安田記念

割引あり

東京芝1600㍍、向正面の右奥からスタートして少し下り、3、4コーナーを回り直線へ、3コーナー手前で上り坂をがあり、直線でも坂を登るコース。3、4コーナーでペースが緩むかどうかで展開が大きく変わるコースでもある。
メンバーを見るとウインカーネリアンが3ハロン34秒台で逃げる競馬をしており、ハナを奪い、タイプ的にはキレるタイプではないので後ろが脚を溜めにくいような厳しい展開を作りつつ、自分も粘れるような走りをしそうな気がする。
ドーブネも前走逃げて結果を出しているが、ペースを見る限りハナはウインカーネリアンになると考えてSペースにも、ならないような展開で予想したい。
◎5ナミュール
出遅れや不利により、勿体無いレースがいくつかあり、実力的に上位だが、買いづらくもある馬であるが、何もなく力を発揮できれば間違いなく馬券ないにやって来る馬だと思う。昨年の安田記念は出遅れで競馬にならなかった、同じく昨年のヴィクトリアMも不利があり、度外視出来る内容。逆を言えば赤松賞や東京新聞杯、富士Sでは同じ東京芝マイルの舞台で好走しており、舞台はもってこい。マイルCSでは秋のタフは馬場で後方でジッと脚を溜めて直線では大外から一気に追い込んでくるなど、末脚はものすごいものを持っている。広い東京に替われば包まれる事も少なく、能力も発揮しやすい。香港マイルでも強敵相手に3着と今回のメンバーでも上位間違い。また、前走は出遅れてしまい、追走するのに脚を使っている事や、直線でいざ、伸びるというところでドゥアイズがマスクトディーヴァとの競り合い後に外によれてナミュール自体が詰まってしまっている事。レジェンドでも手に負えないアクシデントだらけだったと思えば、中2週でもまともに競馬をしなかった為に今回の方が逆に状態がいい場合すらある。武豊騎手も継続騎乗で2回目の騎乗、先週の横山典弘騎手のダービー優勝を目の前にしてまだまだやれるところを見せたいと燃えてるに違いない。そして馬番5番。2週連続レジェンドジョッキーが赤帽で偉業を成し遂げるはずだ。それと、上にも書いているが、ヴィクトリアMでのマスクトディーヴァVSドゥアイズの直線での攻防を是非みてほしい。競輪の南修二と大塚健一郎の競り合いを見てるかのようだった。
◯13ステラベローチェ
前走は大阪杯4着、中団でジッとして、直線に向くところから外に出してジワジワと伸びてきての4着、スタートしてから2区間のラップの緩みはあったが、そこからは11秒台をずっと刻んでおり、11.8-11.5-11.5-11.4-11.4-12.2とかなりタフな展開だったと思われる。そんな中、2番手から押し切ったべラジオオペラは相当強い競馬をしたが、1番外に出して伸びてきたこの馬も十分強い競馬をしたと考えるべき。また、今回の安田記念は月曜日からの雨で馬場が日曜日にどうなるか正直わからないところもあり、その影響により、良馬場の高速馬場にはならない可能性もあります、タフな馬場になるんではないかと思う。ウインカーネリアンの逃げるペース×馬場状態=タフ。そう考えると新馬戦の稍重、サウジRCの不良、神戸新聞杯の不良と馬場が悪いところでパフォーマンスが上がるこの馬に風が吹いていると思われる。皐月賞でも稍重でエフフォーリア、タイトルホルダーの3着やダービー、菊、有馬と強敵相手に3.4.4着と好走してるし、今回も期待しかない。
そして、ダービーを制した横山典弘騎手が今週も武豊騎手と共にレジェンドワンツーを見せてくれる事を心の底から見たいと思う。
▲7ロマンチックウォリアー
正直、海外の馬であり、よくわからないと言いたい。ただ、現在G1を4連勝しており、強くなければこんなにG1を連勝なんて絶対にできない。そして、良馬場や重馬場と今まで様々な馬場でも対応し、走ってきており、弱点すらわからない、プログノーシスに勝っており、日本でプログノーシスと言えばあのイクイノックスになんとか、食らいついたり、かなり上位の馬であるのは確かな事。また、負けたターンブルS?も初の海外遠征でトップハンデ59キロの4着と強さは示しており、日本への遠征を考えてもそこまでマイナスとは言い切れない。その次のコックスプレートでは左回りで直線1ハロンないところでの差し切りだったり、やっぱり軽視はできない。
