相談所、内匠です。

先日、『ブレインプログラミング』を少しご紹介したと思いますが、今日はその続きと言いますか、これを読んでいて気付いた「挫折の法則」について書きたいと思います。

挫折の法則・・・これには大きく3つの要素があると私は思います。

要素1…目標設定をしても具体的な行動に移せない

要素2…失敗のイメージが湧いて、そして結果その通りになる

要素3…現状維持が心地よい

どういうことか、それぞれ見ていきましょう。

まず要素1です。これは『ブレインプログラミング』の中にも記載がありましたが、目標が漠然としていて、あるいは大きすぎて(高すぎて)、具体的に何をしていいかわからない状態になっていることが一因です。

簡単な例を挙げると、ダイエットしようと目標に掲げたとします。しかしダイエットしよう、というだけでは具体的に何をしたらいいか漠然としてますし、運動しようとか食事を変えようとか言ってもどれぐらいやったらいいかとかがないと脳がついていけないようです。

なので、こうした場合には半年で6キロやせる、そのためには運動は日々何をする、食事はこうする、などという形で行動を細分化していく必要があります。

次に要素2です。これはネガティブ思考の方は言われなくてもわかりますね?成功体験が少ないのもあるでしょうが、とにかくあれやろうと思っても、失敗するイメージしか湧いてこないですからね。無理に成功のイメージを持とうといっても普段そういう思考に慣れていないとなかなか成功のイメージなんて湧いてこないものです。

しかしです。失敗のイメージが湧いたらやっぱり実は脳はそのイメージに向かって行動するので、たまに成功することはあってもやっぱり失敗する確率が高くなります。本書によれば、脳は現実と想像(イメージ)との区別がつかないそうです。となると、当然失敗するイメージが湧けばそれに縛られるわけですね。

私の実際の体験…会議がある日の朝は、「今日はみんなのおかげでいいアイデアが出て、そして目標に向かって解決策を出せる!皆さんありがとう!」

という風にその時の会議場のイメージを思い浮かべ、そして出席されるであろうメンバーに感謝の気持ちを持って出勤します。

すると、毎回ではないですが、なんとなく思ったような結果に向かって会議が進んでいくように思います。まだ明確にそのことが立証できてないですが。別の例…私の趣味のテニスでの体験では、最近、苦手なプレーでいつもネガティブイメージを持っていて、そしてやっぱり失敗する、ということが続いていました。先日のレッスンの時には、これを試してみようと思ってプレー前に苦手なプレーが今日はうまくできるイメージを何度も繰り返して頭の中で映像を流してやってみました。

まったくその通りにできた!というわけにはいきませんでしたが、いつもよりはうまく打ち返すことができたし、普段はミスするスピードの球にもついていけました。まあ、これも実証するにはもう少し時間がかかりますが。

そして要素3。自分の成長を阻むものは身近な周囲の人ばかりではなく、実は自分自身でもあるということです。

要は、今のままというのがすごく「楽」で「居心地が最高にいい」わけです。例えとしてて適切かどうかわかりませんが、なじみのレストランにしか行かない、とか、ランチタイムでいつもA定食しか頼まない、B定食も気になるけどやっぱりA定食、みたいな感じです。

ちょっと飛躍感は否めないですが、自分が新しい領域に入ろうと頭では思っても、その場所に馴染む前に今の方がいいや、となってしまい先に進めないということです。

この3つ目の要素は、自分との戦いですね。その新しい領域が心地よくなるまで訓練していくしかないと私は思います。一度そこが心地よくなればステップできると思うのですが、そこに行くまでに自分でやめてしまうのでちょっとたちが悪い。そしておそらくですが、ここを通り抜けるためには、現状維持がいかに自分にとってネガティブで、そして新しい領域が自分にとっていかにポジティブであるか、を自分が納得するまでそのことを全部書き出すとかしないとだめなのかもしれません。

いかがでしたでしょうか。ちょっと取り留めなかったところもあったかと思いますが参考にしていただければ幸いです。

それでは本日も雑文、ご一読ありがとうございました。




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