唯一、弱点ではないが、騎手がマクドナルドと言うのが出来ればモスバーガーの方が良かった。その点でマイナスである。モスバーガーなら対抗まで評価を上げたに違いない。もう一つ、この馬は宝塚記念にも登録しており、もしかすると距離的にもそっちを1番に考えている可能性がある。日本の馬場でぶっつけより一度使って宝塚に備える。そんな思惑すら想像させるが、強そうで強そうでこわい…。
△2ガイアフォース
昨年4着、この時は高速馬場でラップは少し緩めの後継ラップ、末脚が問われるやや外有利の中を中団に位置し、直線は少しづつ外目に出しながらジワジワ伸びての4着、ちょっとエンジンがかかるのに時間を要したように思う。そう考えると天皇賞秋のようなずっとほぼ11秒台前半の鬼ラップを前受けして粘れてるようにタフな展開の方がパフォーマンスは高いのかもしれない。飛びのストライドも大きく東京は向くはず。前走はダートのフェブラリーSに出走し、それでも驚いたのに2着に来ており、やはり、タフなところでこそこの馬は力がいきるのかもしれない。天候を味方につけて運もあるようだ。
△3レッドモンレーヴ
昨年は6着、後方から追い込んできたが、0.6秒差、ただ、セリフォスやガイアフォース、ジャックドールなど、前々に居てもこのクラスでは残れるような馬場と考えれば位置取り的に向いてない事や去年の時点ではまだ足りなかったと考えたい。ただ、富士Sでナミュールの02秒差と力はつけてきており、展開、馬場次第では前走のような32.2のようなとてつもない脚を繰り広げてくる可能性もある。上がり2位が33.1で3位が33.2なので1秒も速いのは相当凄い。1着馬が4番手からの競馬でこの馬は15番手からでハナ差、3着馬は7番手からで2馬身差をつけている事を再度言っておきたい。ちなみに去年の京王杯は上がり32.6でこれまた1位、良馬場の方が明らかに良さそうだが、抑えておかなければ怖い一頭である。
ちょっと疲れたのでこの辺で終わりにしようと思うが、人気薄の3頭も抑えようと思うので紹介する。
⭐︎4ジオグリフ
大阪杯5着でべラジオオペラと0.3秒差、力は十分、小磁気鞍上不安は否めないが、ダート2戦してからは中山記念→大阪杯と内容が一変、調子は良くなった気がする。クラシックら辺では共同通信杯で稍重、ダノンベルーガの2着や皐月賞ではあのイクイノックスに勝っており、実績はある。この人気なら抑えておいて損はない。⭐︎12フィアスプライド
ヴィクトリアM2着、なぜ、ルメール騎手がこっちに乗らないのか不思議で仕方ないのだが、誰か教えて欲しい。パラレルヴィジョンにはそんなに今後の期待が大きいのか、謎だが、今年初めから言ってきたように坂井流星騎手は今年、飛躍の年。今後も結果を出して来るし、和製モレイラである。ヴィクトリアMのレベルがどうだったかはなんとも言えないが、人気馬の不利やルメール騎手の好騎乗で2着と言えばそこまでだが、実質G1で2着なのは間違いない。追い切りが凄く良く感じると共に馬の状態も良いと思う。そして坂井流星騎手。これによりこの人気、抑えるべき。過去に一度騎乗し2着に来ており心配はなく、何よりオークスのライトバック3着(紐に入れておらず3連単を逃しました。)に続き先週のダービーでもシンエンペラー3着(追い切り良く抑えて🎯)とまた3着に持ってきている。もっと言えばケンタッキー🏇でもフォーエバーヤング3着。もはや大舞台での3着職人と化してしまっている。買う。⭐︎16エルトンバローズ
ここ2走は海外遠征もあり、着順は落としているが、その前に未勝利→1勝クラス→ラジオNIKKEI賞(G3)→毎日王冠(G2)と4連勝で重賞2勝。考え方を変えればロマンチックウォリアーの4連勝も4連勝だが、エルトンバローズも4連勝。力を出せればそれだけ波に乗り連勝する力はあり、そのままマイルCSでナミュールの4着もしていると言う事で証明は出来てると思える。0.2秒差でもあり僅差。
また、毎日王冠勝ちは一説によると安田と相性が良いとか悪いとかそんな事が確か…調べるのも疲れたので気になる人はここに調べてほしいが確か良いデータだった気がする。そして、初ブリンカーは気になる。陣営が試行錯誤して馬具を使って来るという事は何かあるという事。抑えておく。
今回はこれで勝負しようと思うが、皆んなが気になる人気馬、ソウルラッシュ、セリフォスについても少し触れておく。

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